ゴラッソと粘守。千葉が連続下克上に成功
北海道コンサドーレ札幌
練習で意識していたことがピッチで出せたと思いますし、失点の場面はまた振り返って、あの1本を止めるためにまた日頃の練習から取り組んでいきたいです。 --失点シーンはクロスバーに当たったが、ノーチャンスだったのか?ノーチャンスと思ったら成長はないですし、止められないとも思っていません。これからの取り組み次第であの1本も止められる可能性はあると思っているので、そこにフォーカスしたいです。あの1点で負けたということを重く受け止めないといけないと思います。GKとしてもっとやるべきことはたくさんあります。 --天皇杯は敗退してしまったが、リーグ戦とルヴァンカッププライムラウンドに向けての意気込みは?リーグはなかなか出場する機会がない中で、1カ月後にはルヴァンカップもありますし(※ルヴァンカッププライムラウンド準々決勝・横浜FM戦は9月4日、8日に開催)、毎日の取り組みがすべてだと思います。天皇杯は終わってしまったので、これからチームの力になれるようにやっていきたいと思います。
ジェフユナイテッド千葉
監督
本当に選手たちが自分たちの力をしっかりと証明してくれたゲームだったと思います。前半の最初のところで言えば、自分たちが想定していたポジションとは若干のズレがあって、それを自分たちがお互いに共有して、じゃあどうするというところまでに多少時間がかかりました。最初の10分、15分は圧倒的に支配され、押し込まれ、ただそこで失点せずに我慢強く、粘り強く対応できたところが一番のポイントだったと思います。 その後、しっかりと少しずつですが押し返したというか、攻撃でもしっかりとクオリティーを出して前進できる場面もありました。欲を言えば前半から、試合を通してですけど、ここ最近のリーグ戦で明らかに自分たちの課題となっている、決定機があるにもかかわらず決められないということはこのゲームも間違いなく継続したと思いますし、そういうことが続くと最後の最後で何が起きてもおかしくないという展開には間違いなくなったと思います。その中でも粘り強く対応できたことはすごく良かったと思いますが、現在チームが抱えている課題はすごく浮き彫りになっていて、それを乗り越えられるかどうかが今後のリーグ戦ですごく重要になってくると思っているので、それをしっかりと選手たちと共有して、一番大事なリーグ戦、自分たちが目指すところまでしっかりと行けるように頑張っていきたいと思います。 --品田 愛斗選手のFKでのゴールが決勝点になった。最近は公式戦に出られない中での活躍であり、守備でも健闘していたと思うが、彼の評価はどうか?愛斗はずっとトレーニングからやってくれている選手の中の1人で、使いたいとこちらも思っていました。ただ、本人にも伝えてはいるんですけど、(田口)泰士と(小林)祐介とエドゥアルドと競争するということ。トレーニングから明確に自分が上回っているところを出してほしいというような競争、そういうところでも彼の特長はトレーニングから出していました。 僕の中で彼の一番の特長はゲームを動かせることだと思っていて、1本のパス、攻守ともに流れをうまく読みながら、運動量もありますし、今日の一発のようなCK、FKの精度、それを生かした視野の広さ、それ(ボール)をしっかり届けられる技術、そういったトータルで優れた選手ではあるので、本当に自分自身、毎回メンバーを決めるたびに迷っているような選手です。 今回、こういう活躍をしてくれて非常にうれしいです。とはいえ、チームとしては常に競争があって、ただやっぱり間違いなく激化しているので、この競争をもっと生み出してチームとして成長できるように、たくましくなっていけるように、そして僕自身が彼らの中から本当に良い状態の選手、次の対戦相手に向けてこの選手だという選手をしっかりとチョイスしていければと思います。 --これで天皇杯はベスト8。リーグ戦で5試合白星がない中でのこの勝利は大きいと思うが、どのようにリーグ戦につなげていきたいか?ここ最近ずっと勝っていないので、チームの雰囲気としては重苦しいものが続いていましたし、それはプロチームとして当然だと思います。でも、その中でこうやってJ1の相手に、なかなか本気の状態でのJ1との対戦はできないので、そういった意味ではこういったゲームで自分たちの力がどれくらい通用するのかという部分もありますし、実際に自分たちがやるべきことをやれば勝てるということを証明している部分もあるので、それを続けていきたいと思います。この勝利を自分たちの成長につなげていけるように、天皇杯としてはそう思います。ただ、一番大事なのはリーグ戦なので、そこに向けてこのパワーをうまく持っていけるようにやっていきたいと思っています。
北海道コンサドーレ札幌
監督
この高温多湿の中でプレーするのは両チームの選手にとって、われわれの選手にとって非常に厳しい環境下での試合だったことは間違いありません。そういう中で立ち上がり20分くらいは良い内容で戦えて、われわれのペースで試合が進みましたが、そのあとから千葉がわれわれを上回っていく状況が続く中で、千葉が先制すべくして先制した前半の真ん中から後ろにかけてのゲーム展開だったと思います。 後半は同点に追いつくべく、ギアを上げて戦ってくれましたし、チャンスも何度か作れましたが、もう少し落ち着いてボールを動かしてチャンスをクリエイトできればと思っていましたし、もう少しわれわれらしい攻撃の形でチャンスをクリエイトすることが課題として残ったと思います。 最終的にわれわれは0-1で敗れたという結果ですが、勝利した千葉に「おめでとう」と言いたいですし、われわれはまた次の戦いに向かってやっていくだけです。
ジェフユナイテッド千葉
DF 22
佐々木 翔悟
--キャプテンとして出場した心境は?初めてキャプテンマークを巻いたので、最初は緊張しました。 --キャプテンとしてまとめるようなことが緊張するのか?巻いてプレーすることが慣れないので、いつも以上に集中したし、やらなければいけないという気持ちにはなりました。 --アマドゥ バカヨコ選手との対峙について。大きい選手なのでどんな選手なんだろうという感じでしたが、全然やれたので良かったと思います。 --後半途中からは押し込まれている印象だったが、守備陣としてはこのままなら守り切れるという感覚だったのか、それともちょっとしんどいと思っていたのか?全然キツいという感覚はありませんでした。怖さもなかったので、引いてカウンター一発で、という感じでした。前から行くとハマらない感じがしたので、引いて守っちゃったほうがラクだなと思いました。 --リーグ戦も出ている立場。どうつなげていきたい?これをやり続けないといけないし、今日はあまり試合に出ていない選手たちが出ていて、みんな思うところはあったと思う。そういう思いも大事にしながら、これからもずっと続けていければと思います。 --いま言われたそういうところも関係あるかもしれないが、今日の勝因は?チーム全体がまとまって攻撃も守備もできたと思います。
MF 44
品田 愛斗
--天皇杯3回戦・FC東京戦は出場できなかったが。それも1つ大きくあって、契約上出られなかった上で、みんながつなげてくれた1試合ということもあったので、かなり責任を持って戦わなければいけないという認識はありました。 --天皇杯は自身にとっても個人の力を示す良いチャンスであり、勝ち上がることでJ1相手にも通用するということを示せるのではないか?その自信は常にあるし、今日でさらに自分がどんなものかということを確立できたので、自信を持って次も臨みたいです。 --FKでの得点場面について。どちらが蹴るかは佐々木 翔悟選手と事前に話していたのか?いや、あの位置だと翔悟が強いキックを蹴ることができるので任せようと最初は思っていたんですけど、壁の位置が翔悟が巻きたいほうを切ってきたので、「じゃあここは俺がいくわ」という話をしました。 --決めたときの心境は?あれはけっこうゴラッソでしたので、気持ち良かったです。 --決めたあとに岡庭 愁人選手に抱きついていたが?愁人は最後の最後まで待っていてくれていたんだと思います。愁人がずっと「ここから、ここから」ということを言っていたと思います。