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鹿島アントラーズ
鹿島
アトレチコ鈴鹿クラブ
鈴鹿
FW
レオ セアラ
後半
45'
FW
鈴木 優磨
FW
チャヴリッチ
後半
38'
後半
36'
DF
大津 佑和
DF
大島 遼介
後半
36'
FW
北村 知也
MF
梶山 幹太
MF
マテウス ブエノ
MF
三竿 健斗
後半
33'
DF
小川 諒也
DF
大川 佑梧
後半
33'
FW
チャヴリッチ
後半
30'
DF
大川 佑梧
後半
28'
後半
24'
DF
深澤 空
DF
安田 正宗
後半
24'
MF
日髙 慶太
MF
日根野 達海
MF
松村 優太
FW
エウベル
後半
15'
FW
レオ セアラ
FW
吉田 湊海
後半
15'
DF
千田 海人
後半
10'
DF
千田 海人
後半
2'
後半
0'
MF
池松 颯太
MF
東出 壮太
3
-
0
アトレチコ鈴鹿クラブ
17
9
0
9
7
真価を問われるエウベル。存在感を示すとき
メルカリスタジアム
2
0
シュート数
枠内シュート数
オフサイド数
コーナーキック
フリーキック
警告・退場
0
0
4
1
14
0
0
鹿島が天皇杯初戦を迎える。対戦相手は、FC BASARA HYOGOとの1回戦をPK戦の末に制したアトレチコ鈴鹿だ。2026年より、京都や徳島などで指揮を執った経験を持つ美濃部 直彦氏が新監督に就任し、チームスローガン『ONE HEART, ONE RISE』の下、1年でのJFL復帰へ向けて再出発を図っている。柔軟なビルドアップと臨機応変な戦い方、前線の献身性とハイプレスという特長は、鹿島にも通じるところが多い。23日にホームで東海リーグ1部の公式戦を戦い、1-0で勝利したが、天皇杯1回戦から中3日の連戦でコンディション的には難しいところもあったようだ。さらに中2日でメルカリスタジアムに乗り込み、この試合を戦うことになる。過密日程の中、主力をどう起用し、どう融合させるのかは美濃部 直彦監督の手腕が問われる場面だ。経験豊富な指揮官の下、鹿島のプレスをはがしていきたい。
ただ、連戦の最中というのは鹿島も同じ。公式戦5連戦の2試合目がこの天皇杯2回戦だ。さらに東京Vとのアウェイ戦が中2日で控えている。メンバー選考に鬼木 達監督も頭を悩ませることだろう。
前回大会は初戦となった2回戦で群馬と戦い、センターFWを前半はレオ セアラ、後半は鈴木 優磨が務めるという起用法が話題になった。試合としては、前半に相手のオウンゴールでリードを奪うと、後半は鈴木 優磨の3得点で4-0とし、群馬を退けている。現在、富山に育成型期限付き移籍している松本 遥翔がデビュー戦を飾ったのがこの試合だった。
とはいえ、先発の顔ぶれを見るとターレス ブレーネルなどが起用されたものの、リーグ戦からそこまで多くのメンバー変更はなく、早川 友基、植田 直通、キム テヒョン、三竿 健斗など、中心選手の多くがピッチに立っていた。鬼木 達監督は常々「連戦イコール必ずターンオーバーするとか、そういう頭(考え)はない」と言い切ってきた。「当然チャンスを与えたい思いはありますが、当たり前のように連戦だからチャンスが巡ってくるとは思ってほしくない」というのが鬼木 達監督の基本的なスタンスでもある。あくまでも競争の中でポジションを勝ち取ることを選手たちには求めている。今回はどういう選手が勝ち抜いてくるのか注目したい。
ここで真価を問われるのは、ヤン マテウスのケガを受けて明治安田J1第3節・福岡戦で今季初のベンチ入りを果たしたエウベルだろう。「メンバー外の練習でもすごく一生懸命やっている姿はみんな見ている」と鬼木 達監督は話す。ようやく巡ってきたチャンスに、期する思いは強いはずだ。たまった鬱憤はピッチで晴らしたい。

自身の価値を証明するためにも。エウベル、ここで爆発を(写真は2026年J1百年構想第8節・千葉戦)
あとは元砂 晏翔仁 ウデンバのデビューはあるのかなど、普段のリーグ戦とは異なる高揚感をもたらしている。リーグ戦では本領を発揮できていないマテウス ブエノや吉田 湊海も、ここで良いプレーをすることで自信をつかんでいくはずだ。
とはいえ、勝利から得られるものの大きさはアトレチコ鈴鹿のほうが上だろう。もし2025年のJ1王者を下せば大きな財産を得られる。J1の誇りを胸に総力戦で連戦を乗り越えたい鹿島と、失うもののない挑戦者としてジャイアントキリングを狙うアトレチコ鈴鹿。過密日程の中、ピッチに立つ22人がそれぞれの矜持を懸けて激突する。
[ 文:田中 滋 ]