2020 J.LEAGUE YBCLevainCUPFINAL

2021年1月4日(月)14:35国立競技場

柏レイソル

FC東京

特別な年、聖地・国立で特別な戦い 特別な年、聖地・国立で特別な戦い

MATCH INFO

  • 柏レイソル
  • FC東京

柏レイソル

注目選手 FEATURED PLAYERS

柏レイソル FW 14 オルンガ
FW 14 オルンガ 高い!速い!強い! 
衝撃の得点力は必見!
昨季のJ2最終節で、京都相手にひとりで8得点と衝撃のパフォーマンスを見せたケニア代表ストライカーは、舞台をJ1に移しても驚異的なプレーを続けている。1試合1点のペースでゴールを奪い、得点ランクを独走。高さと強さ、スピードをも備えた規格外のFWは、リーグ史にも残るインパクトを放っている。
柏レイソル MF 10 江坂 任
MF 10 江坂 任 すべてを兼ね備えた 
太陽王のナンバー10
ドリブル、パス、シュートとあらゆる攻撃スキルをハイレベルに備えたアタッカー。フィジカル能力も高く、相手の激しいチャージに動じることなく、確実にボールを収めて、局面を打開していく。チャンスメイクも、フィニッシュワークもこなし、守備の場面でも手を抜くことのない頼れる柏のナンバー10だ。

FC東京

注目選手 FEATURED PLAYERS

FC東京 FW 9 ディエゴ オリヴェイラ
FW 9 ディエゴ オリヴェイラ 古巣対戦に燃える
青赤の絶対エース
強靭なフィジカルを備えたFC東京のエース。爆発的なスプリントでスペースに飛び出し、力強いフィニッシュでゴールを陥れる。足元の技術も高く、前線で起点となって味方の得点機を演出。猟犬のようにボールホルダーに襲い掛かる強烈なプレスも代名詞だ。2017年まで所属した古巣との対戦に燃えている。
FC東京 MF 20 レアンドロ
MF 20 レアンドロ 青赤の新たな武器 
右足から繰り出す芸術FKに注目!
鹿島から期限付き移籍で加入したブラジル出身のアタッカーは、卓越した技術と献身性を併せ持ち、すぐさまチームにフィット。得点、アシストを量産し、3トップの一角として絶大な存在感を放っている。推進力の高いドリブルと、正確かつ強烈なキックが売り。確実に枠を射止める直接FKも大きな武器で、今季のJ1では3ゴールを奪っている。

プレビュー MATCH PREVIEW

PREVIEW

過去のファイナルを振り返っても、大差のついた試合はほとんどない。川崎Fが初優勝した昨年もPK決着だった。実力伯仲の両者が対戦する今回も、当然僅差の戦いが繰り広げられるはずだ。

規格外のストライカー、オルンガを擁し、圧倒的な攻撃力を誇る柏が主導権を握る戦いが予想されるが、FC東京のハイプレスの前にボールを思うようにつなげない展開も考えられる。プレスを嫌がった柏にロングボールが増えるようだと、FC東京のペースと言えるかもしれない。柏とすれば、悪い形でボールを失い、強烈な3トップを擁するFC東京のカウンターを浴びることは避けたいところ。逆にFC東京にとっては、オルンガに自由を与えないことが最大のミッションとなる。

両監督の采配にも注目だ。いずれもタイトルホルダーの指揮官であり、一発勝負のファイナルの戦いを熟知する、試合へのアプローチ、試合中の修正力など、そのマネジメント能力が運命を分ける大きなファクターとなる。

今季のリーグ戦では、中断明けの2節に対戦し、数的優位を手にしたFC東京が1-0で勝利するも、決勝の「前哨戦」といえる10月28日に行われた第30節では柏が3-1で勝利を収めた。リーグ戦の通算対戦では、柏が16勝4分14敗とわずかにリードするが、ほぼ互角の成績であり、相性の面では結果を占うことは難しい。両チームともに過去の決勝では2戦2勝と勝負強さを示しているのも興味深いデータだ。また勝てば3度目の優勝となり、鹿島の6回に次ぎ、東京Vに並んで歴代2位タイとなる。

コロナ禍の難しい状況で開かれた今大会も、ついに最終局面を迎える。新しい国立競技場で行われるこのファイナルが、歴史に残る一戦となることを期待したい。

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