昨年度の天皇杯は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあってJ1チームの出場は上位2チームとなり、清水は出場することすらできなかった。ただ、今回は2回戦からの出場となる。
その清水は直近のJリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージ第2戦で鹿島と対戦している。第1戦を0-1で落とし、ビハインドを負った状態で臨んだが、21分にチアゴ サンタナの先制ゴールで2戦合計1-1とし、振り出しに戻す。鹿島にプレッシャーを掛けることに成功したが、37分に相手のクロスをクリアしようとした鈴木 義宜と中村 慶太が激突し、攻守のキーマン2人が負傷交代するというアクシデント。その後、45分に同点ゴールを決められ、71分にも失点。逆転を許し、清水のルヴァンカップはここで終わった。
先制点をアシストしたディサロ 燦シルヴァーノが、「前半は特に、すべてにおいて鹿島を上回っていたし、先制点も良い形で取ることができて、すべてが完璧な前半だった」と話すように、鹿島を相手に試合を支配していたが、前半終了間際の失点が響いた形だ。それでも、「内容は良くなっているので、これを勝ちにつなげるためにも、メンタルを強く保って、ナーバスにならず、やっていることを信じてやっていきたい」と気持ちを切り替えて、この試合を迎える。2001年度の第81回大会以来の頂点を目指し、ここで勝利して、その第一歩を踏み出したい。
一方、福山シティFCは昨年度の第100回大会で快進撃を見せたチームだ。広島県大会を勝ち抜き、初めて本戦に出場。5回戦で福井ユナイテッドFCを3-0で下し、秋田との準々決勝にコマを進めた。その秋田戦は14分に先制を許すが、41分に吉井 佑将のゴールで追いつき、試合は互角の勝負。しかし、前半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを決められ、さらに終了間際の89分には直接FKを叩き込まれる痛い失点を喫して力尽きた。それでも変則的な日程で行われた大会でベスト6という快挙。キャプテンを務めた田中 憧は、「今日は非常に悔しい負けでした。さらにレベルアップするためには技術やメンタル、フィジカルもそうですし、すべてにおいてもっともっとレベルを上げていかないと、こういった相手には勝てない。それを今日、身をもって感じたので、来年はそこを突き詰めてやっていきたいです」という言葉を残したが、チャンスはすぐに訪れた。
今年度も広島県代表決定戦でSRC広島を4-1で下して本戦に出場。1回戦で松江シティFCを2-1で下し、次はJ1の清水と対戦することになる。福山市の市章のモチーフとなった蝙蝠をかたどったエンブレムを胸に、ここでジャイアントキリングを起こしたい。
[ 文:田中 芳樹 ]
その清水は直近のJリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージ第2戦で鹿島と対戦している。第1戦を0-1で落とし、ビハインドを負った状態で臨んだが、21分にチアゴ サンタナの先制ゴールで2戦合計1-1とし、振り出しに戻す。鹿島にプレッシャーを掛けることに成功したが、37分に相手のクロスをクリアしようとした鈴木 義宜と中村 慶太が激突し、攻守のキーマン2人が負傷交代するというアクシデント。その後、45分に同点ゴールを決められ、71分にも失点。逆転を許し、清水のルヴァンカップはここで終わった。
先制点をアシストしたディサロ 燦シルヴァーノが、「前半は特に、すべてにおいて鹿島を上回っていたし、先制点も良い形で取ることができて、すべてが完璧な前半だった」と話すように、鹿島を相手に試合を支配していたが、前半終了間際の失点が響いた形だ。それでも、「内容は良くなっているので、これを勝ちにつなげるためにも、メンタルを強く保って、ナーバスにならず、やっていることを信じてやっていきたい」と気持ちを切り替えて、この試合を迎える。2001年度の第81回大会以来の頂点を目指し、ここで勝利して、その第一歩を踏み出したい。
一方、福山シティFCは昨年度の第100回大会で快進撃を見せたチームだ。広島県大会を勝ち抜き、初めて本戦に出場。5回戦で福井ユナイテッドFCを3-0で下し、秋田との準々決勝にコマを進めた。その秋田戦は14分に先制を許すが、41分に吉井 佑将のゴールで追いつき、試合は互角の勝負。しかし、前半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを決められ、さらに終了間際の89分には直接FKを叩き込まれる痛い失点を喫して力尽きた。それでも変則的な日程で行われた大会でベスト6という快挙。キャプテンを務めた田中 憧は、「今日は非常に悔しい負けでした。さらにレベルアップするためには技術やメンタル、フィジカルもそうですし、すべてにおいてもっともっとレベルを上げていかないと、こういった相手には勝てない。それを今日、身をもって感じたので、来年はそこを突き詰めてやっていきたいです」という言葉を残したが、チャンスはすぐに訪れた。
今年度も広島県代表決定戦でSRC広島を4-1で下して本戦に出場。1回戦で松江シティFCを2-1で下し、次はJ1の清水と対戦することになる。福山市の市章のモチーフとなった蝙蝠をかたどったエンブレムを胸に、ここでジャイアントキリングを起こしたい。
[ 文:田中 芳樹 ]

