大宮アルディージャは28日、渋谷 洋樹監督の解任を発表しました。
渋谷監督は2014年途中より大宮の指揮を執り、2015年にはＪ２で優勝を達成し、Ｊ１昇格に導きました。昇格1年目の昨シーズンは5位の成績を残したものの、今季は13節終了時点で2勝1分10敗の成績で最下位となっていました。
クラブを通じて渋谷監督は「今年は『より強く』ということで挑んでまいりましたが、私の力不足で皆さまのご期待にこたえられず申し訳ございません。私はクラブから去ることになりますが、大宮アルディージャは未来のあるクラブだと思っています。新体制になっても、引き続きの応援をよろしくお願いいたします」とコメントを発表しています。
渋谷監督の解任に伴い、黒崎 久志ヘッドコーチの解任も決定。また大宮は同日、伊藤 彰監督と海本 慶治ヘッドコーチの就任も併せて発表しています。
伊藤新監督はユースチームの監督などを経て、2016年よりトップチームのコーチを務めていました。
就任にあたり伊藤監督は「今回の監督交代については、自分自身も非常に強く責任を感じています。ファン・サポーターの皆さまをはじめとする、大宮アルディージャに関わる全ての方々の思いにこたえられるよう、まずはＪ１残留に向けて選手、スタッフが一丸となって、リーグ戦残り21試合を全力で戦っていきます。引き続き、熱い応援をよろしくお願いします」とコメントしています。
