明治安田生命Ｊ２リーグは、7日に第12節の11試合が行われ、東京Ｖvs横浜FCの上位対決は、両者譲らず1-1の引き分けに終わっている。
東京Ｖのホームで行われた一戦は、開始7分に高木 大輔のゴールで東京Ｖが先制。しかし30分、FKの流れから最後は佐藤 謙介が押し込んで、横浜FCが同点に追いつく。後半は一進一退の攻防が続いたが、互いに決定打は生まれず、そのまま1-1で引き分けた。2位の湘南は首位浮上のチャンスがあったものの、町田の守りを切り崩せずにスコアレスドローで終了。この結果、順位は入れ変わらず、横浜FCが首位をキープした。
アウェイで山形と対戦した名古屋は、シュート14本を打たれる苦しい展開も、守備陣が耐え凌ぎ、0-0の引き分けに。上位陣がこぞって引き分けるなか、結果を出したのは福岡。松本とのアウェイゲームをウェリントンの一撃で1-0とものにし、5位に浮上。横浜FCに勝点3差に迫っている。
3連勝を狙った長崎は、押し込みながらも決め手を欠き、水戸と0-0のドロー。3連勝中と好調だった岐阜は、後藤 優介の2発に沈み、大分に1-2で敗れた。岡山vs徳島は、2-2で迎えた80分に藤本 佳希が決勝ゴール。ホームの岡山が3-2と打ち合いを制した。
京都は田中 マルクス闘莉王がまたしてもゴールを奪って、1-0と讃岐に競り勝った。愛媛は先制される苦しい展開も、後半に神田 夢実と浦田 延尚にゴールが生まれ、2-1と山口に逆転勝利を収めている。
4連敗中の金沢は、佐藤 洸一のゴールなどで千葉に2-1と勝利。5試合ぶりの勝利で19位に浮上した。最下位に沈む群馬は1-1で迎えた90＋5分に、高井 和馬が起死回生の決勝ゴールを奪取。2-1と熊本に競り勝ち、嬉しい今季初勝利を挙げている。
■試合データ
松本vs福岡
金沢vs千葉
長崎vs水戸
山形vs名古屋
岡山vs徳島
東京Ｖvs横浜FC
町田vs湘南
岐阜vs大分
京都vs讃岐
愛媛vs山口
熊本vs群馬
