
盤石のC大阪、3連勝。互角の展開から後半に3得点
浦和レッズ
DF 5
--試合を振り返って。どちらに転ぶか分からないゲーム展開だったと思いますけど、したたかさを見せたセレッソにうまくやられてしまったかなと思いますし、自分たちとしては負けの中にもたくさん収穫があったゲームだったかなと思います。 --トレーニングでやってきたことが試合の中で発揮できているか、もしくはうまくいってないかの感覚は?正直、僕たちはアクションよりもリアクションサッカーをしていますので、どちらかというと自分たちで相手を崩す練習よりも、今日に限ってはC大阪がどういうふうに攻めるかというのを抑える練習をやってきたつもりです。相手のしてくることを抑えることはできましたけども、自分たちがボールを保持する中で、どうやって崩すか、どうやってゴールに向かっていくかのアイデアが少し足りないのかなと思いますので。相手がどういうふうなことをするかを抑える力は持っていると思います。次のステップに向けて、自分たちがどうしないといけないのかというところが1つの課題かなと思っています。我慢強さとかそういうところはできているかなと思います。
MF 7
--守備の堅い相手だったが、攻撃陣として崩しのイメージや反省点などは。なかなかJリーグの中でもC大阪は守備が堅く、しっかりと守れる代表的なチームだと思いますので、そこに対して、前半から自分たちがボールを保持するシーンもありましたけど、そこで焦らずにしっかりつないでサイドの深い位置を取りにいくだったり、ペナルティエリアの外からロングのシュートだったり。深い位置まで入っていったぶん相手のラインも下がるので、そこでのGKとDFの間への速いボールだったり、2列目が入ってくるところのマイナスのボールだったり、そういった部分をしっかりと全員の共通認識をもって狙っていかなければいけなかったし、その部分の質をもっともっと出していかなければいけないと思います。 --なかなか攻撃のスピードが上がらずにスローダウンしてしまう場面もあったが?全員の共通認識で、ボールを奪ったとき、相手が守りのブロックを作る前に攻め切るというところは狙ってはいたんですけど、相手も帰陣が早くブロックをしっかり作って、やられたくないところをしっかり守っていくという速い守備が非常に機能していたと感じていました。そこで無理して攻めていくよりも、しっかりとボールを保持してという形にシフトしていった、相手よりも速く出せなかったなという印象ですね。 --攻撃の質についての手ごたえなどは。相手の状況を見ての早い攻めというか、自分たちが切り替わった瞬間に相手のイヤなスペースを取りにいって、そこからスピードを上げて攻撃に人数をかけていくところは前の試合からもやっていた部分ではあるんですけど、そこで相手がそれ以上に人数をかけて守ってきた場合には判断を変えることも必要だと思うので。そこからの、遅攻ではないですけど、時間をかけた攻撃という部分は質を上げていかなければいけないなと思います。
セレッソ大阪
監督
前半はどの時間帯も、われわれが思っていたようなプレーをすることができなくて、浦和が上回っていたと思います。後半に入るにあたり、ハーフタイムに、より自分たちがやるべきアイデアを明確にして、入っていくことができました。ゴールが早く生まれたこともあったのですが、より明確に自分たちがやるべきことを、ボールを持ったときにできるようになったと思います。勝ったことに関しても満足していますし、後半の出来にも満足しています。リーグ戦は続くので、これからも戦い続けていきたいと思います。 --「やるべきことを明確にして」という言葉もありましたが、前半から、どういったことを変えて後半に臨んだ?後半は、より賢くプレーすることができました。前半と後半でアイデアが変わったわけではないのですが、前半あったミスから学んで、より賢くプレーできました。早くゴールが生まれたことも、われわれにとって助けになりましたが、よりプレー内容も良かったと思います。 --都倉 賢選手が今季初ゴール、藤尾 翔太選手がJ1デビューでJ1初ゴールを決めました。2人の評価は?トク(都倉)のゴールは、彼自身にとっても、チームにとっても、大きなゴールになりました。彼自身にとっては、大きなケガから帰ってきて、復帰する以上にフォームを取り戻すことが難しい中で、このゴールが自信になると思います。よりチームに貢献してくれると思います。(藤尾)翔太のゴールは、喜びという表現が当てはまると思います。1部でデビューして、デビュー戦でゴールを決めることは、とても美しいこと。彼にとって、とても良い思い出になると思います。トップチームでプレーできる実力はあると思っていますし、これからも続けてほしいと思います。
浦和レッズ
監督
先に(点を)取られて難しい試合になりました。(C大阪の)1点目、2点目の対応も含めて、われわれのほうで難しくしてしまったところがありました。攻撃のところで言うと、セレッソさんの質の高い守備の前で、もう少しわれわれも質の高いところを出せなければいけないなということを感じたゲームでした。また次のゲームがやってきますので、しっかりとやりたいと思います。 --試合の勝敗を左右したポイントは?前半ああやって(ボールを)運んでいって、(C大阪の守備が)堅い感じで進んでいる中で、こちら側のボールを届ける質だったりのシンプルなミスからの失点でしたので、非常にもったいなかったです。(C大阪が)カウンターに出るところでボールホルダーにアプローチに行く余裕がありましたから、そういったところも含めて、もう少しきちんとやらなければいけなかったなというところだと思います。 --ここ2週間は週1試合だったがまた連戦になる。次の試合に向けて。またホームに帰って次戦がありますので、しっかり回復をして準備したいと思います。
セレッソ大阪
FW 9
都倉 賢
--スタジアムのインタビューで「サッカー人生を懸けて臨んだ」という言葉もありましたが、あらためて、この試合にどういう気持ちで臨んだのか、教えてください。ここまでなかなか結果が出せていない中、メンバーにも入れない時期が1カ月くらい続いて、自分と向き合う時間、悔しさ、この時間が続けば続くほど、僕のサッカー人生の寿命を消化してしまう。いろんな思いがあった1カ月でした。周りと比較することなく、自分にベクトルを向けて、常に最高の準備を続けていた自信はあったので、そういった部分で、今回はいきなりのスタメンでしたけど、自分の仕事はできたと思います。ここで結果を出すことができなかったら、またチャンスは巡ってこないのかな、という思いもあった中で、試合に臨みました。結果が出たので、こういった話ができますが、出なかったら、またそういった未来もあったと思います。今日はチームと自分自身のパフォーマンスがかみ合った結果、自分のサッカー人生に望みというか、これからまた成長していける手ごたえもあるので、この1カ月、悔しかった思いを、これからのサッカー人生にぶつけていきたいと思います。 --ファーサイドで、坂元 達裕選手のクロスをヘディングで合わせたゴールの形については?あの形に関しては、タツ(坂元)は1対1の勝負だったら、何かしらの仕事をしてくれる。あの角度では、おそらくクロスが来るというのがあって。ハーフタイムでも、僕がいるので「シンプルにセンタリングを上げよう」という話があった中での一発目のプレーだったので、タツも割り切って、自分の得意な左足で上げてくれました。僕自身、タツの特長は分かっていたので、あの瞬間は、ファーサイドにクロスを上げる体の向きで、その特長をあの瞬間に感じ取れたので、良い準備をしながら、自分のストロングを生かすことができました。ヘディングも、自分自身のコンディションが上がっている中で、自分の強さ、滞空時間、体幹の強さ、そのすべてをあのヘディングに凝縮できたかなと思います。
FW 42
藤尾 翔太
--J1デビュー戦で、J1初ゴールを決めた気持ちは?ベンチにいたときから、「試合に出たら、絶対に決める」と思っていました。チャンスは転がってくると思っていました。1つのチャンスを決めることができて、良かったです。 --J1で、ヤンマースタジアム長居のピッチに立つことは1つの大きな目標だったと思うが、ピッチに立った瞬間の気持ちは?小さいときから夢見ていた、憧れていた舞台でした。そこでデビューできて、デビュー戦という舞台で点も取れたことは自分の中でも大きいですし、これからにもつながると思います。