明治安田生命Ｊ１リーグ 2ndステージは7日に第16節の9試合が行われた。
アウェイ7連勝中の首位広島は、ホーム4連勝中の4位Ｇ大阪とアウェイで激突。ドウグラスがFKを直接決めて試合の均衡を破ると、試合終盤の89分に清水 航平が試合を決定づける追加点を上げ、Ｇ大阪を2-0で撃破した。広島は2ndステージ、年間順位ともに首位を堅持した。敗れたＧ大阪は年間勝点順位4位に後退した。
2位の鹿島は、3連勝中で10戦無敗（8勝2分）と好調の3位横浜FMをホームに迎え撃った。10分にカイオの先制点で幸先良く先制すると、64分にカイオが再び加点し、2-0で横浜FMに勝利。広島との勝点差3を保ち、2ndステージ優勝へと望みをつないだ。横浜FMは11試合ぶりの黒星。
浦和は、28分に興梠 慎三の巧みなループシュートで先制。一方、得点ランキングトップの大久保 嘉人を出場停止を欠き、2連敗中の川崎Ｆは、前半前半終了間際の44分に森谷 賢太郎が見事なミドルシュートで同点に追い付き、1‐1でドロー。年間2位の浦和は、年間首位の広島との勝点差が2に開いた。
6位の柏と7位のFC東京の一戦は、森重 真人がPKで挙げた得点を最後まで守り切ったFC東京が1-0で競り勝った。FC東京は年間勝点順位で3位に順位を上げた。
ホーム3連勝を狙う名古屋は、甲府に先制を許すも、ノヴァコヴィッチの2得点などで4-2の逆転勝ち。甲府は後半アディショナルタイムに2点目を奪って食い下がるも及ばず。
試合開始直後の1分に豊田 陽平の7試合ぶりのゴールで先制した鳥栖は、虎の子の1点で1-0と仙台に競り勝って2ndステージ初の連勝。仙台は3試合連続得点を狙うハモン ロペスが8本のシュートを放ったが実らず。
Ｊ１残留に向けて勝点3が絶対条件の松本は、42分に阿部 吉朗のゴールで先制したが、終盤に神戸の猛反撃に屈して1-2で無念の逆転負け。来季のＪ２降格が決まった。神戸は劇的な逆転勝ちでホーム最終戦を締めくくった。
湘南は前半と後半に1点ずつを挙げて、アウェイで新潟に2-0と快勝。新潟は敗れたものの、松本の敗戦により、Ｊ１残留が決まった。
共に年間16位以下が決定している山形と清水による一戦は、山形の反撃を1点に抑えた清水が2-1で逃げ切って第5節以来の白星。敗れた山形は3連敗を喫した。
2ndステージ最終節の第17節は、22日に行われる。
