ケーススタディCase study

9 スポーツ観戦を
生きるチカラに

どこでも観戦体験!
応援がもたらすチカラ

スポーツの良さのひとつは“応援”。
誰かを“応援”することで、自分も元気になる。“応援”した選手に勇気をもらったり、学びを得たり。
スタジアムが面白いのは、そこに集った人たちと繋がりを感じられるから。

でも、施設や病院にいるからスタジアムまで行けない人も、自宅で療養していなければならない人もいます。入院していたらちょっと弱気になってしまったり、家族と一緒にいられなかったり、孤独を感じてしまったりすることもあります。
だったら、みんなここで一緒に観戦したらどうだろう?と思って、新潟のある病院の先生が始めたのが、この「病院ビューイング」という企画です。お気に入りの選手からビデオメッセージがもらえたり、サポーターが応援の練習をしてくれたり、ボランティアさんも病院で一緒に観戦したりと、一体感を味わうための仕掛けもたくさん。

患者さんだけでなく、ご家族や病院で働くスタッフにも変化が生まれたのだとか。次の試合が待ち遠しくなったり、いつかはスタジアムへという気持ちにもなったり。
現在、安全に実施するためのマニュアルも着々と整備中。この取り組みは新潟からお隣の富山にまで伝播し、これからは全国に拡がるのではないかと期待しています。

ほかにも、難病の子が「OliHime(オリヒメ)」という分身ロボットで、家族と一緒にスタジアム観戦をしたり、特別支援学校でパブリックビューイングをしたり、アバターでのスタジアムツアーをしたりするなど、技術をつかったさまざまな取り組みが増えてきました。
たくさんの人たちの想いで、日本中にたくさんの笑顔が増えていきますように。

Jクラブ:アルビレックス新潟
市民 : サポーター有志
企業 : DAZN
医療機関 : 県内病院
Jクラブ:FC東京
行政 : オリィ研究所
医療機関 : 榊原記念病院

使用したJリーグのリソース

  • Jクラブスタッフ
  • スタジアム
  • 発信力
  • 繋ぐ力

SDGs

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • パートナーシップで目標を達成しよう