明治安田生命Ｊ１リーグ 2ndステージは3日に第13節の8試合が行われた。
首位の広島と5位のFC東京の対戦は、FC東京が河野 広貴の先制点を最後まで守り切り1-0で勝利。広島はリーグ最少失点を誇るFC東京の堅守を崩すことができず、6試合ぶりの黒星となった。
2位の鹿島は終始試合を優勢に進め、山本 脩斗とカイオのゴールで神戸を2-0で下してアウェイ5連勝。首位の広島と勝点28で並んだ。シュート5本に終わった神戸は4連敗となった。
3連勝中の3位の浦和は、23分に興梠 慎三の3試合連続ゴールで先制するも、31分に鳥栖に同点ゴールを許して1-1の引き分け。勝点1を得るに留まったが、年間順位首位の座は堅持した。鳥栖は吉田 豊の同点弾で4試合ぶりに得点するも、6試合ぶりの勝利はならかった。
柏は工藤 壮人の2得点などで名古屋を3-1と退けて、5試合ぶりの勝点3を挙げた。名古屋は先制されたわずか4分後に野田 隆之介のゴールで一度は同点とするも及ばなかった。なおこの試合で名古屋のGK楢﨑 正剛がＪ１通算600試合出場の偉業を達成している。
三門 雄大のゴールで先制した横浜FMは後半に入って同点に追い付かれたものの、中村 俊輔のゴールなどで仙台を3-1と突き放し、8試合無敗（6勝2分）となった。仙台は4試合ぶりの黒星を喫した。
2ndステージ未勝利の山形は、ディエゴのゴールで湘南に1-0と競り勝ち、待望の勝利で16位に浮上した。対する湘南は5試合勝利なしとなった。
甲府と新潟の一戦は、最後までゴールが生まれずスコアレスドロー。勝点1を分け合った。
年間順位16位の松本と18位の清水の直接対決は、岩上 祐三が得意のFKを直接決め、松本が1-0で凱歌をあげた。松本は年間順位15位の新潟との勝点差を3に縮めた。一方の清水は手痛い3連敗を喫した。
