2024/9/8 (日) 18:03 KO
準々決勝 第2戦
第1戦 0-1入場者数: 10,273人
天候: 晴|気温: 30.2℃|湿度: 45%
土壇場で追いついた川崎F。2戦合計スコアで甲府を上回る
ヴァンフォーレ甲府
監督
勝ちたいゲームでした。川崎フロンターレ相手に押し込むことはできたと思っています。ただ、勝たなければ意味がないので、サポーターがこれだけ来てくれて、これだけ後押ししてくれて、最後は勝たないとダメだと思うので。前半は良いゲームができました。後半も悪くはなかったですが、相手が交代を重ねて力を増していって、それに対して自分たちのマイボールの時間を長く持つことができなかった。自分の未熟さでもありますし、相手がどこだろうと押し込んでプレーできるようなチームにしていきたいです。リーグ戦の残り試合も少ないですけど、一日一日を大切にしていきたいです。 --前線に三平 和司選手、アダイウトン選手、鳥海 芳樹選手が入って、前から行く姿勢が見えたと思うが、90分を通してのゲームプランをどう考えていたのか?ウォーミングアップで佐藤 和弘にハプニングがありましたが、中山 陸が期待どおり彼らしいプレーをしてくれました。 ゲームプランとしましては、前半は思ったような自分たちの戦いができました。後半はああいうふうに相手が押し込む時間は長くなると思っていましたが、いま言ったようにもう少し自分たちの時間を持って相手コートで時間を費やす、その中でゴールを狙っていくということをもっと増やしたかった。いま言ったように力不足なので、またみんなと一緒にやっていきたいです。 --ルヴァンカッププライムラウンド準々決勝の2試合でチームが得たものはあったのか?悔しいですけど、この経験は選手にとっても大きかったんじゃないかと思います。川崎フロンターレは大きなタイトルをいくつも獲っているチームですが、そういったチーム相手に互角以上にやれた時間帯もあった。それは中でプレーした選手たちが肌で感じていると思うので、それをこれで終わりにするんじゃなくて、チームにとってもそうですけど、選手一人ひとりがこれからのサッカー人生にこの2試合を生かしていってほしいと思います。
川崎フロンターレ
監督
まず、特に前半は苦しい展開でしたけど、選手がブレることなくボールを動かすこと、自分たちの攻撃を意識しながら焦れずに怖がらずに攻めてくれたこと、それが最後のゴールにつながったと思います。2試合を通して苦しい戦いになるという予想の中でしたけど、一番大事なことは次のステージに進むことなので、それを成し遂げてくれた選手、そしてゴール裏を含めて多くのサポーターが駆けつけてくれたことで、良い喜びの中で勝てたことをうれしく思います。ここからは切り替えてJリーグに挑みたいと思います。 --途中出場したファンウェルメスケルケン際選手と遠野 大弥選手が結果を出したが、彼らの評価は?本当に良い仕事をしてくれたと思います。際にしても最初はアダイウトンの対応が大変だったと思いますが、そこをしっかりと抑えながら球際で戦ってくれたことで、あそこからの漏れがなかったということは非常に大事だったと思います。また、甲府のあとから入ってきた選手も非常に力がある選手ですので、そういうところも含めて抑えたことは非常に良かったです。 大弥は第1戦でも点を取ったり、非常に良いプレーが続いているので、入れるほうも自信を持って入れられるというか、攻守で非常に計算が立つ。プラス得点に絡んでいけるので、非常に良かったと思います。120分を考えても彼があとからいるということは非常に重要でした。2人とも良い役割を果たしてくれたと思います。 --後半は押し込む形が続いたが、なかなか点を取れないと一発でやられるのはサッカーではよくあること。実際に川崎Fもリーグ戦では終盤に失点を喫して勝点を落とすことが多かった。そういう中で後半アディショナルタイムにゴールを決めて勝ち上がった価値をどう感じているか?そういう展開も予想される中でしたが、自分の中では少し選手が成長してきたという感覚はあります。当然、焦れる展開でしたけど、その中でしっかりとボールを動かしたり、最後のほうで何度か連続でクロスを入れたり、当然クロスを入れるとセカンドボールを拾えなければカウンターを受けることもありますが、相手がイヤがっていると思ったタイミングで何本か入ったり、逆にボックスの中に潜り込んでいったほうが良いと思うときはしっかりと入っていったり、その辺りの柔軟性は徐々に出てきました。あとはおっしゃられたように、押し込みながら点が取れなかった、決定機は何本かありましたけど、そこで最後に怖がらずに、カウンターもありましたけど怖がらずにやれたことは1つ成長です。自分も見ている中で腹をくくっていたというか、それでやられちゃったらしょうがないくらいの気持ちで見ていたので、後ろの選手も最後までよく頑張ってくれましたし、みんなが最後のところで粘り強くやってくれたと思います。
--悔しい失点シーンだったと思うが、あそこで耐えるためにどんなことが必要なのか?スタートから出た選手は本当によくやってくれたと思いますし、前半もピンチがありながらGK中心に最後の最後で食い止めていたと思います。交代のところで試合を崩さずに入るということは難しいと思いますが、途中で入った以上やらなければいけないと思います。下を向いている暇はないので、切り替えてやっていきたいです。 --2022年度の天皇杯優勝からACLを戦い、その流れがここで終焉を迎えたが、どんな思いがあるか?僕は幸せなことに天皇杯優勝からここまですべてを経験させてもらいましたし、それに関わって甲府から出ていった選手もいますし、新たに甲府に力を加えてくれた選手もいます。そういった選手たちにはもちろん感謝していますが、何よりどんなときも変わらずに応援してくださるファン・サポーターの方々に一番感謝を申し上げたいです。今年はリーグ戦もまだありますが、ルヴァンカップでもう1回、ファン・サポーターの方々に何か残せればいいなと思ったんですけど、こういう形で失ってしまったことに責任を感じますし、すごく悔しい思いでいっぱいです。 --残すはリーグ戦。J1昇格を目指す戦いが続いていくと思うが。先ほども言いましたけど、ファン・サポーターの方々に支えられている部分が大きいので、何か1つ残したいという気持ちが強いです。1つでも多くの試合で喜びを分かち合えるように、この悔しさをバネに顔を上げてやっていきたいです。
川崎フロンターレ
--得点後はいったんベンチまで走ろうとして向きを変えて、ゴール裏のサポーターのところに行ったが、どんなことを思ってサポーターのところへ行ったのか?アウェイの地まで足を運んでくださって、サポーターのために点を取れて良かったです、ということを表した感じです。 --みんなが走っている中で自身が中心だったが、快感だったのではないか?いやー、あのためにサッカーをやっているという感じです。うれしかったです。 --選手たちも引き上げながら「めっちゃ良いゴールだった」と言っていた。めっちゃ良いゴールでした(笑)。 --かなり良いクロスだったが、頭か足かは迷わなかったのか?あそこはもう頭で。小さい頃からそういう練習をしていたので、報われて良かったです。 --ルヴァンカッププライムラウンド準々決勝第1戦・甲府戦から中3日などいろいろな要素があったとはいえ、スタメンからベンチスタートになって悔しい思いはあったのではないか?悔しかったですね。悔しかったですけど、監督が思い描いているプランを信じて従う。後半「点、決めてこい」と言われたので、点を決められて、信頼をこうやって勝ち取っていきたいと思います。 --ゴールが決まってみんながうれしそうにしていたが、家長 昭博選手が両手を広げて遠野選手に向かっていき、ハグしていた。記者席からは背中しか見えなかったが、家長選手はどんな表情をしていたのか?いやー、満面の笑みですよ(笑)。うれしいです。その笑顔が見られてうれしいです。
ヴァンフォーレ甲府
DF 3
孫 大河
--悔しい引き分けとなったが。前半は良い形でボールを保持できて、惜しいシーンもたくさんあったんですけど、後半になって自分たちの足が止まってきて、フロンターレの個のクオリティーでやられてしまった。もっと自分たちも個のクオリティーとチームのクオリティーを上げていかなければいけなかったと思います。 --ゴールシーンを振り返って。良いところにボールが来て、自分のマークをうまく外せたので、あとはしっかりと流し込めました。 --プロ初ゴールとなったが。あの瞬間はうれしいものがありましたけど、チームとして次のステージに進めなかったことは本当に悔しいので、プロ初ゴールを決めることはできたが、次はもっとチームを勝たせられるようにやっていきたいです。 --終盤での悔しい失点となったが、そこを防ぐためにどんなアクションが必要だったのか?サイドにプレッシャーに行けていなかったので、自分からもっと厳しく言って行かせることだったり、自分のところであと一歩早く下がっていれば防げていたかもしれないです。そういう準備、寄せを突き詰めていきたいです。 --これでカップ戦がすべて終了し、リーグ戦を残すのみとなった。J1昇格に向けての思いは?自分たちは勝っていくしかないと思うので、切り替えてリーグ戦にすべてを懸けて、一戦一戦やっていくしかないと思います。
FW 9
三平 和司
--ルヴァンカッププライムラウンド準決勝進出を分けたものは?かなりウチのやりたいようにはやれていたと思います。ああいう感じでセットプレーで1点取れたので、もうワンチャンスあればという感じでしたけど、みんなの共通意識、堅く守って一発狙うということはあった。その狙いをみんなで共有していたので、すごく良い試合だったと思います。最後のところ、正直ファンウェルメスケルケン際選手が入ってきて、ちょっとしんどかったかな。 --どういうところのしんどさだったのか?プレスを掛けてもドリブルではがせちゃう。あの選手が入ってきて、プレスがハマらなくなってしんどさはありましたし、後半になってウチももっと裏に抜けたり、僕ももっと走るべきだったと思うのですけど、強度が高くてなかなか行けないシーンもあった。ただ、我慢強く守り続けられたし、あと1点取れればという感じでした。ウチのプランでは行けていたんじゃないかと思います。 --準々決勝の2試合でチームが得たものは?J1の強度ってこういう感じなんだなと分かったと思いますし、みんながそれを意識して練習できればいいかなと思います。後ろから押してくるとか、そういうことも耐えなくちゃいけないんだと思ったし、ボールを取られてからの切り替えも早くて強くて、ただ外せばチャンスがあるということはあったので、すごくいろいろなものが見えた試合だったと思います。僕ももっと強度高くやるために鍛えなきゃいけないと思いましたし、若手も感じたものがあると思うので、収穫はあったと思います。
DF 23
関口 正大