明治安田生命Ｊ１リーグは、12日に２ｎｄステージ第6節の8試合が行われた。5連勝で２ｎｄステージの首位に立つ広島は、ホームで鹿島と対戦。32分にＣＫから先制を許すと、その後はボールを支配しながら守りを固める鹿島の守備網を崩せず。Ｊ１通算得点記録の樹立が期待された佐藤 寿人も不発に終わり0-1で鹿島に敗れた。首位の座はキープしたものの、２ｎｄステージ初黒星。一方の鹿島は今季初の3連勝で、広島に勝点2差の2位に浮上している。
２ｎｄステージに入り好調を維持する柏は、ホームに神戸を迎えた。11分に新加入のエデルソンの来日初ゴールで先制すると、72分に輪湖 直樹が追加点。１ｓｔステージまでチームに在籍していたレアンドロを封じ込め、前指揮官のネルシーニョ監督率いる神戸に快勝。順位も3位に上げている。
１ｓｔステージを制しながら２ｎｄステージでは調子が上がらない浦和はアウェイで新潟と対戦。12分に先制を許す苦しい展開も、26分にズラタンが同点ゴールを奪うと、76分に梅崎 司が鮮やかなミドルで逆転ゴールを奪取。試合を2-1で制し、5試合ぶりの勝利を挙げた。
山形をホームに迎えた川崎Ｆは、自慢の攻撃が鳴りを潜め、ホームでスコアレスドロー。甲府の本拠地に乗り込んだFC東京は、62分に高橋 秀人の決勝ゴールが生まれ、1-0と勝利を収めた。
ここ4試合で3勝1分と好調の名古屋は、攻守に精彩を欠き0-3と横浜FMに完敗。勝った横浜FMは２ｎｄステージ初勝利となった。3連敗中の仙台は後半のゴールラッシュで松本に3-1と逆転勝利。こちらも２ｎｄステージで初めて勝点3を手にしている。
田坂 和昭新監督が就任した清水は、ホームで湘南と対戦。立ち上がりにオウンゴールで失点するも、61分に大前 元紀のゴールで同点に追い付く。ところが77分に島村 毅に決勝ゴールを許し、1-2で敗戦。年間順位で再び最下位へと転落した。
なお、Ｇ大阪vs鳥栖はスルガ銀行チャンピオンシップの影響で、7月22日に試合を消化している。
