2024/4/28 (日) 15:03 KO
第10節
浦和レッズ
浦和
2
-1
名古屋グランパス
名古屋
入場者数: 42,265人
天候: 晴|気温: 27.6℃|湿度: 20%
浦和がGW連戦初戦を勝利で飾る。名古屋は1点を返すも、時すでに遅し
名古屋グランパス
浦和レッズ
監督
5勝している強いチームとの対戦でした。相手がマンツーマンのチームだと、立ち上がりはボールを動かすことが大事になります。相手を走らせて疲れさせるということです。ビルドアップでつなぐのと、ロング(ボール)を使って背後を狙うことを組み合わせて、それが時間の経過とともにより良い形になっていったと思います。 チアゴ(サンタナ)が前線で良い仕事をしてくれましたし、そこで背後へのランニングを(伊藤)敦樹も行っており、チャンスメークもしました。また、(安居)海渡がインサイドハーフで出場しましたが、得点も取ることができて非常に良かったです。また、先日のカップ戦(ルヴァンカップ1stラウンド2回戦・鳥取戦)と同様に、(前田)直輝がPKを誘発してから、チアゴのゴールが生まれました。2-0になってからもチャンスを作る可能性はあったと思いますが、ペナルティーエリアの中でもう少し落ち着きが欲しかったところです。ただ、かなり大きなスペースが空いている中でプレーができました。非常にフィジカルな試合でしたが、球際やセカンドボールで勝つことができていたと思います。選手たちの素晴らしい姿勢が見られた試合でした。 --序盤はプレスをかわされてどんどん展開されていきましたが、時間の経過とともに良くなっていたように見えました。序盤をどう見ていて、どのように修正していきましたか?まず、無得点の試合が2試合続いたあとの試合でした。相手は5勝して自信をつけているチームでした。そこの違いが立ち上がりに少し表れたのかなと思います。しかし、時間の経過とともに練習してきた形が、例えば(中島)翔哉がトリガーとなってチアゴがプレスを掛け、敦樹も出ていくようなプレスができてきていました。また、プレスを掛け続けることは厳しくなってきますので、それを避けるためにボールロストを少なくすることができたのも良かったと思います。 --中島選手はチームの中で最も自由に動いてプレーする選手だと思います。彼を使う効果をどのように考えていますか?例えば、松尾(佑介)はスピードや裏抜けが得意で、翔哉はよりテクニックを使って相手のバランスを崩すことができる選手です。翔哉が内側に入って、サミュエル(グスタフソン)がディフェンスラインに下りて、(渡邊)凌磨が上がっていくような変化をつけることができます。また、プレスの強度も今日は非常に高かったと思います。フィジカルコンディションのレベルも高いところまで来ていて、自信を持ってプレーできていると思います。 --彼が自由に動くことをどこまで許容していますか?シーズンの立ち上げでは選手たちを固定して使っていましたが、そこから発展させてSBがより内側や外側にいるような変化をつけていますし、翔哉には内側に入っていく自由を与えています。彼はトップ下のようなポジションに入っていきますが、すべては選手の特徴や周りとの関係性によるものです。翔哉が中に入ったら、凌磨が上がっていくこともできます。そのような動きがあるので、左インサイドハーフの海渡は、よりバランスをとることが求められます。もちろん、海渡も後ろに残るだけではなくて、本日の試合で見られたように裏に抜ける動きをしています。
名古屋グランパス
監督
--長谷川 健太監督は「開幕戦の鹿島戦の姿からは想像がつかない」と評価していました。試合を重ねることで、自分ができるプレーとできないプレーがハッキリして、ミスを恐れないで自信を持ってプレーするようになってから、自分の良さが出せているかなと思います。開幕戦があの出来で、あれ以上酷いプレーはないと思いますし、これ以上の下もないなと思っていたので、切り替えて前だけを向いて、ミスを恐れないでやり切ろうと割り切ってからはプレーが良くなったと思います。 --今日もチアゴ サンタナ選手を抑えていたのではないでしょうか?でも、チアゴ選手も体が強くて駆け引きもうまいので。僕も負けず嫌いなところがあるので、そうした選手を相手にパーフェクトに守れなかったのは素直に悔しいです。今後も、ああいうフィジカルが強くて足元も駆け引きもうまい選手がたくさんいると思うので、負けないようにと強く思えて、良い収穫がありました。
けっこう人も入っていましたし、ああいう中でサッカーをやれる喜びをすごく感じました。 --交代時はどのようなイメージで試合に入りましたか?負けていたので、自分が点を取ってだとか、攻撃の起点になってというところは意識して入りました。試合展開的にも時間帯的にも、長いボールが増えてきていたので、セカンドボールを拾ってからのシュートを意識していて、仕掛けるというところはなかったですけど、チームのやっていることを考えながらプレーできたかなとは思います。 --倍井 謙選手が先にプロデビューしていましたが、今日までの心境はいかがでしたか?焦りは別になくて、謙がチャンスをモノにして試合に出ていて、自分がチャンスをモノにできなかったというだけなので。ルヴァンカップなどのチャンスをモノにしたら、リーグ戦にもすぐにつなげてくれる監督なので、日々の練習から意識してやっていました。 --思い入れのある埼玉スタジアム2002でのプレーでした。相手も違いますし、何か関係あるわけじゃないですけど、このスタジアムにはやっぱり思い入れがあるので、勝って上書きしたかったですが……。自分もチャンスを作れなかったですし、もっとできたなと悔しいものになりました。チームが勝たないと意味がないですし、自分のプレーが出せた部分もありますけど、相手も疲れている時間帯なので、スタートで出るためにはもっとアピールしないといけないと思います。
やろうとしていることをやれた部分と、(一方で)結果的には負けてしまったので、失点が非常にもったいなかったなと思います。攻撃の部分で、前節のセレッソ戦ではなかなか自分たちの形を作ることができなかったのですが、今日はサイドからの攻撃などを見せることができました。あのまま(得点)ゼロで終わってしまったらフラストレーションがたまる展開でしたが、攻撃的なカードを切って、CKからでしたが、1点を返すことができたのはチームにとっては大きかったと思います。 もちろん、勝負には負けましたけど、ここまで出せた時間帯と出せた試合が少なかった中で、今日のゲームは展開的には悪い感じではなく、良い感じでいきました。だからこそ、自分たちのミスから失点をしたのがもったいなかったなと思います。ただ、これも勝負なので、しっかり切り替えて準備をして、(次節・神戸戦は)ホームで勝点3を取れるようにしたいと思います。 --中山 克広選手を入れた右サイドの攻撃が機能していたと思います。ルヴァンカップ(1stラウンド2回戦・大宮戦)で中山がつかんだ部分があって、前回のセレッソ戦でもアグレッシブで使えるメドが立ったなということで、今日は先発からやらせました。浦和も中3日で疲れがあったと思いますが、右サイドで良いチャンスメークをしてくれたと思います。今後も期待しています。 --三國 ケネディエブス選手がディフェンスラインの真ん中でプレーしましたが、どのように評価していますか?開幕戦の鹿島戦でずっこけたところから、10試合でよくここまで来られたなと思っています。 今日はハ チャンレが出場停止だったので、(チアゴ)サンタナを抑えるのはケネ(三國)しかいないなと思っていましたが、こちらの期待どおりしっかりとプレーしてくれて、つなぎの部分も落ち着いてさばいてくれたと思います。開幕戦のビビった姿からは想像がつかないというか、安心して見ていられるようになったなと思います。 --榊原 杏太選手がJ1初出場となりましたが、起用の狙いと評価を教えてください。ルヴァンカップで良かったので、今日も、ということでした。こういう展開であればチャンスがあるのではないかと思いましたし、シュートも打ちました。まだまだ持ち味を出し切れていないと思いますが、これから彼のプレーを出していってもらいたいと思います。
浦和レッズ
MF 25
安居 海渡
疲労感も最後はありましたが、よくよく考えると長く出られたのは(今季は)今日が初めてですし、それも含めて良かったかなと思います。 --プレーで心がけたことは?相手がマンツーマンのチームということは分かっていたので、自分たちが動いてもらうのは意識しましたし、もっと背後へのランニングも狙っていかないといけないなと。ただ、自分の中ではもうちょっとやれたのではないかなと。点を取れたのは良かったかもしれないですけど、そのほかはどうだったかなというのはあります。 --ペア マティアス ヘグモ監督は、「海渡は(中島)翔哉と(渡邊)凌磨とのバランスをとらないといけない」と言っていました。大事な仕事はできていたのではないでしょうか?翔哉くんはウイングですけど、けっこう自由にやるタイプなので、「バランスを見て」と試合前にも言われていました。もうちょっと前で絡んでいければとも思いましたが、「バランス」と言われたことも頭に残っていたので、後ろ気味でもらうのも多かったのかなと感じますね。 --自身の得点シーンはチアゴ サンタナ選手からのパスでした。正直、前に(パスが)出てくるとは思わなかったので、あそこがストライカーの考え方なのかなと。遅れてでもあそこに走れたのは良かったのかなと思います。そこにスペースが見えたので、流し込むだけでした。 --なかなか試合に絡めていませんでしたが、勝利と得点で報われた部分もあったのではないでしょうか?とりあえず点を決めて良かったなという、分かりやすい結果が出たので、続けていきたいと思います。
DF 28
アレクサンダー ショルツ
良いゲームだったと思います。名古屋は昨季よりも成長していて、名古屋も良いゲームをしたと思います。戦術的に良かったですし、ボールを持っているときに良いチームでした。特に最初の20分はわれわれに難しさを与えてきました。何もないところからわれわれにゴールが生まれ、前半の最後の20分はこちらが完全に支配していたと思います。 --最初はプレスがハマっていませんでしたが、徐々に浦和の流れになっていきました。その推移をどう見ていましたか?去年の流れを思い出すようなローディフェンスで始まり、そこから少しずつ前進していくようなイメージでした。今日はわれわれのプレスが良かったと思います。最初の10分は良くなかったですが、良くなっていきました。かなりハードワークをしていたと思います。(中島)翔哉も(安居)海渡も、(前田)直輝もチアゴ(サンタナ)も本当にチームを助けていたと思います。 --今季の勝利の中では最も内容は良くなかったかもしれませんが、勝ち切りました。われわれにはエネルギーとメンタリティーがあって、特にメンタリティーが素晴らしかったと思います。(前節・)G大阪戦は、敗戦しましたが良いプレーができていました。では、どちらが良いかというと、僕は内容よりも勝つことを選びます。