明治安田生命Ｊ３リーグは12日に第35節の6試合が行われた。
ホームで奈良と対戦した3位の富山は、42分に酒井 達磨に先制点を奪われると、56分にも失点し、0-2と敗戦。勝点を伸ばせず、昇格圏浮上のチャンスを逸している。アウェイで福島と対戦した松本は、44分に渡邉 千真のゴールで先制するも、80分に追いつかれ1-1で引き分けた。それでも勝点1を加えた松本は4位に順位を上げている。
ホームに讃岐を迎えた岐阜は、52分に生まれた山内 寛史のゴールを守り抜き、1-0で勝利。2連勝で7位に浮上した。長野は近藤 貴司の2ゴールなどで3-2と鳥取に競り勝った。
宮崎vs八戸は1-1で迎えた終盤に激しい撃ち合いとなった。80分に前澤 甲気のゴールで八戸が勝ち越すも、宮崎は84分に石津 大介のゴールで追いつくと、88分に西岡 大志が逆転ゴールをマークした。しかし粘る八戸は89分に再び前澤が決めて土壇場で同点とすると、90+4分に佐々木 快が値千金の決勝ゴールをマーク。劇的な展開で4-3と逆転勝利を収めた。
ホームでFC大阪と対戦した相模原は、スコアレスで迎えた後半に、怒涛のゴールラッシュを展開。65分に橋本 陸が均衡を破ると、直後に綿引 康が追加点をマーク。さらにその後にも増田 隼司の2ゴールなどで3点を加え、5-0と大勝を飾っている。相模原は宮崎をかわして18位に浮上。またこの結果、北九州の20位が確定した。
■試合データ
福島vs松本
鳥取vs長野
宮崎vs八戸
相模原vsFC大阪
富山vs奈良
岐阜vs讃岐
