最終盤のドラマは訪れず。ただ、東京Vはこれで11戦負けなし
ガンバ大阪
ある程度相手にボールを持たせるという考えは持ちながらやっていたが、前からプレッシャーに行くときの引き出しがあまりないと思いながら今日はやっていた。前から行きたいのに行けないという展開が90分続いてしまった。 --相手の2トップへの対応について、染野(唯月)選手に食いつくのか、僕と福岡(将太)選手のところで木村(勇大)選手につくのかというのはハッキリしないといけないと思った。後半になって見木(友哉)選手が入ってきたときに、自分の横を走ってきた。そこに対してどうするのかというのは少し難しかった。あそこで僕が食いついてしまうと、木村選手と福岡選手で1対1になってしまうので。そのあたりが、引き込む中で難しいところだった。 良く言えばアウェイで勝点1を取れたというのはあるが、悪く言えばシュートチャンスはほとんどなかった。ゴール期待値も低くなっている。前に進む姿勢をもうちょっと出していきたい。
東京ヴェルディ
監督
勝ちたかったなという思いがある。特に(前節・)鹿島戦でふがいない前半を過ごして、チームとしてこの課題を克服しないと次に進めないとみんなで共有していた。今日は素晴らしい前半を表現してくれた。前半のシュートが7本で、相手は1本という記録を見たが、前半で点を取りたかったという思いがある。 後半はちょっとオープンな展開になったり、アクシデントもありバタバタしたが、相手陣でもっと相手を揺さぶっても良かった。森田 晃樹がペナルティーエリア外からシュートしたシーンについては、相当揺さぶった流れだったと思う。ああいうシーンをもっと作れたという思いがある。サイドを崩してクロスを入れるタイミングで、もうひと我慢させてもいいという悔いは残るが、いずれにしても(前節から)中2日のわれわれと、中3日だった相手で、そこにはまったくもって違いがあるが、選手はそれを感じさせない素晴らしい前半を表現した。勝ちたかったし、勝たせたかったという思いは強い。これだけ、平日でも多くのサポーターが来てくれて心強かったが、彼らに残念な思いをさせてしまったと思う。 --2試合連続で先発した綱島 悠斗について。彼の能力のどこに着眼して起用した?ご存じのとおり、ハンティング力。彼の寄せの迫力とか、刈り取る力。もう1つは3列目から出ていく走力。それに、キックのレンジも非常に長い。ただ課題はあって、完全にポジションを取り切れているわけではないが、彼のスケール感を考えたら、いまやれることをすべて出せている状況だと思う。できていないところ、克服しないといけないところは戦いながら、もっとチャンスを与えながらやっていくところになる。 --前半の良かった部分について。また、その中で得点につなげるためには?試合の入りを明確にすることは選手と共有していた。多少パスをつなげるようになったときに、われわれの言うニアゾーンに対しての動きにこだわりをもっていって、CKもかなり取った。流れでなくてもセットプレーで取れたかな、入ったかなというシーンもあった。セットプレーでも1点を取り切りたかった。 ボールを失った瞬間からの切り替え、ミドルサードでのチェイシング、ラインを下げずに保って恐れずにやってくれたと思う。あの前半があったからこそ、後半にボールを持って押し込めたと思う。われわれが1つの目的にしている前半があったからこそ、また1つ質を上げないといけなかったと思う。
ガンバ大阪
監督
試合を通して均衡した展開になったんじゃないかと思っている。このドローという結果は平等な結果なんじゃないか。しっかりとコントロールするところは自分たちでできていた中で、前半はもう少し相手の最終ラインをブレイクする動きを入れたかった。後半も同じ展開が続いていく中で、相手の流れになった中で我慢しながら戦い、自分たちの流れに引き寄せることができた。ただ、最終的に相手の最終ラインを崩すことができずに終わった試合展開だったと思う。先ほどもお伝えしたように平等な結果だったんじゃないか。 --岸本 武流選手のケガもあって山下 諒也選手を投入した。彼が入った右サイドで半田 陸選手と良い形のコンビネーションもあった。どのような指示を送ったのか?アイディアとしては山下のところで幅を取らせて、半田 陸とのコンビネーションを使いながら袴田(裕太郎)選手のところを崩していく狙いがあった。最終的に袴田選手は交代してしまったんですが、そういった狙いがありましたし、実際に倉田 秋が1回、ペナルティーエリア内でシュートを打ったと思うが、ああいう形が狙いとしてあった。 --このスコアレスドローに関しては両チームともにパワー不足というか、少し迫力に欠ける部分があったように思いました。連戦もあってのことかと思いますが、どのように考えていらっしゃいますか。おっしゃられたように、連戦というところが一番大きく影響しているんじゃないかと思う。ウチとしてもケガ人がいて、なかなかローテーションを組むのが難しいところもある。あとは今日の相手の東京Vさんはしっかりと走るチームで、全員で頑張る、若さで頑張るというところがあるチーム。そういったところも影響したんじゃないかと思う。しっかりとリカバリーして、もう次の試合に向けて良い準備をしていくだけだと思っているし、連戦が続くのは全チーム同じ条件で戦っているものなので、そこに対しての言い訳というのはない。
東京ヴェルディ
MF 33
松橋 優安
チームとしてやってきている、バトンをつなぐことを意識した。スタメンだったが、与えられた時間で自分の力を出し切ることを意識した。チームとしても前半から飛ばして、力尽きる選手が出てきてほしいという城福(浩)監督の考えもあった。スタメンで使われたからには、自分がそういったプレーを見せていこうという意識で入った。 --ペナルティーエリアまで戻ってのスライディングのクリアもあったが?今季になってから守備意識はすごく上がっているし、前線だろうが、ゴール前まで戻って守備をするのは当たり前の考えでいる。あそこも勝手に体が動いた。危ないところに戻れたのは大きかった。
DF 6
宮原 和也
(前節・)鹿島戦では入りが良くなくて、点を取られてしまっていた。今日は入りだけはしっかりしようとみんなで話して、アラートな入りができたと思う。 ケガの状態も少しずつ良くなっている感じはある。これから体のキレ、痛みのところも良くなってくると思う。ここから。ちょっと手ごたえについては体に感じている。ただ、正直100%で走れている感じではなかった。スプリントも9割くらいの感じで。でも、良くなっている感じはある。 前半は引っかけてショートカウンターでシュートまで行っていた。ガッツリ守ってくる相手に対して、サイドに振ったりしながら攻撃して、ミドルシュートも狙いつついかないと相手も出てこないと思う。そこはこれからの課題。