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名古屋グランパス
名古屋
ガイナーレ鳥取
鳥取
後半
45'+5
DF
ローレンス マルコ
後半
44'
MF
河村 匠
DF
白男川 羚斗
MF
小屋松 知哉
後半
43'
後半
41'
FW
篠田 大輝
DF
久保 遥夢
MF
小野 雅史
後半
38'
後半
37'
DF
二階堂 正哉
DF
ヴァンイヤーデン ショーン
後半
35'
FW
篠田 大輝
後半
33'
MF
田制 裕作
後半
29'
MF
河村 匠
DF
ムン ミン
後半
29'
DF
荒井 涼
MF
清水 祐輔
MF
深谷 朔共
FW
永井 謙佑
後半
22'
MF
浅野 雄也
DF
佐藤 瑶大
後半
22'
後半
19'
FW
篠田 大輝
MF
藤田 一途
後半
19'
MF
本保 奏希
MF
東條 敦輝
後半
10'
DF
ローレンス マルコ
前半
42'
DF
大嶋 春樹
MF
甲田 英將
前半
37'
DF
藤井 陽也
前半
28'
1
-
3
10
3
2
3
15
プレーで、結果で。己の価値を示すのは誰だ
1
0
シュート数
枠内シュート数
オフサイド数
コーナーキック
フリーキック
警告・退場
8
4
2
0
10
4
1
第106回天皇杯はJ1クラブが登場する2回戦に入る。豊田スタジアムで行われるのはJ1名古屋と、鳥取県代表として勝ち上がったJ3鳥取の対戦だ。ともに中3日で臨む一戦となるが、過密日程の中で迎えるカップ戦は、リーグ戦で出場機会を得られていない選手たちにとって、自らの価値を示す絶好の舞台となりそうだ。
名古屋は22日の明治安田J1第3節・G大阪戦で今季初勝利を挙げた。木村 勇大の鮮やかなミドルシュートで先制すると、一度は追いつかれながらも途中投入された選手たちが流れを引き寄せた。佐藤 瑶大のシュートから得たCKのこぼれ球を浅野 雄也が押し込み、勝ち越し。さらに終了間際には小野 雅史がダメ押しゴールを決め、3-1で勝点3をつかんだ。先発と控えの垣根なく全員でつかみ取った勝利だった。
ただ、その試合は球際の攻防が激しい消耗戦でもあった。最後までオープンな展開が続き、選手たちの走行距離は増加。厳しい暑さも重なり、身体的な負荷は決して小さくなかったはずだ。G大阪戦では守備の要である藤井 陽也がコンディション不良で欠場したように、長いシーズンでは何が起こるか分からない。だからこそ天皇杯は、控え組や若手にとってリーグ戦出場へつながる重要なアピールの場となる。
その中で注目したいのが杉浦 駿吾だ。山岸 祐也や木村 勇大とポジションを争う20歳は、J1開幕戦で途中出場してチャンスに絡んだものの、結果は残せなかった。それでも日々の練習では鋭いシュートを連発しており、コンディションは良好。激しいポジション争いに割って入るためには、やはりゴールという分かりやすい結果が欲しい。練習で積み上げてきたものを公式戦で表現できるかが見どころとなる。

今季ここまでJ1開幕戦の途中出場のみとなっている杉浦駿吾。求めるのは結果だ
もう1人、注目してほしい選手として永井 謙佑を挙げたい。かつて対戦相手から「スピード違反」と評された快足はいまなお健在。ペトロヴィッチ監督の下ではシャドーを任され、裏への抜け出しだけでなく、技術面でも進化を続けている。しかし若手の台頭もあり、現在は厳しいポジション争いの中にいる。誰にも真似できない武器を示し、再びリーグ戦での存在感を高めたいところだ。ベテランとしてチームを引っ張る姿も見てほしい。
対する鳥取は1回戦で熊本との延長戦、PK戦までもつれた激闘を制し、5大会ぶりの初戦突破を果たした。こちらも連戦の最中にあり、メンバー構成には変化が予想される。
キーマンは藤田 一途だ。1回戦では2トップの一角として先発し、橋本 清太郎のクロスを巧みなヘディングで決めて勝利に貢献した。複数ポジションをこなせる万能型で、「出たポジションでチームに貢献したい」と語る献身性も魅力。格上相手の大舞台でも、その運動量と戦う姿勢を示したい。

藤田一途は1回戦に続いてチームの勝利に貢献できるか(写真は2026/27 J3第2節・愛媛戦)
セカンドグループ主体の戦いになったとしても、名古屋の攻撃陣が持つ破壊力は十分。一方の鳥取は前線からのハードワークで相手のリズムを崩し、限られたチャンスをモノにしたい。連戦の中で問われるのは、サッカーの原点とも言える“走ること”と“戦うこと”。出番を待ち続けた選手たちがどれだけ存在感を示せるか。そのアピール合戦にも注目したい一戦である。
[ 文:斎藤 孝一 ]