日本代表が先制するもイラン代表に逆転負けを喫す 3大会ぶりの王座奪還はならず
DF 16
――代表に入ってから初の国際大会だったが? まず、この大会で自分が出せた部分は今後の自信にしていきたいし、一選手としてもっといろんな部分で成長してしなきゃいけないなと思わせられる試合でしたし、人生で一番悔しい試合くらいだったので、これを無駄にしないように今後やっていきたいなと思います。 ――Jリーグでは対戦できない、フィジカルの強さを前面に出してくる相手だったが、やってみて感じたことは? 今日は僕のところに2人いるシーンが多かったですけど、選手を例に出して言うと、酒井宏樹選手だったり、1人でも2人を守れるような、そういった個の能力の高さっていうのはもっとつけたいなというふうに感じました。 ――イランは前に4人が張り付いて、そこから強引に突破を図るようなチームだったが、今後そういったフィジカル重視の相手にどう対応していく? まず、蹴らせないためにチームとしてプレッシャーをかけるっていうのもそうですし、蹴られたところに対しては、特に守備陣が1人でも守れる能力をつけていかないといけないと思います。特に今日、僕は空中戦などで負けてしまった部分もあったので、そういった部分を個人の課題としてやっていきたいなというふうに思います。 ――アジアの厳しさを感じた試合だった? 僕はそんなヨーロッパのチームと戦った経験があるわけではないですし、アジアだからどうっていうのは特にないですけど、こういった国際大会の厳しさっていうのはすごく感じられましたし、日本が今強いと言われてますけど、そういった相手に勝ちにいくっていうのは相手からすごく感じられたので、そういった中でも勝っていくっていうのは大変なことなんだなというのも感じましたけど、その相手に対して、その勢いも殺すぐらいの力をつけないといけないなというふうに個人として思いました。
DF 22
シンプルに、勝ちに値する試合じゃなかったと思います。 ――前半はリードしていたが? 前半は1-0でリードできている中で2点目を取りに行って欲しいと攻撃陣に伝えていた中で、前半最初に何本かチャンスがあった中で決めきれずに、ディフェンスはその中でも耐えないといけなかったんですけど、それはできずに悪い時の日本が出て、それを変えようとする選手が何人いるかっていうところで、正直、熱量を感じられなかったというか、物足りなさっていうのは感じました。 ――熱量が出せなかった理由は? 本当に勝ちに執着するべき時にできないのは、それが日常なのか分からないですけど、本当に勝ちへの執着心が足りなかったですし、良くない時に声を出す、プレーでディフェンスだったらガッツリとボールを奪って雰囲気を変えるだったり、攻撃陣だったらまたムリヤリいくだったり、1つドリブルで仕掛けて雰囲気を変えるだったり、そういうのが本当にこのチームにはないですし、本当良くない日本のまんま、そのまま変わることできずに終わってしまったので。それは今回だけじゃなく、良くない時の日本がそのまま出て、大会が終わってしまったなっていうふうには思うので、それは僕自身も含めて、もっともっとやらないといけないなというふうには思ってます。 ――PKを与えた場面で板倉選手との連携は? シンプルに、僕が大きく蹴っていれば終わったなと思います。 ――声かけなどのコミュニケーションは? コミュニケーションは取っていて、僕が何て言ったか、流せか、触るなのかはわからないですけど、そういう声を掛けていたし、その中でもギリギリの判断にはなってしまって、ペナルティーエリアで大振りもしたくなかったので。でも、あれは僕の責任ですし、はっきりやるべきところであったと思います。
MF 6
アジアの戦いと、ワールドカップの戦いは違うというのを今回改めて感じたので、そこは対アジアと別で考えるべきだと思うし、今大会は今大会で、どう挑んでいくかというところが大事だったと思います。 もちろん、ワールドカップ優勝という目標は変える必要はないと思いますが、それでもやはり、アジアで勝つのは難しいというところはたぶん、みんな思い知らされた大会だと思うので、とにかく今は切り替えるしかないし、所属チームに帰って、それぞれがやっていくしかないなと思います。 ――今大会のように、日本になんとかして勝とうとしてくる相手に対してどう戦うべきなのか? 蹴ってくる相手、日本をどうにかして倒したいという相手が、アジアの中では多くなってくるというところで、自分たちもその勝負強さみたいなところはこれからつけていかないといけない。 その定義は難しいですけど、やはり強いチームになった証拠でもあると思うので。そういう対策だったり、とにかくがむしゃらにやってくる相手というか長いボールを蹴ってくると、ちょっと汚いプレーだったりも含めて、サッカーなので。それに関しては結局、負けという話なので、今回に関しては優勝できなかったですけど、これからのアジア予選でも同じようなシチュエーションというのは起こると思うので、その中でもとにかく勝ち切る力をチームとしてはつけていかないといけない。
DF 4
――試合が終わった瞬間の想いは? もう、本当に申し訳ない気持ちですね。チームメートにもそうですし、日本から応援してくれてる人もたくさんいたと思うので、本当に今日の敗因は自分にあると思うし、自分がもっといいパフォーマンスをすれば勝ったと思うので、非常に申し訳なく思ってます。 ――PKを与えたシーンは? まず1つ前の時点でクリアできればよかったっていう思いありますし、映像を見てみないとわからないところもありますけど、後ろから走ってきた相手をちゃんと見えてなかったっていう、そこの視野の狭さを反省しないといけないかなと思います。 ――冨安選手が声をかけてたようにも見えたが? もちろん声は聞こえましたけど、後ろの状況を自分で把握できてなかったので、ボールに行くっていう選択をした中で触ることができず、こぼれたボールしか見えてなかったので、後ろから来た相手は見えてなかったです。その状況の把握っていうところは、もっとちゃんとやらないといけなかったなと思います。 ――序盤にイエローカードをもらってしまったのが痛かったか? もちろん早い段階でのイエローカードだったので、そこから自分を難しくしてしまったのは確実にあると思います。ただ、そのなかでも 局面局面で全然戦えてなかったし、最後のところも、その前の失点も、全部自分のところからだと思うので、非常に責任は感じます。
MF 10
前回のアジアカップからオリンピックとワールドカップ、今回のアジアカップと、何ひとつ代表で成し遂げ切れていない自分の不甲斐なさを今、感じています。 ――アジアカップが8強で終わった現実をどう受け止める? 今日は間違いなく、前半は自分たちのペースでやれていたと思いますけど、後半、パワーで来る相手に前線のほとんどの選手がヨーロッパでやっている中で、あのパワーに慣れているはずなのに、それが何から来るかわからないですけど、相手のパワーに完全に支配された感はあります。 特に押し込まれている感じもないのに崩されているのは、たぶん見ていた人もやられそうだなって雰囲気を感じていたと思うし、やっている人たちもそう感じていたところで、中の選手から声をかけ切れなかったのは課題です。 ――声をかけ切れなかったのは普段の試合と違う部分があったのか? もちろん相手のレベルが上がっているのは間違いなくあるけど、これくらいの相手とは普段やっているはずなので、それは理由にはならないと思うし、どこかで自分のアクションで変えられたらと思いましたけど、流れを変えることができなかったです。
日本
監督
残念な結果です。優勝を目指してここにきて、選手も、スタッフも、準備の段階から、みんなチームのために100%、日々頑張ってくれたので、選手、スタッフの頑張りを結果に結びつけられなかったのは監督として非常に残念です。 そして、応援してくださったサポーターの皆さんや、我々が勝っていくことで、選手の頑張りで能登半島の地震の被災者の方々、復旧・復興に尽力されている方々に励ましのエールを送りたかったんですけどそれができず、非常に残念に思っています。それと同時に、我々を応援してくださった全ての皆さんに感謝申し上げたいと思います。 ――同点にされた後、相手の流れになってから流れを再び引き寄せられない弱さがあったが? おっしゃる通りだと思います。相手のラフなロングボールに対して弾くところでは、耐えながら、我々の時間帯にしていかないといけないというところは言われた通り、できなかったところです。それに関しては、まだまだ力をつけないといけないということだと思います。相手の圧力のある攻撃に対して我慢するところ、弾き返せるところ、自分たちの流れにもっていくところをできるように力をつけないといけないと思います。 ただ、守備だけではなくて、2点目を奪えなかったことと、ボールロストが非常に多くなって、相手の攻撃を受けて、ロングスロー、セットプレー、オープンプレーの中でのラフなプレーが増えてきたと思いますので、相手にできるだけ渡さないようにする攻撃の部分のクオリティーも上げていかないといけないと思います。 ――冨安選手が「熱量が足りない」と言っていたが、モチベーションに問題があったのか? 熱量という部分では、選手のモチベーションは間違いなく、このアジアカップで優勝を目指して戦うというところはあったと思います。スタートの段階では、特にヨーロッパで戦っている選手の日常と、アジアでの戦いのギャップの中で、アジャストしていかないといけない部分がモチベーションであったり、プレーの選択であったりというところに出ていたとは思います。 ただ、熱量で言うと、相手の熱量よりも、さらに熱量を上げていかなければいけないところはひょっとしたら、選手はコメントしているかもしれないですし、そこは選手がというよりも、私自身ももっと熱量を上げていけるような、そういう働きかけを選手だけにやらせるのではなくて、自分自身も環境作りであったり、働きかけを変えることも考えないといけないかなと思っています。
日本
GK 23
鈴木 彩艶
本当に何もできなかった大会だったと率直に思います。 ――今日はどういうことを意識した? 毎試合勝利っていうことはもちろんですけど、無失点ってところも目指してます。けど、やっぱりこの大会を通して、自分がゲームを壊すようなシーンが多くて、何もできなかった大会だったと思います。 ――後半、相手はかなり圧力をかけてきたが? ああいう攻め込まれるシーンの中でも、本当にプレーの一つ一つのクオリティと、高さが求められる中でそれを発揮し続けられなかったということが結果に直接結びついたのかなと思います。 ――PKの対応は? 相手の特徴であったりとか、そういったところでいろいろなものを考えた中で、ああいうふうに飛んで、あそこでチームを救えれば良かったんですけど、難しい失点でした。 ――PKについては? PKの前でうまく対応できたらよかったのかなと思います。 ――批判を受けながらも向き合ったと思うが、今後への手応えは? 代表でプレーするっていう難しさを改めて感じましたし、そういった責任の中で高いパフォーマンスが発揮できるように、この場所に戻って来られるように、もうやり続けるしかないと思います。