攻守ともに充実の内容。大勝の鳥栖が開幕戦のリベンジを達成
サガン鳥栖
--開幕戦と比べて、今日の試合は何が違ったのでしょうか。開幕戦も今日の試合も似たような展開だったと思います。開幕戦に関しては僕らがオフサイドで得点が取り消しになったり、決めるところで決められないことが多く、逆に湘南が点を決めていたのが、今日は逆だったと思う。開幕戦からの前期の反省点を今日はチームとして改善できたと思う。自分たちを信じてやってきたことが今日、全部出たと思います。 --ことごとくシュートが決まる印象でしたが。今日はペナルティーエリア内でボールに関わる人数が鳥栖のほうが多かったと感じます。ボールを持っている選手を追い越していく選手がいたからこその6点だと思う。 --開幕戦は湘南が同じようなことをしていました。そうですね。湘南はショートカウンターでも、ボールを奪ったらいろいろな選手が出てきていた。逆にそれを自分たちができたことは良かったです。
湘南ベルマーレ
監督
結果のとおり良くない試合になりました。これについてどうこう言うつもりはないですし、僕の責任です。いま、サポーターの皆さんと話をしてきて、その歯痒さもムカつきも伝わりました。現実を受け止めて、自分が責任を持ってやる。その約束をしましたし、もう一度選手と向き合って、現実と向き合ってやっていきたい。今日もたくさんの人が入ってくれましたが、その人たちを裏切る形になっています。これは絶対にいつか返さないといけないと思っていますし、選手にも共有して、自分たちがどういうことを求められているか、価値が問われると思うので、そこは明日というか、いまからやりたいです。 --今季は『5位以内を目指す』と掲げてスタートしましたが、現状は最下位です。勝ちを目指すことは変わらずとも、目標や戦い方を残留を目指す方向に変える考えは?目標設定は、勝てていないので勝つことに対してフォーカスしなければいけないです。上を目指すことに変わりはないですし、1つでも上に向かってはい上がっていく。それだけです。やり方を変えて結果がすべて出るのかと言われれば、そうでもないと思うので、そこは間違えないように上を目指します。 --予測や準備に課題があり、そこから失点が続いてしまっている原因についてどのように捉えていますか?すごく難しいところですけど、形になっている現状そのままだと思います。僕が言い過ぎていることを意識し過ぎてしまっているのかなという反省は常々ありますけど、選択肢を増やす中で判断させてプレーさせるのが僕のやり方です。それが失点につながるというのはやはり原因があります。表現が難しいですけど、答えを伝えていないといえば伝えてないので、そこが良くないのかもしれない。 失点が起きる原因やミスがピンチになる原因というのは、選手と常々共有している中で、そこがまだまだ今日のプレーにつながっていない。結果につながっていないのが現状。僕のアプローチの仕方を変えないといけないところもありますし、選手にもっとやってもらわないといけないところもあります。選手はミスが起きた原因を絶対に分かっているので、否定するところとそれを継続させながら修正させるところで、修正のさせ方がもう少し必要になると個人的には思います。 --鳥栖の川井 健太監督は「プレスをはがされると一気にゴール前まで持っていかれる」と話していました。湘南としては、プレスをはがして決定機に持ち込む場面が多かったということはポジティブに捉えられるのか。それとも、決定機を決められずに悪い流れを象徴しているのか。素直な話をしますと、それはいま起きていることではなく昔からあることです。その回数が増えていること、相手のプレスをはがせていることはポジティブに捉えたいと思いますけれども、結果につながっていないのですべて良しとは言えない。前半で言うと向こうはツーチャンスで、後半も点差以上の(チャンスの)数がこっちにもあったと言いたいところですけども、それは自分のエゴだと思う。それが結果につながっていれば継続していこうと言える。ネガティブになる必要はないですけども、回数を増やしても無理ならもっと回数を増やさないといけない。 これは受け取り方を間違えてほしくないですけど、大橋(祐紀)が決定機を迎えて山田(直輝)が横で「出せ!」と怒っていましたけども、そういうのが出てきたのは1つ良いことだと僕自身は思う。選手が勝ちたいのは当たり前ですし、やっていることの手ごたえとミスが起きている現状を選手は必ず分かっているので、結果はすべてですけど、ポジティブな部分でやり続けないといけないところは絶対にあります。それを身につけないといけないというのは必ずある。そういう意味ではポジティブに捉えたいです。ゲームの中には流れもあるので、守備で言うと現状が出ていますし、どっちに割合を置くかではなく、両方の整理をしていきたいと思います。
サガン鳥栖
監督
アウェイの地まで来ていただいたファン・サポーターに勝点3を届けることができ、開幕戦で悔しい思いをした相手に対してこのように勝利を収められてうれしく思います。 --6点取って勝ったことについて。得失点差が+6になって非常に良かったです。こういうふうにさまざまなパターンで得点できたことは良かったと思います。 --ハットトリックを達成した小野 裕二選手の評価は?素晴らしいですね。この年齢でキャリアハイの点を取って、守備もやってくれる。ハイパフォーマンスだったと思います。
湘南ベルマーレ
MF 10
山田 直輝
--どんな部分を見つめ直さないといけないでしょうか?一選手の自分が言うことではないと思いますけど、自分の中で思っていることはあるので、それを体現していきたいです。 --大橋 祐紀選手がシュートを外したあと、自分にパスを出せと強く要求していた場面がありました。「打つな」とは言わないですけど、打つなら絶対に決めなければいけない。「外すならパスを出せ」と思いましたし、僕自身はあきらめていなかった。1点入れれば相手は焦るだろうし、僕たちは勢いづくと思った。ああいうところで相手に勢いを与えていると思うので、こだわりを持たないといけないです。 --ショッキングな大敗から中3日で次の試合がやってきますが。試合が終わってサポーターの方から話がありましたけど、僕はどういうことを求められているかを分かっているつもりでいます。そこを3日間で表現するだけです。 --どんな話がありましたか?僕なりの解釈で言うと、シンプルに「頑張ってほしい」ということだと思います。うまくいく、いかない。勝つ、負けるだけでなく、「全員が1つの生き物となって頑張ってほしい」と言われていると思っている。それが湘南だと思うし、戦術うんぬんの前に、そこを3日間でもう一度落とし込まないといけない。チームが一丸となって頑張る姿を勝ち負け関係なく表現しないといけないですし、僕はそう受け止めました。 湘南のサポーターは勝ち負けでどうこう言う人たちではないです。僕たちがしっかり全力で戦っているかを見られていると思う。全力で戦って負けたときは拍手してくれる。その姿勢を見せないといけないです。
DF 16
山本 脩斗
--いまのチームをどのように見ていますか?みんな苦しんでいるし、その中で自分たちのことを信じてやらないといけない。でも、全部が全部悪いわけではないので、自分たちの良さを見つめ直して、自信を持ってやっていくしかないです。次はすぐに試合が来るので、勝点3を勝ち取らないといけない。みんなで勝つためにできることを考えてやりたいです。 --やっていることを継続しつつも、何かを変えないとトンネルは抜け出せないと感じますが。そうですね。そこはみんなも感じていると思います。何を変えるのか、難しい部分はありますけど、ベースのところや自分たちがやってきたことはブラさずにやりたい。プラスαで勝つために核になる部分を強い気持ちを持ってやるしかないです。