終盤の攻勢で一気に3点奪った横浜FM。アウェイの地で勝利
横浜F・マリノス
--同点ゴールのシーンを振り返ってください。(天野)純くんがボールを引き出し、(相手を)はがして前を向ければ、ゴールに直結するぐらいの技術力が純くんにはあります。いつもならインスイングのクロスですが、右サイドだったので、純くんがどうやって上げるのかなと思って見ていましたが、そこの技術は高いものがあるので、あのような(左足アウトでのアウトスイングの)ボールが来たのだと思います。僕は純くんがボールを持った瞬間にDFの間に後ろから入るのは一瞬で判断できていましたし、慌てずボールに触れました。あのゴールでチームに勢いをつけることができ、アウェイの難しい戦いを勝ちにつなげられて良かったです。 --横浜FMらしいゲームでした。この勝利の価値をどう感じていますか?相手がマンツーマンだったり、ゾーンで中を固めてきたりいろいろなやり方で戦ってきますが、自分たちのクオリティーが高ければゴールは取れます。今日は前半から難しい展開が続いていたので、相手をどうはがそうかと考えてプレーし、自分が前を向ければチャンスになりました。チャンスになる場所、時間帯を理解しながら我慢してプレーしたことで、最後に3点取れたのだと思います。これからも難しいゲームを勝っていけるように続けていきたいです。
FW 38
前半はチームに迷惑をかけてしまい、ふがいないプレーをしてしまいました。だからもうゴールを決めないとヤバいというか、決めないといけないと思っていました。ウイングでもゴールを狙っていましたが、FWに入って前に行くチャンスが増えたので、なんとしても決めたいと考えていました。ここ3試合、点は取れていなかったのですが、そこまで悪い試合ではありませんでした。しっかり3点取り、勝てて良かったです。 --第3節・福岡戦の3点目と似たようなゴールでした。決勝点のシーンを振り返ってください。(水沼)宏太くんが持ったときはニアに信じて飛び込むだけで、感覚で突っ込んでいきました。後ろからニア(のスペース)にトップスピードで入っていくと、DFも止められないので、そこは意識してしました。
北海道コンサドーレ札幌
監督
立ち上がりから非常にハードで、素晴らしいゲームだったと思う。洗練されたパスサッカーをする相手に十分に渡り合っていた。前半に1-0とリードしたが、そのほかにもチャンスは作れていて、それを決め切ることができなかった。後半も2-0にするチャンスがあったのだが、それを決め切れない中で逆転される展開になってしまった。その中でも同点にするチャンスもあったが、それも決め切れずダメ押しの得点を取られてしまった。選手たちは最後まであきらめずに戦ってくれたが、最後の10分間に決定的な仕事ができたのが横浜FMで、われわれはそれができなかった。良い戦いはできていながらも勝てない。そういう試合が続いてしまっている。選手を責めることはできない。次の試合に向けて、今日の試合をしっかり振り返っていきたいと思っている。 --荒野 拓馬選手が復帰したが。チーム練習に合流して1カ月が経ち、起用してもいい状態だった。また、ボランチのポジションの事情もあってメンバーに入れた。そこで高嶺(朋樹)がケガをして、彼を起用したという流れです。
横浜F・マリノス
監督
良いゲームができました。内容も素晴らしかったです。チャンスがあった中、なかなか決め切れず、相手はカウンターが怖いチームというのは分かっていました。CKから失点して難しい状況にしてしまいましたが、選手たちのリアクションが素晴らしかったです。最後の最後まであきらめない姿勢、チャンスをモノにし、同点にして2点目を入れても3点目を奪いにいく姿勢を見ることができました。選手たちの素晴らしい気持ちを見られた試合でした。 --交代で入った水沼 宏太、天野 純が素晴らしいアシストを決め、勝利に貢献しました。彼らの評価をお願いします。2人だけではなく全員が素晴らしいプレーを見せてくれました。常日頃から言っていますが、先発の11人だけがプレーするわけではありません。交代で出てきた選手も含めてチーム一丸で戦うことを表現できたと思います。(途中出場した)渡辺(皓太)もティーラトンもチームの力になり、一人ひとりが最後まであきらめない姿勢を見せてくれました。 --札幌がマンツーマンを敷いてきました。ビルドアップなど攻撃の評価をお願いします。前半から素晴らしかったです。予想していたとおりだったので、札幌がマンツーマンでプレスに来るのも分かっていました。前半からバーに二度当たり、相手GKの素晴らしいセーブがあり、得点こそ入りませんでしたが、プレスをはがして前に行き、組み立てからチャンスを作りました。一方、最後は自分たちのほうが運動量は多く、彼らは足が止まりました。彼らがずっとあのプレスを続けることは難しいと思っていたので、自分たちはそのスキを突こうということを伝えていましたし、選手が体現してくれました。
北海道コンサドーレ札幌
MF 27
荒野 拓馬
ケガをしていたときに支えてくれた人たちへの感謝の気持ちであふれています。ただ、失点のところもボールは取れたと思うし、攻撃のところでももう少し前で関わりたかった。勝利に貢献できなかったのが残念。試合の中で自分もそうだが、チームとして1人対1人のところで勝てなかったのが失点につながってしまったと感じている。試合から離れていたので、そういったフィーリングのところも慣らしていきたい。ただ、25周年のメモリアルな試合で復帰できたのはうれしく思っている。次はチームの勝利に貢献できるように頑張っていきたい。
FW 11
アンデルソン ロペス
後半開始早々の自分の得点のところは、良い形で相手を崩してうまくヘディングで決めることができたと思っている。(クラブ史上J1最長タイとなる5試合連続得点について)もちろんクラブの歴史に名を刻めたことはうれしく思っています。今季の得点数も9に伸び、そういったところもコーチなどのサポートがあってのものなので、感謝をしなければいけません。ただし、やはり得点を増やしたといっても、今日の試合に勝つことができなかったことが本当に悔しい。