2024/9/13 (金) 19:04 KO
第30節
入場者数: 10,679人
天候: 晴|気温: 28.7℃|湿度: 60%
早々に生まれた数の差。優位の京都が勝ち切り、今季初の3連勝
京都サンガF.C.
DF 2
横浜F・マリノス
監督
率直に残念です。タフな試合になりました。前半早々、退場者が出て10人になりましたが、自分たちのサッカーを見せられたと思います。相手のロングボールからセカンドボールを拾う戦いは簡単ではありませんでした。そして、相手はセットプレーの強みも出してきました。それでも1人少ない中、前への動きを見せ、チャンスを作りました。 何度も言うようですが、結果は悔しいです。自分がマリノスにいて感じるのは、とにかく勝ち続ける強い気持ちを持っています。選手はどのような状況でも可能性を探り、戦い続けました。アディショナルタイムは前半が10分、後半は7分でした。(その中で10分以降)10人で戦わないといけない状況は簡単ではありませんでした。後半、途中交代で出場した宮市(亮)が負傷し、また交代を強いられました。ただ、最後まで戦う姿勢を見せた選手たちを誇りに思います。 --宮市選手のケガは多くの人が心配しています。分かっている範囲で状況を教えてください。先ほど話したところ、負傷箇所はふくらはぎだと言っていました。明日、詳しく検査するのでケガの程度は分かりませんが、(17日にACLエリートの初戦・光州戦が行われる)韓国には連れていくことができなくなりました。自分たちも結果は明日以降、知ることになります。 --2失点目を喫した後半の序盤、数的不利の中、オープンな展開となりました。見解を聞かせてください。自分たちは1-1の状況に満足しません。守備的になり、ロングボールを使うチームでもありません。魅了するサッカーを見せるために点を取りにいった時間帯にカウンターでやられてしまいました。そのような状況でもDFはなんとかブロックしようとしていました。攻撃でも守備でも誰一人手を抜かず、自分たちのサッカーを続けてくれました。そこに誇りを持っていますし、最高の選手たちだと思います。
京都サンガF.C.
監督
2年前、ここ三ツ沢でマリノスさんと試合をしたときは大人と子どもの試合でした。その思い出がスタジアムに入ったとき、脳裏をよぎりました。今日は立ち上がりから成長した姿を見せられました。マリノスさんはリーグを引っ張り、良い選手を輩出する良いチームです。そのチームに対し、引かずに自分たちらしさを出せました。相手が1人少なくなったことは幸運ではありましたが、そのぶん難しくなった印象もあります。よく守備陣が粘って1点に抑えました。3点目、4点目を取れていれば違った展開になったと思いますが、そんな甘い試合ではないと教えられた気もします。 今日のソリッドな戦い方は、ここ3年になかった落ち着きが見られましたし、選手の成長を感じる場面も増えました。僕自身が監督としてもっともっと成長していかないと彼らを引き上げられないという気分です。選手はよくやってくれたと思います。 --相手が1人少なくなって難しくなった点と、ハーフタイムの修正点を教えてください。相手は数的不利に見えますが、ビルドアップに加わるGKを含めれば、同数で割り切って戦ってきました。ゴールキックへのプレスを修正し、それが後半うまくいきました。アンデルソン ロペス選手、エウベル選手、ヤン マテウス選手は本来なら距離を広げて1対1の勝負をしてくるのですが、数的不利になってから中にポジションを取って、コンビネーションで崩そうとしてきたので、予想していた形と違い、とても難しい感じがありました。前半、何度かピンチがありましたが、GKのク ソンユンを含めて1失点に抑えられたのが、今日の勝因だと思います。 --長年、横浜FMとのアウェイ戦は勝てていなかった中で勝利し、新しい歴史の扉を開きました。長い間マリノスさんに勝てていないのは京都サンガがJ1でプレーした時間が少なく、それは事実です。一方、マリノスさんは一つひとつの課題を選手同士で解決するメンタリティーを持つチームだと、僕は思っています。それを学びつつ、彼らに手ごわいチームだと思われるような試合をしないと失礼だと思っていました。今日に関して勝った、負けたはありますが、堂々とフェアな姿勢を出せたと感じましたし、このような厳しい環境の中でプレーすることで選手の違った可能性が見えたと感じています。
相手の左サイドを狙っていたわけではなく、自分たちが主導権を(握って)攻めて相手を下げるのが一番の狙いでした。相手に退場者が出て、逆に戦い方が難しくなった感じはあります。ただ、相手がシステムを変えた中、自分の右サイドはうまく攻略はできたと思いますが、僕自身あれだけクロスを上げてアシストゼロなので、悔しさも残るゲームになりました。 --中が決めていれば、というような紙一重のクロスが多く、質は高かったのではないでしょうか。練習からマルコ(トゥーリオ)や(ラファエル)エリアス、原 大智と、どのようなクロスが欲しいかというコミュニケーションをとっています。前半は良い形が何本もありましたが、後半は一歩、半歩ズレたのが心残りです。 --昨季、アウェイの横浜FM戦では反省の言葉が印象的でした。1年で成長は感じられたでしょうか。去年のマリノス戦はJリーグ2試合目でした。ゴールは奪えましたが、まだ粗削りな部分もあって勢いだけでプレーしていました。僕のところから失点しましたし、終わったあと、さまざまな角度から自分を見つめ直すゲームとなりました。あれから約1年が経ち、数々の試合をこなしてきてサンガの中心としてピッチに立ち、堂々と戦えました。勝てたのもうれしいですが、何よりディフェンスラインが押し上げなどさまざまな面で団結できました。僕たちの中では頑張れたと思います。
横浜F・マリノス
FW 11
ヤン マテウス
良い入りをしたと思うのですが、(西村)拓真の事故のようなタックルがあり、残念ながら退場して1人少ない展開になりました。先制点も許して厳しい状況になりましたが、その後追いつくことができ、前半を終えることができました。後半も同じ姿勢で戦ったのですが、追加点を奪われてしまいました。負けてはしまいましたが、最後まであきらめずに自分たちのサッカーで勝利に向けて戦った試合だと思うし、ここで頭を下げることはありません。次に生かせる試合でした。 --パルメイラス(ブラジル)の育成組織の後輩であるラファエル エリアス選手は意識しましたか。意識したというか、久しぶりに会えてうれしかったです。ポジション的にもマッチアップすることもありませんでした。彼が彼のチームで活躍し、勝利に貢献していることはうれしいです。引き続き、活躍してほしいと思っています。 --次は5月にファイナルで敗れたアジアの舞台での新たな戦いが始まります。ACLに苦い思い出はありません。決勝まで進んだことを誇りに思っていますし、個人的には良い思い出しかありません。決勝で戦えた経験は財産です。またACLが始まり(※大会フォーマットが変わった今大会はACLエリートに出場)、その後はリーグ戦、天皇杯と続いて過密日程となりますが、しっかり勝てるように準備していきます。現状、公式戦2連敗なので、また勝利の道を進んでいきたいです。
MF 6
渡辺 皓太
1人少ない中、勝ちにいきました。結果はついてきませんでしたが、引いて守ってというよりかは攻めた結果です。仕方なくはありませんが、1人少ないにもかかわらず、できた部分もあったので、落ち過ぎず、自信を持って次につなげたいです。 --ディフェンスラインに落ちてうまくコントロールしていました。1人少ないことをあまり感じませんでした。勝たないといけない試合でしたし、悔しいです。失点するまではゲームコントロールできていたと思います。あとはリスク管理のところが、1人少ないぶん難しかったですし、相手のクオリティーもあってやられてしまいました。引いて守って耐え抜いてのカウンターよりかは自信を持てる部分はあります。 --特に左サイドが攻め込まれてしまいました。割り切って、自分とカツくん(永戸 勝也)で「頑張ろう」と話してはいたのですが……。エウベルを戻してもいいのですが、彼は攻撃に特長がある選手です。そこの守備は自分とカツくんが分担してうまく守れれば良かったです。