止まらない清水、止まらない郡司。清水、J2首位の力を見せつける
三菱重工長崎SC
MF 18
Jクラブ、圧倒的格上を相手に、なんとしてでもジャイアントキリングを起こしてやろうという気持ちで試合に入りましたが、力の差を見せつけられました。ただ、ファン・サポーターの皆さんのもと、普段のアマチュアでは経験できないような環境でサッカーをさせていただき、素直に楽しんでプレーすることができました。 --前後半の違いはどこにあった?前半から圧倒的にパスを回されていて、体力面でもかなり削られていました。前半は踏ん張ることができたのですが、後半に入るとついていけないシーンが増えるようになり、最終的に大きな差につながったと思っています。 --今後につなげていきたいこと。いま、三菱重工長崎は県リーグで戦っているのですが、九州リーグへの昇格を目指して頑張っています。そこに向けて、今日は今後のリーグ戦では体験できないような強い相手と対戦することができました。強度、攻撃の仕方、組み立て方など、相手から学べる部分も多くあったので、今日の経験を今後のチームに還元していきたいと思っています。
清水エスパルス
監督
まずは平日のナイトゲームにもかかわらず、3,000人以上のサポーター・ファミリーが、フレッシュなヤングプレーヤーを観に来てくれたことが非常にうれしかったです。 前半は正直言うと、“カッコつけて”プレーしているように映っていました。野心的ではなく、「これくらいでいいでしょ」といったプレーに見え、全然面白くありませんでした。ただ、ハーフタイムでハッキリ、「清水エスパルスでレギュラーを取りたいなら、こんなプレーじゃ話にならないし、使いたい選手はまったくいないよ」という話をしました。後半は野心的に、意欲的に、必死になってプレーし、しっかりと7点を取ってくれました。「このチームでレギュラーを取るんだ」というメンタリティーが、後半のゴールラッシュにつながったと思います。 --若手の選手が躍動。アピールは成功と言える?後半みたいなプレーが90分間、もっと言うと日常からできるかどうかが大事です。活を入れられてからやっているようでは、まだまだ本物ではありません。信頼を勝ち取る、いま出ている選手を追い越すためには、もっともっと日常から意識高く、強度高く、質も高くやっていく必要があると思います。 --天皇杯3回戦は京都と対戦。J1のチームとやれることの意義は?今季はルヴァンカップで早々に敗退してしまった中、ようやくJ1のチームとやれるチャンスが来ました。もちろん連戦になってきますが、京都戦の次の(J2第24節・)大分戦が終われば中断期間に入れるので、そのときのベストのメンバーを出したい。われわれがJ1に上がる、そしてJ1でもトップ争いできるクラブだということを証明したいと思っています。
三菱重工長崎SC
監督
カテゴリーがこれだけ違う相手との対戦ということで、厳しくなるとは予想していましたが、あまりにも失点が多く、残念な結果となってしまいました。 --想定していたゲームプランについて。まずは少しでも自分たちの時間を作ろうと思っていました。サイドで起点を作りながら、そこから背後であったり、中央を使うといったプレーを目指していましたし、そのチャレンジはしたと思っています。 --前後半で差がついてしまった部分について。総合的には、選手のフィジカル面、走力面がかなりのウェイトを占めていると思います。前半はなんとかしのげていたところが、後半は一歩寄せることができなくなり、後手後手に回ってしまいました。そこにプラスして、技術面での差も出たのかなと思います。
清水エスパルス
DF 39
川谷 凪
--初ゴールの素直な心境について。自分が練習でやってきたことしか、ピッチの上では出せません。普段やっているシュート練習の形を意識して打ったのがあのゴールでした。たまたまかもしれないけど、練習どおりでもあるといいますか。自分の努力が初めて実ったゴールになりました。 --ゴールシーンを振り返って。前半はずっと縦への仕掛けを見せていたので、カットインで行けるという感覚はありました。あのシーンは1対1で、仕掛ける場面だったと思います。周りを使うことも大事ですが、あのシーンは縦にも中にも行ける状況だったので、「右足で一発、振り抜いてやろう」と。決まって良かったです。 --松崎 快選手へのアシストについて。前半は仕掛けて取られる場面もあり、直前にはシュートをふかしてしまいました。自分で結果を残すことに意識が行き過ぎて、視野が狭くなっていたと思います。もう少し周りを使っていこうと思ったタイミングでのアシストだったので、自分の冷静さがゴールにつながって良かったです。 --リーグ戦に絡んでいくためには?まだまだ守備の場面での強度が足りないですし、攻撃でも今日のような試合では3枚くらい平気ではがせるようなドリブルができないと、J2やJ1では戦えない。今日は自分の実力を確かめるというか、めちゃくちゃ仕掛けて、いけた部分もいけなかった部分もある。そこの成功率を上げて、どこでも通用するドリブラーになっていきたいです。
MF 27
郡司 璃来
--自身は4ゴールをマークしたが。率直にうれしいです。ただ、まだまだ決められるチャンスはあったので、そこを逃さないように、一つひとつのチャンスにこだわってやっていきたいと思います。 --どのゴールが自分の中でベスト?2点目ですね。(安藤)阿雄依からのクロスをヘディングで決めることができました。(千葉)寛汰くんと被ってしまって、ちょっと見えない部分もあったのですが、ジャンプしといて良かったなと思います。 --前半はチャンスを仕留め切れなかった。前半に何回もチャンスがあって、手ごたえはありましたが、そこも決め切れるようにならないといけないと思います。前半のチャンスシーンでは、力みや焦りでGKが見えていなかったのですが、後半はゴール前では落ち着いてやろうと意識していました。 --リーグ戦に絡んでいくためには?前半が終わったとき、監督からチーム全体に向けて「こんなんじゃリーグ戦では使えない」という言葉がありました。後半は気合いを入れ直して結果にこだわったことで、4得点できたと思っています。ただ、まだまだ走れていないですし、走力面も伸ばしていければと思います。