
明治安田J2リーグは、9月に5節から8節までが開催された。
首位に立ったのは仙台だ。5節の湘南戦に快勝を収めると、続く札幌戦には勝ち切れなったが、栃木C、いわきを連破し、3勝1分と9月は無敗で乗り切った。自慢の堅守に加え、攻撃では今季復帰した中島 元彦と武田 英寿が好調を維持する。百年構想リーグを制した勢いのまま、今季の戦いをリードしている。
前月終了時で首位だった大宮は、5節から3試合連続のドローと勝ち切れない試合が続いた。それでも8節の甲府戦では5-1と快勝を収め、開幕からの無敗を守って2位につけている。
J1復帰を目指す新潟、湘南、横浜FCの3チームも上位争いを展開する。新潟は一時は首位に立ち、湘南も粘り強く勝点を積み上げた。横浜FCは5節に新潟を5-0で撃破するなど、攻撃的な戦いを実現。まだシーズンの序盤とはいえ、昇格争いは早くも混戦の予感を漂わせている。

躍進を遂げるのは富山だ。磐田、山形を撃破し、8節の横浜FC戦では土壇場で追いつく粘り強い戦いを披露した。ボール支配率の高い戦いを実現する一方、クリーンシートの数はリーグトップタイを記録。攻守両面で安定感を備えており、今後も上位争いを盛り上げる存在となりそうだ。
前月終了時で2位だった山形は、5節から3連敗を喫し、8位に転落。3位だった藤枝は、9月は未勝利に終わり、9位にまで順位を下げている。3敗を喫した磐田も苦戦を強いられた。
逆に大きく浮上したのは昇格チームの宮崎だ。5節まで白星がなかったが、6節の藤枝戦でJ2初勝利を挙げると、そこから3連勝を達成。19位から一気に10位にまで順位を上げた。得点源の土信田 悠生がG大阪に移籍したものの、怪我から復帰したエースの橋本 啓吾を中心3試合連続で3得点を記録するなど、攻撃サッカーを体現している。
開幕から苦戦が続いていたいわきは、監督交代を敢行。6節から指揮を執る田坂 和昭新監督の下で2連勝を達成するなど、復調の気配を見せる。今治も8節より久保山 由清新監督が就任。初陣の湘南戦は敗れたものの、今後の巻き返しに期待がかかる。
その今治が最下位に沈むなか、大分、鳥栖、甲府、札幌とJ1経験チームも苦しんでいる。なかでも札幌は開幕戦以来、勝利がない状況で、9月も2分2敗に終わった。ボール支配率はリーグで2番目に高い数字を示し、毎試合得点を記録しているものの、結果につながらず19位と低迷する。ここからどのように巻き返していくのか。10月以降の戦いに注目だ。
明治安田J2リーグ結果(9月)