
Jリーグは、未来の子どもたちにも安全にスポーツを楽しむことのできる地球環境を目指し、気候変動の問題解決のためのアクション(以下、気候アクション)を推進しています。その一環として、Jリーグはスポーツを通じた環境サステナビリティの取り組みを数値化し、その進捗や目指すべき方向性をわかりやすく把握できる仕組みとして、国際的なイニシアチブ「Sport Positive Leagues (スポーツポジティブリーグ、略称SPL) 」へアジア初となる参画を決定し、2026特別シーズンより各クラブにおける活動の評価を開始しました。
今回、12月8日(火)に、「Sport Positive Leagues AWARDS 2026」を開催し、2026特別シーズン(2026年1月~2026年6月)における、各クラブのランキングを初めて公表することが決定しましたのでお知らせいたします。
■Sport Positive Leagues(SPL)について
Sport Positive Leaguesは、クラブの気候アクションを数値化し、その進捗や目指すべき方向性を一目で把握できる仕組みです。参画リーグの所属クラブを対象に、気候変動対策にとって重要な12項目の取り組み状況について、多岐にわたる活動の効果をデータとして収集します。
その後、SPL独自のスコアリングシステムで定量的に効果分析が行われ、エネルギー、廃棄物、交通など、項目別に加重を設けて総合点を算出。スポーツファンに馴染みのある順位表形式でSport Positiveからリーグごとにスコアが出され、参画するクラブが横断的に紹介されます。データ駆動型のアプローチにより、環境への取り組みが可視化され、スコアを公表することで最善策の共有を促進し、より高い目標を追求する動機付けが仕組みとして備えられている点が特徴です。
Sport Positive Leagues専用サイト:https://www.jleague.jp/special/sustainability/planet/spl

Sport Positive Leaguesは日本財団の助成を受けて実施しています。
【Sport Positive Leagues概要】
名称:
Sport Positive Leagues (スポーツポジティブリーグ、略称SPL)
仕組み:
サッカークラブの気候アクションを数値化し、その進捗や目指すべき方向性をわかりやすく把握できる仕組み。
SPLへ各クラブから報告された気候変動対策にとって重要な12項目の取り組み状況について、独自の評価基準マトリクスを用いて定量的に効果分析が行われ、項目別に加重を設けて総合点を算出。SPLからスコアとリーグテーブル(順位表)が公表され、活動内容とともに参画する全クラブが横断的に紹介される。
運営組織:
Sport Positive(イギリス)/公式サイト https://www.sportpositive.org/
創設:
2018年、創設者 クレア・プール(UEFA環境諮問委員 他)
その他参画リーグ:
プレミアリーグ(イングランド)、EFLチャンピオンシップ(イングランド)
ブンデスリーガ(ドイツ)、リーグアン(フランス)
Jリーグは2025年の準備期間を経て、2026年1月から正式に参画(アジア初)
評価項目:
(1)ポリシーとコミットメント、レポーティング、(2)再生可能エネルギー、(3)エネルギー効率(4)環境負荷の少ない移動手段、(5)使い捨てプラスチック削減・廃止、(6)ごみの削減管理(7)水の効率的な利用、(8)プラントベース食品、(9)生物多様性、(10)教育(11)コミュニケーションとエンゲージメント、(12)持続可能な調達
ランキングと評価:
評価と公表のスケジュールはリーグごとに設定される
導入後の変化例:
SPL導入後の変化として、2018年から参画したイングランドプレミアリーグの場合、2023年には16クラブがウェブサイトにサステナビリティページを開設し、6クラブが「CO2排出量ネットゼロ」の目標を掲げている。さらにトップ選手がリサイクル推進や電気自動車利用、プラントベース食品摂取などを紹介する動画に出演し、気候アクションに参画。こうした動きはクラブの経営にも好影響をもたらしている。
■Jリーグ Sport Positive Leagues AWARDS 2026開催概要
・日時:2026年12月8日(火)
・場所:都内(一般向けの公開は予定しておりません)
・主催:公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
・登壇者(一部/予定):
Sport Positive Leagues創設者 クレア プール氏
Jリーグ特任理事 内田 篤人
・内容:Sport Positive Leaguesランキング公表(上位20クラブ)、トークセッション
・配信(予定):YouTubeJリーグチャンネル