2024/6/12 (水) 18:30 KO
2回戦
入場者数: 3,237人
天候: 晴れ|気温: 25.9℃|湿度: 51%
最後まで見せた勢い・強度・得点意欲。東京Vが大勝を飾る
AC長野パルセイロ
MF 47
何人か圧力に押されている感じがあって、そこを少し落ち着かせたかったです。最初の5分くらいで押し込めたときに点を取れればと思っていましたけど、こういう展開になって先制されました。2点まではなんとかとも思っていましたけど、後半の早い時間帯で3点目を取られてしまいました。プラン的には難しかったと思います。 --古巣戦で感じたことは?いろんな意味で懐かしさが強かったです。ある意味刺激をもらったし、このタイミングでヴェルディとやれたのはチームとしても個人としても良かったと思います。円陣のときには(杉井)颯が「J1を相手に良い経験をしただけで終わるのはやめよう。勝って帰ろう」と話していました。負けて悔しかったですけど、それをしっかり糧にして今後に生かせればと思います。
東京ヴェルディ
監督
平日にすごく良い雰囲気を作ってくれたサポーターと一緒に喜び合えたのは良かったです。平日にこれだけ集まってくれたことを感謝しています。 こういう試合はプランどおりいかないものだと思っていました。中2日でJリーグ(J1第18節・広島戦)があるので、誰をどこで、何分使って、というプランを何通りも考えていたが、一方でアクシデントもあるものと思っていました。ケガ人のアクシデントは想定していなかったもので、非常に残念なアクシデントだったが、選手はよく乗り越えてくれたし、最後まで集中力のある試合をやってくれたと思います。今日、メンバー外だった残り組で厳しいトレーニングをしている。まずは今日出た選手全員がリカバリーして、全員で広島戦に向かいたいと思います。 --アウェイで中2日のゲームが控える中で、メンバーをあまり入れ替えないで臨んだ理由は?まずは絶対に勝ち上がるというメンバーにしました。ただ、中2日でJリーグがあるので、あるいはケガ人というものもわれわれが抱えている中で、どういうふうにするかギリギリまで議論したし、ある意味回復力に懸ける部分もありました。その中で、90分やってほしい選手がアクシデントで交代もした。想定ではない形で長くプレーした選手もいますが、とにもかくにも天皇杯でできるだけ上まで行きたいし、ルヴァンカップで負けているぶん、懸けているものもある。両立をどうやっていくか、というメンバーだった。 --2点を決めた袴田 裕太郎選手について。彼はヘディングでゴールを決められる選手で、左足も持っているが、攻撃という意味では大きな武器になる。守備の課題については取り組んでいる最中だが、攻撃面で彼の良さを出せたのは良かった。選手層を厚くできればいいし、本人も自信を持った部分もあると思う。より成長させる良い機会かなと思う。 --食野 壮磨選手がボランチの位置で良いパフォーマンスを見せたことについて。また、途中で一度シャドーポジションを務めながら、ボランチに戻した理由は?ボールをピックアップする能力と、ドリブルではなく前にパスを送っていける力があり、深く、遠くまで見える視野というのは、練習でも高いレベルにあると思っていた。こういう公式戦でもしっかり軸として攻撃のタクトを振ってくれたと思う。一度シャドーにしたのはもう1つ前の窮屈な位置でもそれをできるか、というところで、それは彼の課題でもある。攻撃面ではボランチのところ、われわれが“へそ”と呼ぶエリアでのピックアップでは指折りの力を持つが、狭いところでプレーするところや、そこでの守備のところはさらに要求したいと思うし、彼が成長することがこのチームの選手層の厚さにもつながっていくということを、良い意味で確認できたと思う。
AC長野パルセイロ
監督
J2からJ1に上がって、これだけタフに戦っているヴェルディとの日常の差が、そのまま点差に表れたと感じました。3失点目のPKを取られたシーンは、おそらくスローインからそのまま加速されたと思います。そこでさえも止められない。それはなぜかと言えば、日常にあると。それを日常の中で近づけるのが一般論だと思いますけど、選手には「それは無理だ」という話をしました。 なぜならばわれわれのカテゴリーはJ3で、ヴェルディはJ1に上がった。J1に上がって勝点を取るというのは、どれだけ大変なことか。私も2016年に1年間だけですけど、湘南で仕事をさせてもらって身に沁みているつもりです。 唯一の解決方法は、なんとかJ2に上がってタフな日常を手に入れるしかないと話しました。選手おのおので思いの丈をぶつけているとは思いますけど、一番大事なのは歯を食いしばってJ2に上がること。そうしなければ「今日のゲームはどうでした」、「ああでした」という土俵にさえも上げてもらえない。そういう日常の差をヴェルディに突きつけられました。その日常を手に入れるために、明日から良い準備をしていきたいです。 --互いに同じシステムの中で、相手がプレッシャーを掛けづらい立ち位置を取ってきたが。自分としてはプレッシングが掛かっていなかったとは思っていないです。後ろの3枚の選手のところで、染野(唯月)選手だったり山見(大登)選手、山田(剛綺)選手がローテーションしながらうまく背後を取ってくるのは見えていました。ただ、彼らの中でうまくリレーションして、抑えるべきはスペースなのか人なのか。藤森(亮志)だったり田中(康介)も絡みながら、うまく守れている感覚はありました。 ただその中で、彼らがインターセプトしたあとのボールだったり、取った瞬間のボールのところでまたすぐに攻撃を受けてしまう。一番の問題はそこだったと捉えています。奪った瞬間に加速していけるようなところで、パスのズレでロストするシーンが多く見受けられました。 あれを繰り返すと、どんなに池ヶ谷(颯斗)、大野(佑哉)、杉井(颯)のところで良い守備をしたとしても、またすぐに戻ってきてしまいます。それが繰り返された前半だったと捉えています。
東京ヴェルディ
FW 9
染野 唯月
自分のやるべきことをやるだけだった。自分としては、もう少し入りのところをしっかり修正できればと思った。 --中盤で受けて攻撃を作る部分について。悪くはなかったと思うので、もうちょっとボールの引き出しのところで味方との連係を深めていければいいと思う。 --1点目のアシストについて。良い動き出しがあったので、そこを見てうまくパスを出せたことは良かったと思います。 --3バックの形でいま、さらに伸ばしたいことは?守備のところで人に対してもう少し行ければいいし、後手になる部分があったのでそこは修正できればと思う。 --リーグ次節・広島戦について。難しい試合になると思うが、自分たちらしく戦い、勝点3を目指していければと思う。試合の入りは最近良い。(ルヴァンカップ1stラウンド3回戦・)広島戦から、みんなで入りを修正して最近良くなっているし、今日も良くなっている。みんな意識して次もやれればいい。
MF 26
袴田 裕太郎
試合に挑むにあたって、今回は結果を残すことをテーマにして自分自身やってきた。2ゴールで勝利に貢献できたのはすごくうれしく思います。 --CKから特長のヘディングで決めた自身1点目について。(食野)壮磨が良いボールを上げてくれたので、感謝したい。気持ちで押し込んだ感じ。 --PKのこぼれ球を詰めた自身2点目について。スキを作らない、というのは練習からやってきたこと。ああいう「来るかもしれない」というのを信じてやり続けていた。練習からやり続けている成果かなと思っています。 --ウイングバックをやり続けている中で感じていることは?練習試合の明治大学戦でも運動量というのは課題になっていた。まだまだ上下動というのはやっていかないといけないと思う。もっと自分からアクションを起こして、攻撃も守備も自分から動けるようにしていきたい。天皇杯だけでなく、リーグ戦で自分が関わって、与えられた時間で少しでも勝利に貢献できるようにしたいと強く思う。次に切り替えて、毎日練習からやっていきたい。 --相手陣でサッカーをし続けられたが?前半の入りで相手に呑まれたところは多少あった。前半の入りから仕掛けていくことをやっていかないといけないし、課題はたくさんある。突き詰めてやっていくというのがリーグ戦にもつながると思う。
FW 11
山見 大登
間で受けたり、サイドで受けてから前を向いて仕掛けることができたのは良かったかなと思います。 --最後まで走り抜いたが?(途中から移った)ウイングバックでも試されているというのは分かっていたし、そこでどこまで自分ができるかが今後につながるというのも分かっていました。持ち味を出せるように意識していました。 --ドリブルで仕掛ける場面も多かった。相手とマンツーマン気味の試合だったので、1枚はがすことができればチャンスができると思っていました。自分のところで相手をはがすことは意識していました。 --間で受ける回数がこれまでよりも多かったが?自分があそこで受けることで相手のCBを引き出すこともできましたし、ついてこなかったら前を向いて仕掛けることもできました。そういった部分は今後に生かせると思いました。