代償を払わずに済んだ名古屋がウノゼロ勝利。終了間際、守護神降臨
ジュビロ磐田
MF 50
今日の試合もチャンス自体は少なかったので、そこは課題として挙げられると思います。ゲームの入り方は決して悪くなかったと思いますけど、素晴らしいシュートを決められてしまいました。(全体的にも)ピンチはありましたし、ゼロで抑えながら試合を進めるのか、ゴールを奪いにいきながら失点を減らしていくのかはこれから明確にしなければいけないと思います。ゲームをコントロールしたり、相手のエリアに入っていくところのぎこちなさはあまりなかったですけど、多少バックパスが多かったのは気になります。そこは全員の動きの質をもっと良く、視野の広さやボールの受け方を個人、個人が直しながらやっていければいいと思います。 --前半途中にボランチではなく、シャドー気味にプレーしていた意図は?(山本)康裕も受けづらいわけではないですが、どちらかというとボランチでやってきた選手なので、間で受けるよりもしっかりと前を向いて受けたほうが康裕にとっては良いと思った。なかなか相手のディフェンスラインとボランチの間で受ける機会もなかったので、そこは変えながら受けられるようにできればいいと思っていた。あとはポジションを固定していたわけではないので、康裕と話しながら、練習中からやりづらかったらリズムを変えようと話していたので、そこは大きな問題はなかったと思います。 --伊藤 彰前監督体制との違いはありましたか?システム自体も変わっていないので、大きく変わっていないです。ここまでやってきた良い部分と修正しなければいけない部分を渋谷(洋樹)監督が整理しているとは思いますが、今週はあまりにも時間がなさ過ぎたのでうまくいかなかったと思います。次の試合は少し空くので、しっかりと修正しながら、残り8試合、まだまだ手に届く勝点にはいるので、下を向かずに、今日もチャンスを決めていれば同点にすることもできたと思うので、課題はたくさんありますけど、次の柏戦に向けてやっていきたい。
名古屋グランパス
監督
声出しの応援をファミリーの皆さんにしていただいて、本当に感謝しています。そういう後押しがあったからこそ今日は勝ち切れたと思っています。勝たなければいけない試合でした。選手たちにはプレッシャーが掛かっていたと思います。その中で良い形で先制して、2点目が取れれば試合は決まったと思いますが、今季はその追加点が取り切れていないので、そこは課題と考えています。ただ、前回の磐田戦は1-0の状況で、最後に受けてしまってセカンドボールを拾われ、セットプレーから失点という形でした。それが今日の試合ではなかったこと、下がることなく戦ったことは、前回の敗戦の反省をしっかり生かしてくれたと思います。最後まで集中を切らさずに全員が戦ってくれたと思います。 --マテウス カストロ選手の評価は?こういうしびれるゲームの中で、決め切る力はさすがだなと思います。もちろんチームのタスクもしっかりとやってくれます。本当に今日は素晴らしかった。まあ“今日も”ですね。 --レオナルド選手を交代出場させた意図と評価は?永井(謙佑)が出し切ってしっかりとバトンをつないでくれました。追加点を期待して彼を入れました。最後、森下(龍矢)の決定的な場面の起点にもなってくれましたし、前線で相手とコンタクトして時間を作ってくれました。それだけでも後ろの選手はラクになります。しっかりボールを収めて、速攻の起点にもなってくれたと思います。結果を出したらもっと良くなる選手だと思いますので、次の試合に期待したいと思っています。
ジュビロ磐田
監督
今日はファン・サポーターの方が声援をくれるということで、磐田はもちろん全国からも磐田ファンに来ていただき、そして大声援を送ってもらってわれわれを後押ししてもらったにもかかわらず、勝利できなかったことが非常に残念ですし、とても悔しい思いです。選手たちも粘り強く戦った上で、結果が出なかったので、悔しい思いをしていると思います。 ゲームは、私が思い描いた守備のプランを選手たちが遂行してくれましたが、前線のプレッシャーが引き気味で受け入れていた部分があったと思います。ただ、コンパクトに戦えていたところがあったので、もう少し前線からのプレッシャーを掛けても良かったと個人的には思っています。奪ってからの攻撃では選手たちがポジション取りを早くしよう、そこからカウンターに行こうと意識を持ってくれましたが、特に前半はシュートまでいけず、相手の攻撃ばかりを受けてしまっていた。 後半は相手のミスがなければ失点していたかもしれませんが、得点チャンスをより作るという機会はありました。ただ、あのマテウス(カストロ)選手の一発がいまは入ってしまう。ボールへの寄せや予測、技術面を突き詰めないと失点は減らないと思うので、そういうところを突き詰めること。あとはチャンスをモノにする。残留争いをしている状態では、(失点を)ゼロに抑えて1点でも取って勝利することが一番求められるので、ゼロで抑えて得点が入っていく状況を作り出せるように今後やっていきたい。選手たちは粘り強く、辛抱強く戦っていた姿が見られた、この間(前節・浦和戦)、屈辱的な0-6で負けたところを踏まえても、われわれは戦う気持ちの部分をしっかりと持ちながらトレーニングに励んで、柏戦に向けて準備していきたい。 --最初は山本 康裕選手が右シャドーでした。前半途中に遠藤 保仁選手と入れ替えた理由を教えてください。少し康裕選手が落ちてプレーしていましたが、ヤット選手(遠藤)が入ったほうが自分たちの感覚としてはすごく良かったというのがあったので、選手のほうから「どうですか?」という形でオッケーを出しました。 --来週はリーグ戦がないため間隔が空きます。どこを優先的に改善していきたいですか? 守備は、前線からプレッシャーを掛けたときの全体の連動性と意思統一。プレッシャーに行くときと行かないときのところで、どのように守備をするか。セットしたときの意思統一、その中で前線からのプレッシャーのインテンシティー。選手たちは形のイメージはあると思うけど、一人ひとりのスピード感をもっと上げれば、奪う回数が増えると思います。そこから攻撃ではポジション取りをもっと早くする。あとはボールを出してからどのように動くかというところのイメージづけはしたいと思っている。
名古屋グランパス
FW 10
マテウス カストロ
本当に大事な一戦で、チームが勝利を獲得することができたのが最高だと思っています。長い間声出し応援ができない状況でしたが、そのサポートの大きな力がわれわれに大きな影響を与えてくれました。いろいろなチャンスを作った中で、2点目が取れなかったことは悔しいですが、プラス(材料)を考えると、チームは失点ゼロで抑えて、この大事な一戦で勝点3を獲得することができたのが、一番うれしいことです。 --素晴らしいゴールでしたが?モリ(森下 龍矢)のオーバーラップからすべてが始まりました。最終的にモリがクロスを入れてくれて、クリアされたボールに僕とレオ(シルバ)がセカンドボールを拾って、みんなは見えなかったかもしれませんが、レオがつま先でパスを出してくれて、本当に良い状況でボールをコントロールできたのがゴールにつながったと思います。チームに貢献できたのが一番うれしいです。 --シュートを打った瞬間の手ごたえは?打った瞬間、すごく感覚として良かったので、とりあえずサポーターに向かって走りにいったという形で、決めることができたのがすごくうれしいです。
MF 15
稲垣 祥
やはり簡単な試合ではなかったです。その中で粘り強さを持ちながらチーム全体で90分戦えたと思います。もちろん追加点を取りたかったですが、その中でもチームとしては崩れずにやれたので、そこは大きな1勝だったと思います。 --強度の高い試合でしたが?そこは自分たちもマストとして、コンスタントに出していかないといけないところです。もちろん暑さもありますが、そういうのは関係なく、グランパスの選手として出していかないといけない部分です。 --2年半ぶりに声援のある試合でしたが?本当に震えるようなものを感じました。あらためて「グランパス最高だな」と思いましたし、いまさらですけど、グランパスに移籍してきて良かったなと、あらためて思いました。本当にこの声援を経験したくて加入したところもあるので、あらためてこういう雰囲気を作ってくれた皆さんにお礼を言いたいです。これからもこの環境、この雰囲気の中で戦っていくことがとても幸せです。 --初めて自身のチャントを聞いていかがでしたか?センスが良いなって思いました。作る人はさすがだなと思いましたし、抑揚も含めてすごく雰囲気が出るチャントで僕もお気に入りです。