愛媛が開始から岡山を圧倒。18歳の舩橋はハットトリックを達成
愛媛FC
MF 3
--自身が挙げた開始直後のゴールを振り返って。僕もあまり覚えていない感じなんですけど、セカンドボールを拾って胸トラップしたときにバウンドしていたんです。ゴールも見えたし最初のプレーだったので、チームを勢いづけるためにもシュートをぶち込んでやろうと思ってシュートを打ったら、入ったぞ!と。まさか入るかと思って自分でもちょっとビックリだったけど、ボールがけっこうブレるなというのは分かっていたし、良いタイミングでバウンドしたので、あとはボレー気味にしっかりミートすればブレ球になってGKはイヤかなという、狙いのあったゴールではありました。 --今日はサブ組が中心だったので、この結果はこれから競争していく意味でも大きかったのかなと思います。やっぱりこういうゲームというのは、結果を絶対に残したいと。普段は出られてない選手が今日はピッチに立って、多くの人からしたらターンオーバーって思われるかもしれないですけど、僕らにとっては1つのきっかけをつかむために、チームを底上げするためにも非常に重要な試合だったので、なんとしても勝利をもぎ取ろうという気持ちで入った。みんなも気持ちが入っていた中で僕の幸先良いゴールが生まれましたけど、そこから勢いよくチームとしても戦えたかなと思います。苦しい時間も途中あって攻め込まれもしたんですけど、そこでもみんなが我慢したというのが非常に大きな収穫だったかなって感じています。あそこで焦れなかった、みんなが集中を切らさなかった、というのが今日の大勝につながった要因かなと思っています。
ファジアーノ岡山
監督
本当に厳しい試合になってしまいました。責任は僕にあると思います。5秒で失点したら難しいですし、でもそれはそれとして立て直さなきゃいけなかったんですけど、2つ目も失点。でもそれから1つ取れて、正直前半は、チャンスはなくはなかった。われわれのほうがチャンスがあったけど決められなくて、逆に愛媛さんのほうがシュートが全部入ったという展開でした。そこでもう1回自分たちのことをちゃんと理解して、見つめて、後半に出ていったんだけど、ミスで取られて良いシュートを入れられて、そこからは難しい試合になってしまったかなと。 それでも食らいついていかなきゃいけないと思うのですけど、局面でも負けていましたし、組織としてもカウンターをバシバシと決められましたし、逆にチャンスが何回かあった中でも枠にシュートが行っていないですし、やっぱりそれじゃあ勝てないと思います。自分たちの足りないところをしっかり見つめてやらなきゃいけないと思います。 本当に情けない試合を見せてファン・サポーターの方に本当に申し訳なかったなと。それはもう私自身が謝らなきゃいけないかなと思っています。もう立ち上がらないといけないと思うので、4日後の熊本での試合に向けてまたしっかりやっていきたいと思います。 --直近のリーグ戦から先発を全員入れ替えて臨みました。中にはケガでなかなか試合に出られなかった選手もいましたが、選手たちの評価は?6点差で負けて感情的になっているところで選手たちの評価をするのは良くないと思う。単純に今日のピッチで見せたパフォーマンスは素晴らしいものではなかったと思うし、ただこれはもう使っていかざるを得ないと僕は思ったので、使った僕に責任があるのかなと思います。ただ、試合というのは単純なパフォーマンスだけじゃなくて、相手もいることなので、自分たちがそんなに悪くなくても、例えば失点してしまったり、追いかける展開になったりだとか、そうなったときにメンタリティーや考え方も含めて粘り強くやっていくこともパフォーマンスに含まれると思います。そういう意味では今日は良くなかったかなと思う。最初のほうは決して悪い感じではなかったかなと思いますけど、いまはそういう表現の仕方しかできないかなと思います。 --後半に立て直せなかったことは非常に残念でした。これからどういうことを求めたいですか?これは本当に難しい問題で、何かを言うとすべてが言い訳に聞こえてしまうので。ただ、難しい状況でチームはこの2カ月ぐらいやってきて、そこから前進していくために長くプレーしていなかった選手も試合に出す必要があるし、ポジションを変えてプレーせざるを得ない選手もいる。そこは仕方ないなって思う気持ちはあります、確かに。それでも、愛媛もメンバーを大幅に替えていて普段は試合に出ていない選手も多かった中で、そういう人たちの、この試合に懸ける思いを上回れていたかというと、ちょっとそこはクエスチョンのような気がする。それはこの間の(J2第19節・鹿児島戦でも感じたので、そこは自分たちにベクトルを向けて、やっぱ足りないんじゃないのと。甘えてんじゃないのかと。 そこはやっぱり僕が監督として指摘しなきゃいけないと思うし、彼らを指揮しているのは僕なので、自分自身にもっともっとやんないと、もっとやらせないとというのは正直あります。ただ、少しずつチームとしてのフォームを取り戻さなきゃいけない時期なので、いろんなものは当然あると思うのですけど、グッとこらえてやっていかなきゃいけないのかなという気もしています。
愛媛FC
監督
基本的にターンオーバーをして、新しい発見を見つけようという心がけだったんですけど、ここまで点が取れるとは思ってなかったというのが正直なところです。初めてゲームに出る選手もたくさんいましたし、少し不安要素はありましたけど、積極的にゴールを目指した結果かなというふうには思っています。非常に満足しています。 ゲームの入りから、まぐれって言ったらおかしいですけど、ほぼまぐれのシュートが入ってゲームはかなりラクに運べたかなという印象です。セットプレーも狙いどおりでしたし、途中で少し重たくなった部分もありましたけど、途中からボランチを押し上げるとかいろいろみんなが反応してくれて、なんとか相手にプレッシャーを掛けることはできたのかなと思っています。 先ほど話したように、なかなか普段ゲームに出ることがなくて、少し停滞していた感がありましたけども、今日でいろんなものが前進できそうな気がします。すぐゲームがまたあるので、清水と。しっかりと準備して、また良い選手が出ていけるようにしたいなと思います。 --今日、ハットトリックを達成した舩橋 京汰選手について。ゴール前で前を向くと自分の形を持ってる選手だったので、前半は少しこちらがビルドアップがうまくいかなくて(相手を)背負いながらとか苦手な形で、なかなかボールが入らなかったですけど、後半は少し立ち位置とかを見ながら変えていこうというところで、うまく足元にボールが入るようになったというのも1つの要因かなと思いますし、彼の良さ、足を振るという特徴は存分に出せたのかなというふうには思っています。それだけじゃなくて、献身的な前からの守備もやっていましたし、最後は足がつりましたけども、よくやったんじゃないかなと思います。 --ここまでサブ組からの突き上げとか競争がなかなか発生しない状況があった中で、今日はかなりモチベーション高くやったものもあると思います。ゲームだからやるという形じゃなくて、普段からも続けていけば十分に通用するといいますか、そういう部分はあると思う。今日はいろんな意味でチームとしても新鮮さがあったからフレッシュ感を持ちながらゲームはできましたけども、これを自信として次につなげていってもらいたい。そうしたら、この中からリーグ戦に出る選手はたくさん見つかるかなと。そうなって競争して良い選手が出ていくようにすれば、もう少しチームも上に行けるかなと思っています。 --森脇 良太選手のゴールがとても大きかったと思います。彼はいまのチームでどんな存在なんでしょうか?彼自身にパワーもありますし、それだけじゃなくて周りにパワーを与えてくれる。実際に試合前から1人でずっとしゃべってるような感じなんですよ、「やろうぜ!やろうぜ!」って。それが本当に初めから出たと思う。少し無謀かもしれないけど、やっぱりゴールを目指すという部分で、先ほどはまぐれと言いましたけど、その姿勢があるのでまぐれではないかもしれないですね。 チームにかなり大きなエネルギーを与えている選手かなと思います。少しまだコンディション的には遅れていますけど、グラウンドに立ってもらいたい選手の1人でもありますし、すごい貴重な存在ですね。替えが利かないという存在ではあると思います。
ファジアーノ岡山
MF 30
山田 恭也
--とても残念な試合になってしまいました。立ち上がりの失点の時間帯がまず良くなかった。チームとして勢いを持っていこうという中で、ああいう形で失点してしまって出はなをくじかれましたけど、そこからちょっと自分たちの流れを作った中で、セットプレーから。それも最初のセットプレーで集中していこうという中だったし、あそこが空いているというのはチームでも話していたんですけど、追いつけるだろうということであそこを空けていたんですけど、結果的にあそこでフリーで打たれてしまった。 本当に入りがすべてだったのかなと感じていますし、1-2になったあとにイケイケになって僕自身もチャンスがあった中で、あそこで決めていれば同点になって流れもまったく変わっていたとは思う。自分の甘さもすごく実感した試合でした。 --クロスバーに直撃したシュートは、思いどおりに打てたんじゃないかなと思います。そうですね。ニアハイを狙って打ちました。天皇杯のボールならスピードも出るので、あそこを打ち抜きたいと思って、コンパクトな振りで打てたんですけど、ああいうところの差が。それはもうずっと言っていますけど、小さいようですごく大きい。そういうところを本当に突き詰めていかないといけないと感じています。
MF 2
高木 友也
--ご自身としては長い離脱期間を乗り越えて戻ってきた復帰戦になりました。どんなことを意識して臨みましたか?7カ月ぶりの試合ということもあって、まずは走り切るだったり戦う部分を意識しました。岡山の強みであるところにこだわって入ろうという気持ちだったんですけど、個人としてもチームとしても、こぼれ球を拾えなかったり、つなげる部分でつなげなかったり、そういう弱気な部分がこの結果につながったと思う。あとは、入りのところもそうですし、1点取って1-2になったあとに守り切れるところで守り切れなかったり、そういう勝負弱さをすごく感じました。 --個人的なプレーを振り返ると?もっともっとやらなきゃいけないと感じます。落ち着かせるところで落ち着かせることだったり、数的不利のときでも突破力でこじ開けて、チームの悪い流れを断ち切るようなプレーもできなかった。自分としてもこんな点差で負けたのは初めてなので、すべてにおいて甘かった部分を感じます。