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FC今治
今治
ブラウブリッツ秋田
秋田
MF
森 晃太
後半
45'+3
FW
ウェズレイ タンキ
後半
42'
後半
38'
DF
飯泉 涼矢
FW
エジガル ジュニオ
FW
古山 兼悟
後半
37'
後半
31'
MF
吉岡 雅和
MF
岩井 琢朗
DF
ガブリエル ゴメス
後半
29'
後半
25'
MF
中野 嘉大
MF
大石 竜平
MF
森 晃太
MF
久保 恵音
後半
25'
MF
駒井 善成
MF
山田 貴文
後半
25'
DF
梅木 怜
MF
持井 響太
後半
19'
後半
9'
FW
梅田 魁人
FW
鈴木 翔大
後半
9'
MF
中村 亮太
FW
粟飯原 尚平
後半
9'
MF
土井 紅貴
FW
西村 真祈
DF
ガブリエル ゴメス
DF
菊地 健太
後半
0'
FW
古山 兼悟
前半
38'
FW
古山 兼悟
前半
33'
前半
18'
MF
石田 凌太郎
MF
持井 響太
前半
9'
4
-
1
7
4
4
2
16
“再出発”の今治vs熟練の秋田。どちらのスタイルが上回るか
アシックス里山スタジアム
2
0
シュート数
枠内シュート数
オフサイド数
コーナーキック
フリーキック
警告・退場
7
1
0
5
13
1
0
アシックス里山スタジアムで行われる天皇杯2回戦は、ともにJ2を戦う同カテゴリーチームの対戦となる。
2026/27シーズンが開幕し、リーグ戦は第3節が終了。徐々にチームの戦いぶりにも熱が帯びてくる頃だが、現時点での今治、秋田、両チームの状況はやや対照的に見える。
今治は明治安田J2・J3百年構想リーグでの戦績低迷を受け、チームスタイルの刷新をはかるべく新指揮官としてスペイン国籍のアベル モウレロ監督を招聘。ショートパスをつなぎながらボールを保持し、能動的に攻撃を仕掛ける主体的なサッカーを目指して再出発している。
スペイン国籍指揮官を後押しする新戦力も話題だ。鹿島での躍進を経て、スペインに活躍の場を求めてバルセロナBで経験を積んだ安部 裕葵、レアル・マドリードの育成組織で育ち、“神童”と称された中井 卓大 ピピらスペインにゆかりのある戦力も補強。大転換を試みるチームの目指すべき方向性が固まったことを感じさせた。
生まれ変わろうとする今治に対し、秋田は指揮官の吉田 謙監督体制7年目の長期政権。リーグ屈指のフィジカルを生かし、強度の高い守備を誇るとともに、非ポゼッション型の縦に速い攻撃で相手陣へ迫る確固たるスタイルを築いている。今治に比べ、チームの成熟度の面でアドバンテージがあると考えるのが自然だ。
成熟度の差はリーグ戦序盤での戦いぶりにもやや表れている。今治は苦しい開幕3連敗。随所でパスサッカーの片りんは見せているものの、安定感を欠く戦いぶりには新たなスタイルを築く上でのトラブルが見えがち。リーグ前節・富山戦では攻守において相手に圧倒される形で0-4の完敗を喫している。
結果こそ出ていないが、アベル モウレロ監督は「自分たちのベースには強固なものがあると思っており、そこには選手も私自身も疑いを持ってはいない。いまやっていることを続けるのがまず大事だと思っている」と、説くのは自らのスタイルを信じ、愚直に研鑽に励むことの重要性。迷いなく、選手たちをまっすぐ引っ張っていく構えだ。

結果は出ずとも、スタイルを信じるモウレロ監督(写真は2026/27 J2第2節・大宮戦)
秋田は今季リーグ開幕戦で昇格候補の一角・磐田と対戦し、ドロー発進とまずまずのスタートを切るも、その翌節ではホーム開幕戦で富山に0-4と屈辱的な大敗を喫した。しかし、ホームでの連戦となった前節では甲府を相手に攻守両面で秋田らしさを発揮。効果的に得点を重ね、鈴木 翔大の豪快なバイシクルシュートも決まるなど、3-0の快勝。富山戦大敗の重い空気をすぐさま払しょくした。

長く秋田を率いている吉田謙監督。リーグ前節では“らしさ”が出た(写真は2026/27 J2第1節・磐田戦)
中3日の過密日程とあって、言わずもがなチームの総力が問われる一戦となり、リーグ戦とはまた異なる様相を呈してくる。ポゼッション型の今治としては、堅守速攻の秋田のフィジカルサッカーは決して相性の良いスタイルではないが、新たなスタイルへの自信を深めるためにも、その呼水となる勝利は是が非でも欲しいところ。ただ、長期政権で体に染みついている秋田特有のサッカーもそれを簡単には許してくれないだろう。
[ 文:松本 隆志 ]