
新たなシーズンがスタートした明治安田J1リーグは、8月に第1節から4節までが開催された。
開幕4連勝と好スタートを切ったのは柏と鹿島の2チームだ。2025シーズンに優勝を争った両チームが、今季もリーグを牽引する存在となりそうだ。
柏は開幕戦で水戸を撃破すると、続く国立での東京V戦では3-1と快勝を収めた。さらに長崎、清水も連破し、無傷の4連勝で首位に立った。2年目のリカルド ロドリゲス監督の下でボール支配による攻撃的な戦いを実現。確かなスタイルを示すなか、際立った活躍を見せているのが瀬川 祐輔だ。3試合連続で決勝ゴールをマークし、柏に勢いをもたらしている。
鹿島も開幕4連勝とした。開幕戦では終盤の3ゴールで横浜FMに劇的な逆転勝利を収めると、2節の名古屋戦でも土壇場の一撃で競り勝った。3節では福岡との撃ち合いをモノにし、4節の東京V戦では2-0で快勝した。1点差をモノにする勝負強さは今季も健在。4戦連発ですでに6ゴールを記録するレオ セアラの存在も頼もしい限りだ。
開幕3連勝を達成した町田は4試合で13得点と圧巻の攻撃力を示す。相馬 勇紀ら前線に強力なタレントを備えているが、ここに日本代表の小川 航基が加わり、その破壊力はさらに増していくはずだ。
広島は2勝2分で無敗をキープし、FC東京、神戸もまずまずのスタートを切った。
一方、曺 貴裁新監督を迎えた浦和は開幕3連敗と苦しい戦いを強いられた。それでも4節に横浜FMを下し、待望の初勝利を挙げた。失点の多さは気がかりながら、新戦力の南野 遥海が2ゴールをマークするなど、攻撃面は機能しつつあり、9月の反攻に期待が持てそうだ。
昇格チームに目を向けると、初のJ1挑戦となる水戸は3節の京都戦で記念すべきJ1初勝利を挙げた。開幕戦では柏に敗れたものの、G大阪と町田には引き分けており、粘り強く勝点を積み上げている。
8年ぶりのJ1復帰となった長崎は、開幕戦で京都を下したものの、その後に3連敗。4試合で9失点と守備面に不安を残している。
17年ぶりにJ1の舞台に戻って来た千葉は、開幕4連敗といきなり苦境に陥った。4試合で2得点・13失点と攻守両面に課題を抱えている。この状況をどのように打破していくのか。小林 慶行監督の手腕に注目だ。
個人に目を向けると横浜FMの三井寺 眞が強烈なインパクトを放っている。今年4月にプロ契約を締結した16歳は、鹿島との開幕戦でいきなり初ゴールを記録すると、3節の神戸戦では値千金の決勝ゴールをマークした。開幕からスタメン出場を続ける超新星は今季、数々の驚きをもたらしてくれそうだ。
明治安田J1百年構想リーグ結果(8月)