両者合わせて13点。2人のハットトリック達成者を出した広島が勝利
FCバレイン下関
FW 38
J1と地域リーグ、カテゴリーは違いますが、勝ちにいくことが前提でした。勝ちにいくプラス、自分たちがどれだけJ1相手に通じるか。2-11でしたが、やれている部分はやれていたので、この負けを糧に、しっかり次の試合を頑張っていこうと思います。 --自身の得点シーンについて。(稗田)凌太からすごく良いパスが来て、自分の得意な角度でした、GKの位置を見たらニアサイドに寄っていたので、ファーサイドに蹴ったらうまく入りました。 --攻め続けた結果の大量失点だったが、とにかく前に出ようという意識だったか。前から守備に行って、ボールを奪ってすぐに攻撃、全員守備・全員攻撃の形でしたが、やはりJ1と地域リーグの差が出てしまいました。強度や運動量、ハードワークも全然違いました。プロの選手なので、(自分たちと)差がないということは絶対にない。そのぶん自分たちが頑張らなければいけなかったのですが……。 --ファン・サポーターに向けて。平日にもかかわらず、すごくたくさんの方たちが応援しに来てくれたので、この試合が次の試合の糧になるように頑張っていきます。引き続き応援よろしくお願いします。
サンフレッチェ広島
監督
本当に楽しいカップ戦になったと思います。自分たちだけでなく、下関が自分たちの目指すサッカーを見せてくれた。それによって全体的に魅力的なサッカーをすることができました。彼らは勇敢な、オフェンシブなサッカーをしたと思っていますし、それが時には自分たちにとって、すごく脅威になりました。われわれが喫した2失点は、彼らにとっては素晴らしい展開からのゴールだったと思いますし、決められるに値するゴールでした。 自分たちのパフォーマンスも、90分間を通してたくさんチャンスを作り出し、集中したプレーを見せたと思っています。いくつか本当に素晴らしいゴールがありました。自分にとってもすごく良い経験になりましたし、福山で(天皇杯を)やるのは素晴らしいこと。いつも、こういう条件でサッカーをやらせていただいて幸せです。 --勝った試合でも格下相手に2失点したことは、日本ではネガティブに捉えられがちだが、監督はどのように評価するか。まったく問題ないと思っています。それよりも、彼らには本当に素晴らしい、速い選手がいて、しっかりとカウンターを仕掛けてきた。本当に良い展開からのゴールだったと思います。特に1点目は、本当に素晴らしいシュートです。あの攻撃は相手をリスペクトすべきだと思っています。それゆえに自分たちの選手が悪かったとは思いませんし、相手がよくやったということです。 --2ケタ得点、2人がハットトリックという攻撃ができたことについて。相手がオフェンシブで勇敢なプレーをしてきたことが、全体を通した素晴らしいサッカーにつながったと思います。クラスの違う相手だと、しっかり後ろを固めてカウンターを狙うといったことが考えられますが、今日の相手は自分たちのサッカーをやろうとして、0-3で負けるのではなく、2-11で負けようとした(点差が開いてもオフェンシブな戦いをした)ということ。彼らにとってもサンフレッチェ相手にこういうサッカーができたことは、非常に大きな経験になったと思います。
FCバレイン下関
監督
格上相手に、どれだけできるか。もちろん勝つ気で来たのですが、結果的にこういう大敗となってしまって非常に悔しい思いです。かなり大差がついた中でも、選手たちは最後まで本当に一生懸命走ってプレーしてくれたので、そこに関しては本当によくやってくれたと思います。そしてサポーターの方々も最後まで応援してくれたので、本当にありがたかったです。 --真っ向勝負を挑み、サイド攻撃から2得点を決めたことについて。狙いどおりで、狙っていた形は思っていたよりも多く演出できました。最初の(開始2分の)ビッグチャンスを決めていたら、もしかしたら流れが変わったかもしれないですが、狙いどおりのプレーは多かったのかなと思います。 --守備を固めて少しでも失点を減らそうという選択肢はなかったか。そうですね。スカウティングをして、本当にすごく攻撃力のあるチームだと思いました。どう戦うかと考えたとき、自分たちがボールを握って、勇気を持ってつないで、動かして、空いている場所を使いながらチャンスを作らないとゲームにならないと思っていたので、そういう選択肢になりました。
サンフレッチェ広島
MF 6
青山 敏弘
良い試合、良いプレーができた。どんな相手だろうが、プロとしてピッチでプレーする以上、そこを求めている。活躍したいという思いをみんな持っていたので、良いきっかけにしていきたいです。 --自身の得点シーンについて。ボールだけを見て、思い切り振り抜いたゴールでした。突き刺さった瞬間、(決まったゴールの)後ろのファン・サポーターが喜んでくれる姿は最高でしたね。 --今日最も大きな歓声でした。ですね。僕も一番高ぶった瞬間でした。 --チーム2点目の小原 基樹選手へのアシストは?みんなが喜んでくれるし、特にあのゴールを決めた小原が乗ってくれたので、チームも乗っていけるゴールだったと思う。あれをきっかけに僕も乗っていけたと思うし、みんなで次につなげられるゴールになったんじゃないかと思います。 前半、やっぱり(試合に)入るのは難しかったです。昨日からみんな(今日のメンバー)でやりましたけど、どうしても合わない部分があり、それでもやるしかなかったですが、徐々にゲームの中で合わせてくれた。やっぱり最終的な目標はゴールと勝利なので、その方向をみんなで合わせられた結果だと思います。
MF 11
満田 誠
--チーム3点目、自身1点目となるミドルシュートについて。あれだけ(シュートを打つまでに)時間があったので、コースを狙って打つことができました。余裕があったので、あとは狙うだけでした。 --チーム5点目、自身2点目は青山 敏弘選手からのパスだった。常に動き出しは見てくれていますし、あのタイミングでパスが出てくるかなと思って、自分も動き直しました。そこにしっかりとパスを出してくれたので、ゴールにつなげることができて良かったです。角度がちょっと外だったので、相手(GK)の手や足が届かないところに狙って蹴ろうと思いました。 --青山選手のパスを受けた感触は?普段の練習からパスを要求するタイミングで、自分のことを見てくれています。アオさん(青山)のセンス、タイミングは本当にチームで一番だと思うので、それをしっかりと引き出すことができて良かったです。 --次のリーグ戦に向けてメンタル面できっかけになるのでは?メンタル的に落ちていることもないですし、自分は、いまやるべきことをやるだけだと思っています。ゴールを決めたことはもちろんプラスにはなりますけど、相手も相手ですし、もちろんリスペクトはありますが、J1のチームと比べると、実力も試合の強度も劣っていると思います。この経験を少しでもプラスにして、次の試合に生かしていきたいです。