2023/4/15 (土) 16:03 KO
第8節
京都サンガF.C.
京都
2
-1
ガンバ大阪
G大阪
入場者数: 13,463人
天候: 雨のち曇|気温: 15℃|湿度: 79%
決勝点は古巣対戦のパトリック。京都が関西対決を制す
ガンバ大阪
MF 48
--先日、「良い意味でゴール前で力が入っていない」と話していたとおりの素晴らしいシュートだったが?そうですね、もう力は入れていないです。ミートだけ、ボールを枠の中に抑えるということだけを考えて打ちました。 --得点前、右サイドにボールが出た瞬間に中央で石毛選手が手を挙げてボールを要求していました。あの得点はボールがこぼれてくることをイメージしていたのでしょうか。最初はあそこでマイナスのボールを受けて、すごくフリーだったのが分かっていた。ミドルシュートを打ちたかったのですが、(ファン)アラーノの立場からするとクロスを上げたくなるのは分かるので、クロスを上げた場合にはボールがこぼれてくればいいなと思って待っていました。
京都サンガF.C.
監督
今年はルヴァンカップも含めて勝点1がなくて、すべて0か3という試合ですが、僕の中では悪いことではないと思っています。チーム全体で戦っている中で、リーグ戦では連敗しましたが、ルヴァンカップでは良い勝ち方をしました。京都サンガが日本の中でも居心地の良い街に甘えて、ピッチ内で自分たちが出せるエネルギーを封印してしまったら、前節のように逆転負けで悔しい思いをしてしまいます。 この街には金閣寺やさまざまな名所がありますが、われわれは黙っていて人を呼べるチームではありません。自分たちから仕掛けていき、そういう名所を差し置いてサッカーを見に来るという街にしていかなきゃいけません。 今日は本当にクリーンにファイティングスピリットを出しましたし、最後に相手選手も不運ながら退場してしまいましたが、選手が勝つことに対して非常にどん欲に戦ってくれたことで、京都サンガの歴史に新しい1ページを書けたのかなと感じています。 ただし厳しいことを言えば、そういうものは最初から持っているべきものであって、それをピッチの中で出さずに終わっている試合もあります。監督のマネジメントとして自分も反省することが多いですが、今日は前節からよくリカバーをして、素晴らしい試合をサンガサポーターに見せることができたと思います。
ガンバ大阪
監督
率直に良い試合だったと自分自身は思っています。ただ、先制された展開になった中で、チームは引き続き慌てずにコントロールしながら、チャンスを作れていたと思いますし、そこから同点ゴールも決められる展開になったと思います。その後はああいった形で(三浦)弦太のところで失点してしまい、不運な形になってしまいました。こういったミスでポイントを失いすぎているなというのは思いますし、早急に改善していく必要があると思います。 --今日は宇佐美 貴史選手でなく石毛 秀樹選手を先発で起用しました。川崎F戦で良かった強度をそのまま保ちたかったのか。京都という相手を見据えて、宇佐美選手が監督の求める強度に達していなかったのか?おっしゃったところは両面があるんじゃないかと思っています。貴史に関しても時間が必要かなと思っていますし、状態自体は良いんですけど、まだまだ試合勘、時間が必要かなと思っています。 石毛に関しては本当にこの前の試合でもチームにメリットを与えてくれます。フロンターレ戦で素晴らしい仕事をしたのに使わないというのは不公平さが出ると思いますし、ロッカールームをマネジメントしていく上で常に公平性というところは自分自身大事にしているので、何の影響もなく石毛を使っていきました。 --宇佐美選手の良さは理解していますが、今日彼が起用されて、ネガティブトランジションで少し遅れたところでチームのリズムが出なかったように見えました。そこは今後、宇佐美選手にも求めていくのか、また違った形での起用法を考えていくのか。全体的なところかなと思っていて、彼のネガティブトランジションが遅かったというよりは、もっと良い状態を作っていく必要があったかなと思っています。オープンになってしまったのでああいった展開になってしまったのですが、彼はゴール前で良さが出る選手なので、もっと自分たちが良い状態を作りながら、彼の良さを出していければ良かったと思います。普段は実際、彼は本当に素晴らしいトレーニングをしていますし、いつもどおり彼のことをサポートしていこうと自分自身は思っています。
京都サンガF.C.
FW 9
パトリック
一発目のシュートを打ったときは上に行ってしまったので、自分の中では自然なことなのですが、次は違うところへ打ちました。同じような足の振り抜きで打つことができました。とにかくゴールにねじ込みたかったし、GKに当たっても何でもいいので入って欲しかったです。 G大阪がビッグチームであることは分かっていますし、そういう相手に僕たちは素晴らしい戦いをしたと思います。先発を外れたことも、まったく問題ないです。何故なら、このチームは京都サンガであって、チーム・パトリックではないからです。監督がそういう決断をしたのなら、自分はチームのために戦うだけです。個人のスポーツではありません。 --パウリーニョ選手が相手へプレスを掛けたときから、動き出そうとしていた?あれは準備していました。パウリーニョとはいろんな話をしていましたし、「ピッチに入れば自分たち2人が状況を変えるんだ!」という気持ちでした。それを実行できたし、さらにもう1点が入りそうな場面もありました。 --ゴールのあとに喜びを抑えるようなポーズをしていましたが、昨年まで在籍したG大阪へのリスペクトか?自分が長く在籍したチームでしたから。いまサンガの選手なので、サンガサポーターも多くの力を与えてくれています。彼らのためにも喜ぶべきところもありましたが、相手チームのことも考えて、ああいうものが一番良いのかなと思いました。お互いのサポーターへのリスペクトです。
FW 23
豊川 雄太
先制点はフリアン アルバレス(アルゼンチン代表)のイメージですね。えげつないくらい走る選手で、彼のプレーをイメージしながら練習していました。仲間を信じて、あそこで足を止めないこと。今までならゴール前で足が止まってしまうというか、待っている場面が自分の中で多かったのですが、できるだけ足を止めずにプレーすることがうまく生きたと思います。あとは合わせるだけでした。今日は(井上)黎生人があそこへボールを出してくれたことに感謝ですね。 クロスボールに飛び込むのは自分の特徴でもあるし、クロスを上げる選手と合わせる必要はありますが、僕がニアへ飛び込んでつぶれて後ろの選手が決める形でもいい。前節のパトリックのゴールも、その前で自分の頭に触っているので、2試合連続で得点に絡むことができました。それが勝利につながったのがうれしいです。引き分けていればここまでのうれしさはないけれど、こういう試合を続けていければチームとして上に行くことができます。大きな勝利でした。
GK 1
若原 智哉
1試合先発から外れましたが、その間のルヴァンカップも含めてガクくん(太田 岳志)が試合に出ていて、ガクくんも素晴らしいプレーを見せてくれていたので、「このままじゃアカンな」という思いがありました。今日は自分の持っているものをすべて出そうとしました。 --序盤の好セーブについて。まだ自分のところへボールが来ない中でのピンチだったのですが、しっかりとポジションを取って対応できたので、良い入り方ができました。CKにも対応できていて、僕個人としても、チームとしても、良い感じで守れることを見せられていただけに、失点はもったいなかったです。 --終了間際の好セーブについて。アディショナルタイムが表示されたときに「一度は(ピンチが)来るだろうな」と思いました。あの場面もDFが寄せてくれたのでシュートコースが限定されていましたし、自信を持って止めることができました。 --交代選手の活躍も良かったが。パウリーニョは練習から曺さん(曺 貴裁監督)に要求されることが多かったけれど、その中であんなふうに泥臭く守備をして、パトリックへつなげたところからゴールが決まりました。あれでパウリーニョ自身も気持ち的に乗ってくると思うし、チームとしてもああいうプレーを見せられると、後ろの選手も「しっかり守らなければいけない」という思いが広がっていきます。最後に何度かピンチを作られましたが、しっかり守れる雰囲気がありました。