2024/8/31 (土) 18:03 KO
第29節
入場者数: 48,887人
天候: 雨|気温: 27.2℃|湿度: 90%
土壇場で追いつくも……。町田、首位の座から陥落
浦和レッズ
MF 14
(勝利に向けて足りない)この一歩が何なのかというのを感じないといけないなという試合でした。監督がこれから代わっていく中で、一人ひとりがもっと責任感を持ってチームのために戦っていく姿勢など、細かいところから積み上げていかないと、この一歩がどんどん遠くなってしまうのかなと思いました。 --池田 伸康暫定監督が指揮を執ったが、試合前にはどのように考えていたか。円陣のときに、西川(周作)選手が「今日はノブさん(池田暫定監督)のために戦おう」と活を入れていましたし、目立つ立場ではないですけど、日頃からチームのために支えてくれているコーチなので、ノブさんのためにも今日は勝星を取りたいという思いでした。そういうときは気持ちが入り過ぎてしまうので、空回りしないようにリラックスして入ろうとは思っていました。 --自身の得点シーンを振り返って。あのシーンは分析どおりだったので、あの形を狙っていたのがうまくハマりました。大久保(智明)選手からもすごく良いボールが来たので、枠に飛ばすことだけを考えて(足を)振りました。 --得点後は池田暫定監督の下に駆け寄っていたが、何か声をかけられたか。「まだ(時間が)あるから、頼むぞ」というのと、(自分が)ちょっと興奮していたので、「落ち着いてゲームに入り直せよ」と言われました。 --次節・G大阪戦に向けて。少し時間が空くので、そこでみんなが1つの方向に向かっていけるように良い準備をしていきたいと思います。
FC町田ゼルビア
監督
われわれの国立でのホームゲームに約49,000人近くの方々が集まってくださったことに、われわれに対する期待を感じましたし、浦和サポーターの皆さんも含めて、素晴らしい雰囲気を作ってくださったことに感謝の気持ちを伝えさせてください。 われわれを追いかけてくる2位の広島と首の皮1枚の差で首位に立っている中で、選手たちはなんとしても勝ちたいという気持ちを表現してくれました。公式記録を見ると、17本のシュートを打ちましたが、なかなか1本が入らず、フリーの状況だったり、無人のゴールに対してもゴールが入らない展開になりました。プレッシャーはあるんでしょうけど、技術のなさが最後までつきまとうゲームでした。 一方で浦和さんはトリックプレーからのセットプレーや(チアゴ)サンタナ選手のヘディングシュートを決めてきましたし、そういったゴールシーンを見ても、彼らのスキルや技術が素晴らしかったです。ただ、われわれとしては失点をせず、2点を取って2-0で終わるべき試合でした。チャンスを決めていれば、3点、4点を取れる状況だった中で、2点に終わったことに関しては、大きな反省点として試合後の選手たちへ伝えました。 後半は押せ押せムードの中、浦和さんのポゼッションを遮断し、チャンスを作りました。また(ミッチェル)デュークの競り合いからのルーズボールをフィニッシュまで持ち込む形も作れました。良い形でプランを実践できましたが、勝点3が遠かったです。最後にエリキが決めてくれましたが、そのほかにも決めなければいけないチャンスがあった以上、自分たちに矢印を向けてこの先へ進まないと、今後も今日と似たような試合展開が続くでしょう。 残り9試合、しっかりと町田のサッカーに立ち返り、ゴールがついてくるような試合展開にできるように、チームのコンセプトが不履行になることなく、しっかりと最後までやり切るメンタリティーを持つことが望ましいです。かなり過酷なシーズン終盤に入りますが、もう一度自分たちのサッカーができるようにチームを作っていきたいと思います。 --エリキ選手や藤本 一輝選手ら、ここまではあまり持ち味を出せていなかった選手たちが最後の最後に結果を残しました。(その2人を)前節の新潟戦はスタメンで起用しましたが、試合の最初から出た場合は守備の面でわりと早い段階で体力を消耗します。あのタイミングでの起用のほうがスピードが生きますし、より相手に脅威を与えることができました。藤本はその場面以外にも抜け出せるシーンがあった中でゴールにはなかなかつながらなかったですが、最後はエリキとの連係の中で、(藤本のアシストからエリキが)アディショナルタイムに追いつくゴールを決めたことは今後につながる1点になりました。多くの反省材料はありますが、追いついたことをポジティブに捉えて、前に進んでいきたいです。
浦和レッズ
監督
勝点3を逃したという総括しかないです。今日のゲーム、国立という地で勝点3を取って、(監督就任に関して合意している)マチェイ スコルジャ監督にバトンをタッチするという強い意志をもって臨んだゲームでしたので、最終的に勝点1しか取れなかったことに対して、「非常に残念」の一言しかないです。 --最後に追いつかれ、後半は相手に多くのチャンスを作られたが、試合内容の評価は?勝点1を得た試合でもあると思うが。そのとおりです。特に守備のところ、町田さんの強みを消すために準備してきたところが、前半はうまくハマったのに対して、後半はハメられていた望月(ヘンリー海輝)選手を代えて、フォーメーションを変えてきたところに予測がつかなかったのはあります。それに対応する選手やフォーメーションを可変したり伝えたりに時間がかかってしまいました。 ただ、二田(理央)選手を入れて2トップにして、スペースに飛び出していくところで巻き返す、カウンターを狙う意図を選手は感じてくれました。苦しい時間帯は続きましたが、試合が終わってから選手に話をすると、そんなに苦しい感じはなかった、うまく守れていたんじゃないかと。外から見ていると非常に危ないシーンがありましたが、選手としてはそんなにバタバタする感じではなかったと伝わっています。 --後半は相手がマンマーク気味に来てマイボールの余裕がなくなったと思うが、そこでサミュエル グスタフソン選手のようなプレーヤーを投入してつないでいくのか、もしくは割り切って蹴るのかという決断もあったと思うが。そこは僕の判断で、正直グスタフソン選手のクオリティーだったり、経験を使うという手段もありました。ベンチで話していましたが、(渡邊)凌磨と(安居)海渡のところを崩したくない思いが強かったのがあります。カウンターという手段が僕の中にあったので、チアゴ(サンタナ)で収めて二田で裏を狙うという、どちらかというと長いボールを使う判断をしました。速いプレッシャーで奪われて失点するのを僕自身が怖がってしまったのもあります。 --渡邊選手のボランチは珍しいと思ったが、起用の意図は?マチェイ スコルジャ氏とも話して決めたのか。まず、その判断についてはマチェイさんと話して、決めました。お互いのアイディアが一致したと認識していただければと思います。なぜ凌磨を使ったかというと、皆さんご存じのように賢い選手でありますし、町田さんのストロングである長いボール、オ セフン選手、望月選手というターゲットをいかに消していくか。長いボールを抑えるには出どころと受け手の部分があって、ボランチの賢さ、前に出るのかプレスバックで奪うのかというところが起用した1つの理由です。
FC町田ゼルビア
GK 1
谷 晃生
--GKとしては悔しい2失点となりました。試合内容をどのように受け止めていますか。相手の決定的なチャンスは失点シーンぐらいでした。そういう状況を作り出してしまったことは反省点です。一方で多くのチャンスを決め切れなかったこと、勝負どころでゴールを決められなかったことが、勝点3につなげられなかった原因となりました。 首位ではなくなりましたが、まだまだ自力で優勝できるチャンスはあるので、悲観的になる必要はありません。自分たちをしっかりと見つめ直して、また町田らしく戦っていきたいです。 --特に2失点目はシンプルなクロスから決められてしまう形でした。終盤は体力的な面が影響して、対応が多少アバウトになってしまうものですが、チームとしてやるべきことやチームの原理・原則を徹底できませんでした。また、マークのつき方やクロスを上げさせない守備に対する甘さも出てしまいました。
FW 90
オ セフン
--久しぶりのゴールを決めた喜びの声から聞かせてください。決めたとはいえ勝てなかったですし、もっと点を取れたと思いますが決めることができなかったので、正直悔しい気持ちしかないです。 --ナ サンホ選手からのクロスをヘディングで合わせて決めた、ご自身のゴールシーンを振り返ってください。絶対にクロスが上がってくるだろうという感覚はありました。左CBの選手との駆け引きに勝てば、そこを越えてくるボールが入ってくると思っていましたし、実際にドンピシャのクロスが来て、決めることができました。後半は形を変えて攻める時間帯も増えましたし、点を取れる雰囲気になっていたことも自分のゴールにつながりました。もう1点を取ることしか考えていなかったのですが、決めることができなかったので、それもサッカーなのかなと思います。