明治安田Ｊ１リーグは24日と25日に第18節の10試合が開催される。
首位の鹿島はアウェイで横浜FMと対戦する。前節は清水を下し、7連勝を達成した。７試合でわずか2失点と堅い守りが際立つ一方、攻撃では清水相手に決勝点を奪った鈴木 優磨に大きな期待がかかる。対する横浜FMは水曜日に試合をこなし、神戸に1-2と敗戦。これで7連敗と窮地に陥っている。苦しい戦いが続くなか、首位チームを撃破し好転のきっかけを見出せるか。
2位の柏は横浜FCの本拠地に乗り込む。前節は町田に敗れ、連勝が4でストップ。5節以来となる今季、2敗目を喫した。今季最多に並ぶ3点を奪われた守備の修正がテーマとなりそうだ。横浜FCは湘南に1-0で勝利した。古巣相手に決勝点を挙げたルキアンが、今節も結果を残せるか。
3位の京都はアウェイで東京Ｖと対戦。前節は横浜FMを3-0で撃破した。今節は中盤を支える福岡 慎平とマルコ トゥーリオの2人が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手の出来がカギを握るだろう。東京Ｖは広島に敗れ、2連敗となった。終盤の2失点で逆転負けを喫しただけに、試合の終わらせ方がテーマとなる。
4位の浦和は名古屋とのアウェイゲームに臨む。水曜日に川崎Ｆとの一戦をこなし、2-2の引き分けに終わった。その試合で今季初ゴールを決めた中島 翔哉がここから勢いに乗っていけるか。対する名古屋は福岡と引き分け、3試合連続のドローとなった。守備の安定感は備わってきただけに、求められるのは得点力。今季はまだゴールのない山岸 祐也が結果を残せるか。
FC東京vs広島は国立競技場で開催される。FC東京は前節、浦和に敗れ、3連勝はならなかった。3戦連発のマルセロ ヒアンがチームに再び勢いをもたらす活躍を見せられるか。広島は東京Ｖを下し、4連勝と勢いに乗る。加入後初ゴールを決めたヴァレール ジェルマンに今節もかかる期待は大きい。
Ｃ大阪vs福岡は勝点22で並ぶ11位と13位の対戦となる。Ｃ大阪は前節、川崎Ｆに敗れ、連勝が3でストップした。それでも水曜日に行われたルヴァンカップでは京都を4-1で撃破した。その試合で2ゴールを挙げたチアゴ アンドラーデがリーグ戦でも結果を残せるか。福岡は名古屋と引き分け、7試合勝利から遠ざかる。得点力不足に苦しむなか、今季初ゴールを挙げた金森 健志がチームに勢いをもたらしたい。
岡山はホームに町田を迎える。前節は新潟に勝利し、7試合ぶりに勝点3を手にした。日本代表に初招集された18歳の佐藤 龍之介に大きな注目が集まる。町田は柏を下し、4試合ぶりに白星を掴んでいる。2戦連発の林 幸多郎が今節も輝きを放てるか。
新潟はホームで湘南と対戦。前節は岡山に敗れ、3試合勝利から遠ざかる。2戦連発の長谷川 元希がチームに勝点3をもたらす活躍を見せられるか。湘南は横浜FCに敗れ、連勝はならなかった。シュート6本で無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められる。
清水はホームに神戸を迎える。前節は鹿島に敗れ、4試合勝利がない。攻撃の形はできているだけに、求められるのは決定力。北川 航也が流れの中から結果を残したい。神戸は水曜日に行われた試合で横浜FMを下し、2連勝と調子を上げてきた。ともに2戦連発のエリキと大迫 勇也が今節も力強く攻撃を牽引するはずだ。
川崎ＦはホームでＧ大阪と対戦する。水曜日の試合では浦和と引き分け、3連勝はならなかった。その試合で負傷交代したエリソンの状態が気がかりながら、山田 新ら他の攻撃陣が意地を見せたいところだ。Ｇ大阪は神戸に敗れ、2連敗となった。過去対戦では4試合連続で負けがない（3勝1分）相性の良い相手を撃破し、再び勢いに乗っていきたい。
■各試合の見どころをチェック
Ｃ大阪vs福岡
名古屋vs浦和
岡山vs町田
横浜FMvs鹿島
横浜FCvs柏
新潟vs湘南
清水vs神戸
FC東京vs広島
東京Ｖvs京都
川崎ＦvsＧ大阪
