明治安田生命Ｊ１リーグ 2ndステージ 第7節は6日に9試合が行われ、首位川崎Ｆ、2位浦和はともに勝利を収め、勝点19で並ぶ状況が続いている。
ホームに甲府を迎えた川崎Ｆは44分に大久保 嘉人のヘッドで先制すると、48分には相手のオウンゴールで追加点。さらに56分に小林 悠がゴールを決めると、69分にはエウシーニョが決めて勝負あり。4-0で甲府を一蹴し、首位の座をキープした。
また、湘南とホームで対戦した浦和は開始早々に西川 周作のロングキックに抜け出した関根 貴大のヘディングシュートで先制すると、前半終了間際には武藤 雄樹が追加点をマーク。直後に大槻 周平にゴールを許したものの、後半は槙野 智章、さらには武藤にこの日2点目のゴールが生まれ、4-1と危なげなく勝利を収めた。
この結果、川崎Ｆと浦和はともに2ndステージ開幕から6勝1分けとし、得失点差で川崎Ｆがリードする状況が続いている。
今節は上位陣が激突し、敵地で柏と対戦した横浜FMは、1-1で迎えた74分に中町 公祐のゴールで勝ち越すと、この1点を守り切って2-1で勝利。また、Ｇ大阪vs鳥栖の一戦では、絶好調の豊田 陽平のゴールで鳥栖が先制。しかしＧ大阪はその2分後にオウンゴールで追いつくと、アディショナルタイムには長沢 駿が値千金の決勝弾。2-1と逆転で試合をモノにしている。
この結果、勝点を15に伸ばした横浜FMが3位に浮上。同14としたＧ大阪が4位に入り、敗れて同14にとどまった鳥栖は得失点差で5位に、同13の柏は6位に後退している。
このほか、広島はピーター ウタカと宮吉 拓実のゴールで名古屋に2-0で快勝。広島は2試合ぶりの勝利を収め、一方の名古屋はこれで15試合勝利から見放されている。神戸は敵地で新潟に0-1で完封負け。大宮は福岡に1-0で勝利した。鹿島はホームで仙台に0-1で敗れ、これで3連敗。FC東京はアディショナルタイムのユ インスのゴールで磐田とのシーソーゲームを3-2で制し、監督交代後2連勝を収めている。
■試合データ
鹿島vs仙台
浦和vs湘南
大宮vs福岡
柏vs横浜FM
FC東京vs磐田
川崎Ｆvs甲府
新潟vs神戸
Ｇ大阪vs鳥栖
広島vs名古屋
