明治安田生命Ｊ２リーグは15日から17日までの3日間に渡り、第35節の11試合が行われる。
首位の町田はアウェイで藤枝と対戦。前節は栃木に敗れ、2試合勝利なしとなった。2試合連続無得点の攻撃陣が意地を見せたいところだ。対する藤枝は熊本を下し、9試合ぶりに勝点3を手にした。今季初ゴールを決めた久富 良輔が今節も結果を残せるか。
2位の磐田はホームに山口を迎える。前節は大宮を下し、3試合ぶりに勝点3を手にした。2戦連発と好調の藤川 虎太朗の起用法がカギを握るだろう。一方の山口は東京Ｖに敗れ、2連敗。複数失点が続く守備の修正が求められそうだ。
3位の清水はアウェイで金沢と対戦。前節は山形を下し、12試合負けなしとしている。調子を上げてきたチアゴ サンタナに今節も期待がかかる。金沢は水戸に敗れ、3連敗となった。2試合連続で3失点の守備の修正はもちろん、3試合ゴールのない攻撃陣の奮起が求められる。
4位の東京Ｖは甲府の本拠地に乗り込む。前節は山口を下し、2連勝を達成した。2試合連続完封勝利と堅い守りが備わるだけに、今節もしたたかに試合を運んでいくはずだ。一方の甲府は大分を下し、7試合ぶりに勝点3を手にした。2点のビハインドを跳ね返した勢いを今節にも持ち込み、昇格プレーオフ出場圏内への浮上を狙う。
5位の長崎はアウェイで秋田と対戦。前節は群馬に競り勝ち、3戦負けなしとしている。4戦連発と勢いが止まらないフアンマ デルガドが今節も力強くチームを牽引するはずだ。対する秋田は千葉に敗れ、7戦未勝利となった。失点が目立つ後半の試合運びがテーマとなりそうだ。
4連勝で6位に浮上した岡山はアウェイで山形と対戦。前節は仙台を1-0で撃破した。途中出場から2戦連発のステファン ムークが今節も大仕事をやってのけるか。山形は清水に敗れ、3戦未勝利となった。3試合で9失点の守備の修正が重要なテーマとなる。
大分はホームに徳島を迎える。前節は甲府に敗れ、4戦未勝利で9位に順位を下げている。得点は奪えているだけに、4試合で9失点を喫する守備組織を上手く立て直したい。徳島はいわきを下し、6戦負けなしとした。4試合連続クリーンシートと堅守が光るだけに、大きく崩れることはないだろう。9試合ゴールから遠ざかる柿谷 曜一朗に久しぶりに結果が生まれるか。
仙台はホームで水戸と対戦。前節は岡山に敗れ、4試合ぶりに黒星を喫した。2試合ゴールのない攻撃陣が意地を見せたいところだ。対する水戸は金沢を下し、2連勝を飾った。ハットトリックを達成した安藤 瑞季に今節もかかる期待は大きい。
栃木はホームに千葉を迎える。前節は町田を下し、2連勝。5戦負けなしと好調を維持している。強固な守備組織が備わる一方、攻撃ではイスマイラとレアンドロ ペレイラに期待がかかる。千葉は秋田を下し、こちらは4連勝と勢いに乗る。4試合で3得点を決めているドゥドゥが今節も結果を残せるか。
群馬はホームでいわきと対戦。前節は長崎に敗れ、12試合ぶりの黒星を喫した。先制しながらも逆転を許しただけに、リード時の試合運びがポイントになりそうだ。いわきは徳島に敗れ、2連敗。勝利した前回対戦で2ゴールを奪った有田 稜がキープレーヤーとなりそうだ。
大宮vs熊本は22位と20位の対戦となる。大宮は前節、磐田に敗れ、4戦未勝利となった。シュヴィルツォクが2戦連発と調子を上げてきただけに、3点を奪われた守備陣の奮起が求められるだろう。対する熊本は藤枝に敗れ、4連敗。13戦未勝利と苦しい戦いが続く。攻撃を支える平川 怜が負傷離脱したのも大きな痛手となる。今節敗れれば降格圏に沈む可能性もあるだけに、チーム一丸となった戦いでこの危機を乗り越えたい。
■各試合の見どころをチェック
甲府vs東京Ｖ
秋田vs長崎
仙台vs水戸
大宮vs熊本
山形vs岡山
栃木vs千葉
磐田vs山口
大分vs徳島
金沢vs清水
藤枝vs町田
群馬vsいわき
