2025/4/6 (日) 13:01 KO
第9節
ファジアーノ岡山
岡山
1
-0
FC東京
FC東京
61'
入場者数: 15,073人
天候: 晴|気温: 21.3℃|湿度: 27%
勝負を分けたワンプレー。中途半端を見逃さなかった田部井涼
ファジアーノ岡山
監督
15,000人以上の方に来ていただいて、本当に後押しをしていただきました。選手たちもそれにしっかりと応えたと思います。 前半は、もちろん試合前から風があって、どっちのエンドでスタートするかなと思って、風上をという思いもあったんですけど、風下でスタートして、やっぱりFC東京さんの技術とかスピードとかに最初の20分は押し込まれたかなと。でも、そこをしっかり耐えて、相手コートに入ったときには自分たちがチャンスを作れる気配は往々にしてあったので、前半はしっかり耐えながら後半に勝負できればなと思って見ていました。 後半、風上に立ってからは自分たちのペースでゲームが進んだと思いますし、その中でゴールを1つ取れて、VARも1つあって、自分たちのプレーがしっかり出せた後半ができたんじゃないかなと思います。 試合としては勝ったことが良かったと思いますし、次(次節・広島戦)は本当に強い相手ですけど、アウェイでまだ1ポイントも取れていないので、今度こそアウェイでポイントを取れるように努力していきたいと思います。 --後半に自分たちのペースになったのは、風上だからか、それともハーフタイムに指示をしたことが大きかったのでしょうか?風の影響は少なくなかったと思います。ハーフタイムに、今度は風上になるのでもっとアクティブにやれるはずだし、やらなきゃいけないという話をしました。逆に前半がダメだったかというと、その厳しい条件の中でもしっかり耐えてゲームをうまく進めたのは評価できるという話をして、「後半、勝負しよう」という話をしました。 --後半開始早々にVARによる判定もありました。これで3試合連続で得点取り消しがありましたが、選手たちのメンタリティーの部分をどう評価していますか?本当にそこは選手たちをしっかり称賛してあげたいなと思います。VARのオフサイドの判定というのは、もうオフサイドはオフサイドなので、自分たちにベクトルを向けて、1ミリでも2ミリでもオンラインからプレーしていくこととか、タイミングにこだわることをやり込んでいくしかない。(前節・)セレッソ戦のオフサイドもそうだし、今回もそうだし、ちょっと運がないというか。ほんのちょっとなので。でも、それを続けていく努力は必要かなと思います。 --次節は“中国ダービー”です。皆さんも楽しみにされていると思います。スタジアムに僕も初めて行くんですけど、楽しみです。いまの広島は本当に強い。試合を見ていても強いとしか感じないので、そのチームにどれだけ自分たちがアウェイで向かっていけるか。チャレンジしたいと思います。
FC東京
監督
本当に非常に残念で、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。 試合は、前半序盤は非常に良い攻撃が続く中で、なかなか得点に結びつけられなかった。そこで1つ取れていれば、というのはもちろん感じることですけども、徐々に徐々に少しずつトーンダウンしてしまった中で、相手にゲームの流れを持っていかれた感はあります。 後半に関しても、序盤のところでオフサイドにはなったものの、基本的なところの良い入りをする部分ができない中で、相手の思い切りの良い、素晴らしいシュートが入ってしまった。非常にトーンダウンしてしまったような感じのゲームであったかなと思っています。 --風上に立った前半は押し切れなかったと思います。本当に1つ入っていればというところはあります。非常に良い攻撃をしていましたし、畳みかけるようなところもありましたけど、なかなか最後のところが決まり切らない。本当に非常に難しいところで、そんなに簡単には入らないと思いますけども、やっぱり1つ入ればというところがあって。エネルギッシュなところもあったと思うのですけど、やはり最後のところのクオリティーというものかなと思います。 --後半は相手が風上に立つ中で、ハーフタイムにはどういう指示をされましたか?おそらくこういう交代があることが予想される。そういうときの長いボールには気をつけるというか、こういうボールのほうが良いよねと。そういう中で起点ができればということでしたけど、相手のCBにも非常に強い選手がそろっていて、なかなか起点を作らせてもらえなかったので、少し自分たちのリズムにはならなかったのかなと。その後、1列下がったところでしっかりとボールを握る状況判断をして、そこで優位性を作りながら、サイドの突破からクロスということを狙いつつも、良い形にはなり切らなかったと思っています。 --失点場面について。そんなに慌てているようには見えなかったですけど、ハッキリしなくてはいけないところがやはり勝負の分かれ目でもあるのかなと。セカンドボールであったり、そういうところをどっちが拾うのか。本当に最後はどっちにボールがだといつも思っているのですけど、あの場面は相手に転がって、本当に素晴らしいスーパーシュートだったと思います。思い切りの良い、迷いのないシュートだったと思いますし、何かそういうものにつなげられてしまったのかなと思います。
FC東京
MF 7
--前半開始からチャンスはたくさん作っていました。あそこで取れなかったら、こういうゲームになってしまいますし、ああいった相手のゴールが決まっちゃうのがいまのチームの現状かなと思う。試合を決められるときに決めないと、(J1第4節・)鹿島戦もそうですけど、ゲームを落としちゃうとは思う。決められるときに試合を決めないと次もまた繰り返しちゃうので、そこはもう1回やらないといけないと思います。 --精度を高めていくのか、それとも違うやり方も必要になってくるのでしょうか。監督は「自分たちがやってきたことを信じよう」というふうに言っていますし、またすべてのやり方を変えてしまったら結局積み上げがなくなってしまいます。ただ、このままというわけにもいかないので、積み上げたもので勝負しつつ、何かしらの変化を起こしていかないといけないかなと思います。
ファジアーノ岡山
DF 18
田上 大地
前半はすごく押し込まれて、自分たちの攻撃の良さはなかなか出なかったですけど、ピッチの中で押し込まれてもブロックを作って我慢しようという声かけもしていた。風下だったので前半は押し返すのが難しかったですけど、前半にしっかりと耐えて0-0で折り返せたことが良かったなと思います。 後半は逆に風上に立って押し込む時間も増えましたし、相手もすごくイヤがっていたので、押し込みながらなんとかセットプレーだったりで点を取れればなと思っていたら、田部井(涼)選手が素晴らしいゴールを決めてくれて、その1点をみんなで守ってホームでまた勝つことができて非常にうれしいです。 --カウンターにも冷静に対応できていたと思います。FC東京さんだけじゃなく、J1のチームはどこもカウンターが非常に速いので、カウンターになる前につぶすことや、カウンターになっても冷静に対応することは今日もしっかりとできたと思います。 --今日は立田 悠悟選手が欠場して、阿部 海大選手が先発になりました。去年もずっと海大とやっていましたし、ゲームをしっかりと組み立てる中で、悠悟と比べるわけじゃないですけど、それぞれに得意不得意があって、良いところと悪いところがある中で、海大は足元があってボールをしっかりとつなぐことができる。高さや経験は悠悟のほうがありますけど、そこは自分も声をかけながらカバーできますし、(実際に)声をかけながらカバーすることができたと思います。
MF 14
田部井 涼
--ゴールシーンを振り返って。1つ前のプレーで、自分の中でもゴールが見えていたんですけどパスを選択して、チャンスになりかけたけど相手のイヤなことができなかったなと思ったので、あのとき自分のところにボールが来て迷わず振れたのは、1つ前のプレーがあったからだと思っています。 --後半から出場しました。前半は押し込まれるシーンが多かったので、そこの流れを変えてほしいというのはあったと思いますし、自分が点を取ることは常に意識しています。去年もそうでしたけど、なかなか結果に結びつかなくてもブレずにやってきたからこそ、ボールが来たなと思うので、また練習からそういう意識を忘れずにやっていきたいなと思います。 --得点はスローインからでしたが、ルーズボールになりそうだなという感覚がありましたか?今日はその感覚がすごくあって体が動いた感じがしますし、それは自分だけの話じゃない。後半は特にルーズボールの反応の速さが上がったと思う。そこは良かったかなと思います。 --本当に素晴らしいゴールでした。今日だけは喜んで、いっぱいゴールシーンを見たいなと思います(笑)。