2024/4/28 (日) 15:03 KO
第10節
ガンバ大阪
G大阪
1
-2
鹿島アントラーズ
鹿島
入場者数: 28,616人
天候: 晴|気温: 27℃|湿度: 43%
「これがあるべき姿」。指揮官も胸を張る好内容で鹿島が名門対決を制す
鹿島アントラーズ
--対面の選手を惑わすことができたのでは?右SBの選手(岸本 武流)が元はFWとか攻めの選手だと知っていたので、背後とか、そのタイミングとかはやっぱり取りやすいんじゃないかなって思って、そこは常に狙っていました。 --チームとしてもその狙いが徹底していたのでは?そうですね。やっぱりゴールに一番近い選択を相手に見せることによって、ほかが空いてくると思うので、そこは狙っていました。 --J1開幕戦の名古屋戦以来となったゴールについては?本当にうれしいです。チームが勝てたことがうれしいです。 --連戦が続きます。はずみがつけられそうでしょうか?勝点3を取って帰れるのはすごく良いこと。5月は上位陣との対決もすごくあると思うし、連戦なので本当にどんどん切り替えて、勝ち負けはあると思いますけど、次に100%を出せるようにしっかり準備したいなと思います。
--ゴールシーンを振り返ってください。監督から「どんどん前のスペースを見つけたら入っていくように」という指示をもらっていました。(仲間)隼斗くんがボールを持って内側に一歩見たときに、逆サイドのポケットが空いているなという意識があったし、良いボールが入ってくるだろうなという信頼もあったので、入っていきました。ディフレクションがあったんですけど、良い形で僕の前に転がってきてくれたので、僕は押し込むだけでした。 --3試合連続ゴールについて。驚きのほうが大きいですけど、決して自分1人の結果じゃなくて、僕があれだけ上がれるということは、誰かのカバーがあってこそ。チームとしてあそこまでボールを運んできてくれているというのも事実なので、たまたま僕が点を取れていますけど、そういう形をいろんなところで出していけたらいいかなと思っています。 --ウェルトン選手と対峙しましたが?1対1の対応とか、あとは外国籍の選手への対応とか、今まで経験したことないようなことがこのJリーグでは開幕してから経験できています。相手の左サイドのアタッカーというのは、そのチームにおいても縦に仕掛けられる選手を置くポジションなので、そういう人たちとの対峙は、試合でやられる回数ももちろんあります。でも、それもしっかりと良い経験として捉え、絶対に成長してやろうという思いになれています。攻撃だけじゃなくて、守備の結果も追い求めてやっていきたいなと思います。
ガンバ大阪
監督
悲しい気持ちです。しかし、均衡した試合だったと思っていますし、いつもは出ない2つのエラーが失点につながったのかなと思っています。こういうタイプのチームでは、ああいったところをしっかりと決めてくる。本当に両チームが勝ちたいという思いをぶつけた試合で、本当に均衡した試合になったと思います。ああいう小さいところをコントロールしないといけないところで、詳細で罰を与えられるというか、しっかりとやられてしまうなという印象の試合です。 --今日は坂本 一彩選手を左サイドに起用し、ウェルトン選手を右サイドで起用しましたが、起用の意図を聞かせてください。相手のプレスなどを研究して、チャヴリッチ選手があそこ(右サイド)のポジションで来ると思ったんですが、(先発で)来なかった。でも、前から4枚がプレッシャーを掛けてくるライン間をしっかりと狙いたかったという意図がありました。一彩はそのライン間のコントロールも含めて素晴らしい選手ですし、左サイドは良い形でうまく循環したと思っています。右サイドは少し停滞した状態の試合だったと思っています。 --「いつもは出ない2つのエラー」という言葉について、どのあたりが問題だったと考えていらっしゃいますか?本当に2つの失点のところがポイントになったと思っています。いつもは相手にとって、ゴールを割らせないという難しさを与えていますが、今日はマークで(岸本)武流は慣れていないポジションというのもあったかもしれないんですけれども、いま右SBがいない状態で武流を使って、(1失点目は)そこのマークのズレが起こったのかなと思っています。 2失点目に関しては、(黒川)圭介のところを大外から突かれたところがあったんですけども、こういった形のこともしっかりとトレーニングで重ねてきていますし、そこの瞬間、瞬間でたくさんのプレッシャーなどもある中での状況判断というのもあると思います。それが今日は悪いところが出たのかなと思っています。 ただ、全責任は私にありますから、そこは個人を集中してそういったことを言っているということだけはないとご承知いただきたいと思います。選手を責めることはありません。 --負傷交代となった三浦 弦太選手の状態について。いま詳細は分からないかもしれませんが、把握しているところを教えてください。ハッキリとまだ聞いていないんですけれども、自分自身の感覚、見た感じでは、ちょっとテストしていかないといけないのかなと思っています。けれども、あまり良くないのかなと思っています。
鹿島アントラーズ
監督
キャンプからずっとわれわれが積み上げてきたことをピッチで見せられれば、非常に強い鹿島が見せられると思いますし、攻撃的な姿を見せられると思っていました。連戦で少しわれわれがやってきたことだったり、強みが薄れてきたところがあったので、この準備期間でしっかりトレーニングできたことも、この試合で勝てた要因だと思っています。 負けた試合を振り返ってみると、単純な球際でのデュエル、トランジションの部分、戦うことが欠けていた部分がありました。責任感を欠いたり、空けてはいけないポジションを空けたりして、そこから失点して負けてしまったところがありました。そこでまずわれわれの良さをしっかり出していくことを今日に関しては強調しました。オーガナイズすること、チームの約束事を大切にすること、ディシプリンを持って戦うこと。われわれの良さを出せた試合だと思います。 これが鹿島のあるべき姿だと思います。ただ、この1試合だけでわれわれらしさを見せても意味がないと思っています。継続して見せ続けること、それが非常に重要だと思っています。90分間を通して、相手の最終ライン、ボールホルダーにプレッシャーを掛け続けられたと思っていますし、相手を自由にさせなかったところも、この試合を優位に運び、勝ち切ることができた要因だと思います。 あとは支えてくれたサポーターのことを考えると、私もハッピーです。試合前にも言いましたけど、彼らは常に100%の力を出してくれています。前回の試合(前節・鳥栖戦)、われわれがそれを見せられたか、精神面で、姿勢の部分を含めて見せられたかというと、そうではなかったと思います。しかし、今日はわれわれの選手もあるべき姿をピッチで見せてくれていたと思いますし、サポーターの声援にしっかりと応えてくれたと思っています。非常にハッピーです。 --前線からのプレスの意識が高かったが?まず1つは、プレッシングの精度を上げていくことは時間がかかるということです。一夜にして精度の高いプレッシングがチームでできるわけではありません。どこかで穴を開けてしまったら水が漏れてしまいます。精度が高いところまでやろうとすると時間がかかるし、また連戦で、トレーニングで落とし込む時間がなかなか作れなかった期間が3週間くらいありました。 連動して、シンクロして守備をする共通意識をしっかり持ってプレーすることは、今まで鹿島がやってこなかった部分でもあります。そこを出し始めていますし、習慣づいていないプレーだったので、それを習慣づけることも時間がかかります。 今日残念だったのは、良い形でボールを奪えたんですけど、その後慌ててしまってゴールにつなげることができなかったシーンが2つ、3つありました。そういうところでより落ち着いて、クオリティーにこだわって、ああいう場面をしっかり仕留め切れるようにならないといけないと思います。 ただ、始動して3カ月経ちましたけど、われわれは完成されたチームではありませんし、ここまでのプロセス自体は非常に良いものを踏めている手ごたえを感じています。もちろん(ここ数年で)国内タイトルを獲れていないプレッシャーはあります。ただ、私にとってはある意味関係なく、自分がチームに植えつけたいものは明確に分かっています。ですので、その作業を続けていくだけですし、それができれば必ず結果はついてくると思います。
ガンバ大阪
FW 13
坂本 一彩
--自身としては3試合連続での得点になりましたが、振り返ると?ウェルトンが粘ってくれて、自分は本当に流し込むだけでした。ウェルトンに感謝したいというところですね。 --流し込むだけという簡単なシュートではなかったですが、駆け引きについては?植田(直通)選手だったと思いますけど、足が出てくるのが見えたので、その後ろで触るというか、右で触るのではなくて、体を左に開いてゴールに流すというのは意識していました。 --後半の途中からは自身が1トップで、宇佐美 貴史選手がトップ下に入っていましたが、狙いを教えてください。あれは臨機応変に、チームとして狙っていた形ではないですけど、宇佐美さんが下がったのを見て、僕が頂点にポジションを取った形でした。
GK 22
一森 純
--鹿島のやり方にハマって、なかなか良さが出せませんでしたが、要因は?後ろから見ていて、相手のメンバーもちょっと違っていたので、その変化に対して自分たちがうまく変化できなかったと思います。相手は[4-2-4]みたいな感じで、けっこう前に4人がプレスを掛けてくるので、うまくスペースを見てというところだったんですが、こちらが要所要所で、相手のスペースを突けなかったのはありました。 --2失点は同じような形でしたが、チームとしての課題は?真ん中(CB)は強いので、ウチの攻撃的なSBのところを狙ってきたと思うのですが、そこはお互いのコミュニケーションで防げるところもあるし、1本でやられたわけでなく、何度も相手がランニングをしていた中で、もう少し全体でうまく共有できればと思います。