2025/8/16 (土) 18:33 KO
第26節
清水エスパルス
清水
1
-3
横浜F・マリノス
横浜FM
入場者数: 18,198人
天候: 雨|気温: 25.9℃|湿度: 77%
今夏加入組が大活躍。横浜FMが3得点で2試合ぶりの白星ゲット
横浜F・マリノス
清水エスパルス
監督
雨の中、夏休みの貴重な1日を使って(IAIスタジアム日本平での)今季最多の18,000人以上のサポーター・ファミリーが来てくれた中で、あまりにも安い失点が多かったです。当たり前の話ですが、3失点をしていたらそう簡単には勝てません。われわれは苦労の末に1点を取るのがやっとの状況だったのに、守備のセオリーを守らず、あっさりと3つ失点をしました。もう一度、かなり深く見直さなければなりません。前節(・広島戦)はあれだけ良い守備ができて、今日もメンタリティーは素晴らしいものを持って入ってくれましたが、フットボールの守備における基本の部分を怠っているようでは、このような失点が増えてしまいます。継続してできなければ本当の力とは言えません。前節のリーグ戦の広島戦だけ良くて、今日は天皇杯(ラウンド16・広島戦)のようにザルみたいな守備になってしまったら、勝てる試合も勝てません。今後は得失点差も大事になりますし、ホームでこんな失点を重ねるのはあり得ません。もっともっと自覚を持って、もっと強烈に自分を変えなければ本物の力がついたとは言えません。 --前節は3バックでスタートしましたが、今節は4バックでスタートし、前半途中に変更も見られました。変更の狙いと両システムの手ごたえについてどのように感じているのかを教えてください。3トップのマリノスさんが相手だったので、3バックの形だと後ろに重くなると思っていました。3バックのときよりも1人少なくなりますが、4枚で十分守り切れると思っていた中で、トップ下の選手を誰が捕まえるのか、ピッチの横幅をどのように守るのかがハッキリしていなかった。あまりにも安い失点が多かったです。 そして、ハッキリといま困っていることをお伝えすると、守備は3バックのほうがうまくいって、攻撃は4バックのほうがうまくいく。悩ましい問題に直面しているので、そこをどのように修正していくかが問われています。3バックでも4バックでも共通するセオリーはあるので、中央を閉める、クロスに対してニアを空けないなど、当たり前のことをやれなければシステムなんて関係なく失点を喫します。われわれがやらなければならないことを実行した上で失点を喫したならば後悔はありませんが、あまりにもやるべきことができていませんでした。もう一度、選手と話をしながら、トレーニングをしながら、体に染み込むようにやっていく。何試合やろうが、どこでやろうが、同じことをやれるようにまたしっかりとやっていきます。 --先ほどシステムのお話があった中で一部重なる部分があって恐縮ですが、連戦ではない状況で乾 貴士選手、北川 航也選手、山原 怜音選手をスタメンから外すのは今季初の出来事でした。スタメンの人選の意図を話せる範囲でうかがってもよろしいでしょうか?単純に、いつも正しくハイレベルな競争と言っている中で、パフォーマンスの良かった選手たちを使いました。正直、名前を出していただいた選手たちは疲れが見えていましたし、ここのところは出ずっぱりでガス欠しているように見えました。フレッシュ、エネルギッシュな選手を使ったというのが単純な意図です。
横浜F・マリノス
監督
--新天地での公式戦デビュー戦で明確な結果を残しましたね。これまで所属したチームではデビュー戦でゴールを決めたことはなかったので、自分にとってのマリノスでの初戦でゴールを決めることができて大事な思い出になりました。とてもうれしかったですし、このパフォーマンスを続けていきたいと思います。 --ゴールシーンを振り返って。オフサイドラインは非常に気にしていました。GKとの駆け引きもあって、右足で蹴るフェイクを交えて左足で仕留めることができました。自分のゴールがチームの勝利につながったことをうれしく思っています。 --得点シーンは縦に速い攻撃でしたが、チームとして練習していた形だったのでしょうか?この試合に向けて今週に練習してきたプレーの1つです。個人としても加入当初と比べてチームメートとコミュニケーションがとれるようになったからこその結果だと思います。
--冷静なゴールでした。オフサイドかなとも思ったのですが、良い感じに前を向けたので、点差もありましたし、落ち着いて打つことができました。右足だったらニアサイドしか打てませんが、時間もあったので左足に持ち替えて両方の足で打てるようにした感じです。最初はファーサイドを狙おうかなと思ったのですが、GKに読まれている気もしたので、あえて股を狙いました。 --今節はスタメンを外れて、途中出場からゴール。期するものもあったのでは?前回(前節・東京V戦)はふがいないプレーをして交代していました。試合で起きたことは試合でしか返せない。その一心で頑張りました。 --チームとして、前節の敗戦から今日の試合につながる部分もありましたか?前節は個々人がバトルのところで負ける回数が多く、結果として負けました。今日はそこをチーム全体で意識してやった結果だと思います。
今日もアウェイでの試合だった中で、多くのサポーターの方々が来てくださって背中を押してくれました。最後まで粘り強く、チームとして我慢強く戦えたことが3つの得点につながった。これが1つのベースというか、スタートのところなのかなと思いました。 --前後半の入りをどう見ていましたか?試合の入りが良かったわけではなくて、少し後手に回る場面もありました。ただ、局面での厳しさ、切り替えなどのベーシックな部分を選手たちがやり直して、そこから自分たちのペースに持ち込むことができました。粘り強い姿勢から得点が生まれたのかなと思います。後半には相手に乾 貴士選手が入ってきて厄介になってはいたのですが、最後までコンパクトに全員で戦うことを遂行してくれたなと思います。 --角田 涼太朗選手、ディーン デイビッド選手、谷村 海那選手と、この夏に加入した選手たちがそろってゴールを奪いました。評価をお願いします。ツノ(角田)は攻守ともにチームの力になってくれていましたし、得点も奪ってくれました。彼にとって良いスタートが切れたのではないかと思います。ディーンについては、何よりも結果で示してくれたと思います。彼の良さである動き出しとフィニッシュ精度の高さをデビュー戦で出せたのは、チームとして大きいです。守備面で苦労した部分もありましたが、全員で補うこともできたと思います。海那も(先発)を外されたことでいろんな思いがあったとは思いますが、その思いを乗せたゴールでした。良い競争が生まれてチームが前に進んでいる状況かなと思います。
清水エスパルス
GK 16
梅田 透吾
--会見において、監督から「守備のセオリーを怠った」という話がありました。相手に攻め残っている選手がいた中で、そこに対する僕らの人の残し方とリスクの管理の仕方は改善しなければなりません。後半は自分たちのCKから相手の決定機につながるカウンターのような形が3回ほどありました。「そんなことある?」と観ている人は思ったと思いますし、あってはならないプレーでした。もちろん自分も改善をしようとして、(残っている選手の)嶋本(悠大)に声をかけたり、「もう1人必要だ」と伝えたりはしましたが、自分の声が届かなくても人を通してチームに伝えられるようなGKにならないと。一番後ろから見えている人間が締めることができればやられることのないプレーでした。 --この敗戦をどのように次につなげますか?やられた形は頭に残しつつも、そこに引っ張られ過ぎて受け身になり過ぎるのも良くない。前節の広島戦でしっかり守れた部分は自信を持っていいですが、異なる相手に対しても多様な対応をできるようにしなければならないです。策を講じるというか、守備陣は相手を見て、どのように誘導するかをしっかりすり合わせて守備の基本を徹底すればこんなにも大きくやられることはない。自分も意識してやっていきたいと思います。
FW 23
北川 航也
--前半の戦いをベンチからどのように見ていましたか?ゲームプラン的に無失点で抑えるところは大事です。前半は(失点)ゼロで抑えることができればどこかで先制のチャンスを作り出せたかもしれませんが、結果としては2失点をして前半を終えてしまいました。無失点、もしくは最少失点で終えることができれば流れを変えるチャンスもあったと思うので、誰が悪いとかではなくチーム全体で改善しなければなりません。 --何を意識してピッチに立ちましたか?ゴールを取るしかない状況だったので、できる限りチームが敵陣でプレーできるようにすることと、髙橋(利樹)選手との2トップだったので、片方がうまくボールを引き出したならばもう片方は裏を狙うなど、2トップで異なる動きをすることを意識していました。もっとゴールを脅かす形を作り出せれば良かったのですが、良い形もなかったわけではないので次につなげていければと思います。 --ご自身にとっては5月ぶりのゴールでした。いま、5月ぶりと聞いて、こんなにも長い期間にわたって点を取っていなかったんだなと情けない気持ちです。ここから得点を積み重ねていければ自分にとってもチームにとっても勢いがつくと思うので、さらにゴールに迫っていく回数を増やしたいと思っています。