2024/7/10 (水) 19:00 KO
3回戦
湘南ベルマーレ
湘南
1
-0
東京ヴェルディ
東京V
66'
入場者数: 3,151人
天候: 曇り一時雨|気温: 26.1℃|湿度: 89%
3回戦唯一のJ1勢対決。鈴木章斗のゴールで湘南が制す
東京ヴェルディ
入りの時間、それに失点のあとなど、急に雨が強くなってきた時間帯があった。そこで自分たちの時間を作るためにつなぐのか、それともセーフティーにやるのか、全員でまとめ切れなかったところはあった。全体として、いまはどういうふうにする時間帯かというのを、後ろから伝えられれば良かった。 --宮原 和也選手、深澤 大輝選手と組んだ3バックについて。準備時間も少なかったので、試合中で改善できたところ。大輝ならばSBの感覚をもっているので、前に行きたいタイミングも合ったと思う。相手のFWが2枚前に残っているときに、できるだけ我慢させて、リスク管理ができるように声をかけていた。和也とは(3バックでも)やっているので、少し話すことで共通意識を持てた。 --失点場面について。失点にはつながらなかったけれど、直前にオフサイドで救われたところがあった。そのタイミングですぐ始めるのではなく、1回落ち着いて、全体を上げてGKがキックするなど、流れを断ち切る選択をしても良かったんじゃないかといまは思っている。
--前も見づらいほどの豪雨の中で試合が始まったが?監督からは最近ずっと「前から(プレーの)選択をしろ」というのは言われている。20分くらいまでは、基本的にリスクを回避するボールを入れていった感じ。そこで、前で収まっていれば問題はなかった。基本的にバトルが多い展開になって、マイボールの時間も少なかった。落ち着かないゲームの中で、先制点が大事だった。それを先に取られて、負けてしまった。 --勝敗を分けたポイントはそこか?先制点を決められたのがすべてだと思う。自分たちもチャンスはあったが、その確率を上げる戦い方をしているわけではなくて、基本的には堅い守備をしつつ前に出ていく形だった。点を取られたしまったというのが大きかったと思う。 敗退してしまったのは変えられないこと。切り替えるしかない。次の試合でパワーを出せるようにしっかり休んで準備したい。
湘南ベルマーレ
監督
平日の夜の難しい試合をサポーターには支えてもらった試合でした。このトーナメントと、リーグ戦にもつなげていきたいので、勝ちたい思いを持って全員で挑んで、全員で戦うことを示したいゲームでした。 前半から相手をよく見てやってくれたところもありますけど、ピンチを招くところの課題はある。そこは引き続き課題として取り組んで、意識を高く持っていきたいと思いますけど、みんなが持っているものを十分出してくれました。1点をもぎ取ってくれて、最後はスタジアム全員の力で背中を押されて勝てたゲームだと思います。トーナメントなので次に進めたことが大きいですし、このメンバーで勝てたことも大きい。週末にすぐ試合があるので、それにつなげないといけないゲームになりました。 --東京Vにはリーグ戦で対戦したときは逆転されていたが、今日は1-0で勝ち切ることができ、大きな意味を持つのでは?ヴェルディさんは(前回対戦から)システムもやり方も多少前から圧を掛けるやり方に変わって、成績を残されていますが、そこに屈してはダメだった。押し込まれる時間もありましたけど、成果はあったと思います。最初にやったときは[4-4-2]、もしくは[4-2-3-1]っぽい(システムの)相手でそんなにハードワークをしてくる感じではなく、自分たちが握る試合でした。もちろんすべてがうまくいくとは思っていないですし、選手のマインドだったり、徹底するところは1つ今日は見られたと思う。試合に絡んでいない選手も何人かいて、体的にはキツかったと思いますけど、出すべきものを出してくれたんじゃないかと思っています。“より”とは思いますけど、それが結果につながった要因であることは間違いないので、チームの成長としてはこれをまた糧にしないといけない試合にできたと思います。 --相手のハイプレスに対しても落ち着いてはがした印象だが。相手の来方でそこで圧を掛けて奪うということが何度もありました。ウイングバックとの距離が空いていたところもあるので、そこのスペースの共有はよくやってくれたと思います。(大野)和成が差し込むところで良いチャンスもできていたと思います。その数は多くしたいですけど、相手のところを射抜くこともできた。課題はたくさんありますけど、そういうところもこういう実戦で出せたのは大きいんじゃないかと思います。 --石井 久継選手が入って、勢いが与えられ、流れがまた上向いたように見えたが。ボールを落ち着いて持てるところもありますし、時間を使いながら、相手と駆け引きをしながらというところはゲームを重ねるにつれて学んでいくところだと思う。ただ周りとの関係もありますし、全員がそういうタスクを持って臨んでくれたと思う。とにかく個で圧倒的な違いを見せるより、そこは大事にしつつも組織でも個が引き立つようにしたい。今日の(鈴木)章斗や根本(凌)も、泥臭くやるところも含めて自分の最大限出してほしい。(松村)晟怜や(吉田)新も久しぶりの試合ですごく良かったんじゃないかと思う。満足せず、やってもらいたいと思います。
東京ヴェルディ
監督
平日の夜に、雨の降る中、多くのサポーターが熱い声援をしてくれました。本当にありがたかったです。彼らに残念な思いをさせてしまったなと思います。 天皇杯は、自分たちはできるだけ最後まで行きたいと思っていたので、ここで終わってしまったのはチームとしてもすごく残念です。ただ、すぐにリーグ戦があるので切り替えて、この悔しさを次のリーグ戦にしっかりと生かせるように準備したいと思います。 後半の最後のようなバトルをリーグ戦ではキックオフからみんなでやれればと思います。 --「後半の最後のようなバトル」ということは、前半の戦いに思うところがあるのでしょうか。雨も降っていたし、もう少し前から行くところと、相手の背後を突くところというのはもう少しやれたかなと思う。見直してみないといけないが、それが(パスの)引き出しの問題か出し手の問題か。相手を広げてから中を使うというところまで、時間がかかってしまった。 --この試合で起用した前線の3選手について。守備というのは全員でやるもの。前線からの守備があって最終ラインの守備がある。失点をしたのは必ず問題があったし、全体でカバーし切れなかった。得点を決められなかったのは、後ろのビルドアップからスタートして、前線のフィニッシュまでつながるわけで、全員の問題と受け止めて、何ゆえに得点が生まれなかったかを反省したい。前線の3人を生かし切れたかというと、私の問題で、スイッチをもう少し入らせられなかったという思いがあります。
湘南ベルマーレ
FW 29
鈴木 章斗
--ナイスゴールでした。シュートは少しアウトにかけた感じでしたか?ありがとうございます。そうですね。イメージとしてはもっと上から落とすイメージでしたけど、コースが良くて良かったです。 --ひさびさのゴールでしたが。リーグ戦ではなかなかスタメンで出る機会も少なくなっていますし、現状では(福田)翔生くんやルキ(ルキアン)が守備でも攻撃でも結果を残していて、そこに負けたくない思いもありました。これまでの試合を振り返ると自分の中でもちょっと違うなというのがあった。思い切りやっていたつもりでしたけど、結果を見れば物足りなさを感じていた。今日はイチから頑張ろうと思っていたので、それが今日は結果につながって良かったと思います。
FW 16
根本 凌
--久しぶりのレモンガススタジアム平塚でのプレーはいかがでしたか?2、3年ぶりのレモンガスでしたけど、平日のナイターにもかかわらずたくさんのお客さんが最高の雰囲気を作って後押しをしてくれて、自分自身も気持ちよく試合に入れて、すごく楽しい時間でした。 --どんなプレーを意識していましたか?(鈴木)章斗が良い時間帯で素晴らしい得点を決めてくれましたけど、かなり蒸し暑さもありましたし、前半から出ていた選手は疲弊しているように見えました。自分が入るときにシステムが[3-4-3]に変わったので、僕は前線で起点を作って裏に向けて時間を作ってあげてくれ、という指示が監督からありました。そこを頭の中で整理してプレーできたと思います。 --やっと戻ってこられたなという感覚もあるのでは?そうですね。苦しい時間が続いていた中での投入だったので、そこでもっと時間を作って起点になって、もう一度中で(パスを受けて)フィニッシュという形を作り出せればmoreでいいのかなと思います。
DF 28
吉田 新
--天皇杯2回戦の甲南大戦はメンバーから外れてしまい、悔しい思いをされたかと思います。今日、先発に選ばれるところまでにどんな気持ちではい上がってきましたか?あのときはもちろん、すごく悔しい気持ちがありました。でも落ち込む暇はないと思っていたので、次のチャンスをつかむために練習をしようと思っていて、今回こうやってチャンスをもらえて強い気持ちでピッチに入りました。 --得点の可能性を感じた直接FKや強さを発揮した対人、優しくて正確なクロスなど良さを随所に出せたのでは?日頃の積み重ねが今日こうやってピッチで出せたと思うので、良かったです。 --今後に向けての気持ちはいかがですか?やっぱりリーグ戦のピッチにも立ちたいですし、結果を残すという近い目標があるので、そこに向かって良い準備をしたいです。