残留へ、3連敗は避けたい両者。待望の勝点3は磐田の手の中に
ジュビロ磐田
柏レイソル
監督
勝点5差のジュビロさん相手ということで、勝つことで勝点差を広げられる重要な一戦でした。中断期間では、ジュビロさんの対策を含めてトレーニングしてきたつもりです。 試合に関しては、前半の入りが悪く、失点してしまったことで難しくなってしまいました。今までの敗れた試合内容と今日の試合内容は少し違ったかなと思っています。われわれが得点をする、追いつこうというパワーを感じられなかった試合だったと思います。そこは私の力不足だと思っています。 状況が厳しいのは変わりませんが、まだ9戦あります。しっかり勝利につながる試合ができるようにまた準備をしていきたいと思っています。 --決定機を多くは作れませんでした。どこに原因を感じていますか。どうしても攻め急いでしまったところはあったと思います。ジュビロさんがしっかりブロックを作ってきて、なかなか中に入れなかったところはあると思います。少し簡単にボールを外に入れ過ぎてしまいました。もっと深いところを探って、狙っていくことが必要だったと思っています。 後半も点が欲しいというところで、単調なクロスが多くなったところもあると思います。押し込んだ中での攻撃のアイディアや精度を上げられるようにしていきたいと思います。 --細谷 真大選手は途中出場となりました。(日本代表から帰ってきて)時差等もありました。途中からが妥当だという判断での起用になりました。
ジュビロ磐田
監督
いまチームが苦しい状態の中、2,500人以上のサポーターが最後まで声を出し続け、われわれの背中を押してくれました。そういうサポーターとともに勝利できたことを本当にうれしく思います。 台風の影響もあって延期になった試合(前節・横浜FM戦)もあり、時間がありました。延期が決まってからは柏戦に向けて準備してきました。ピッチでトレーニングから選手同士でしっかり話しながら、どうしたら今回、勝点が取れるかを選手とスタッフで突き詰めてやってくれた。その成果がピッチでたくさん出たと思っています。 これまで先制されることが多かったですが、しっかり我慢しながら先制して追加点を奪いました。後半は守りだけではなく、攻撃に出るところを忘れないようにと選手に伝えましたし、それ(追加点)を狙っていました。柏も力のあるチームなので、押し込まれる時間は長かったですが、最後まで(集中を)切らすことなく、選手全員が力を振り絞って最後まで戦ってくれました。選手には感謝しかありません。 ただ、われわれの置かれている状況は何も変わっていません。今日の勝利を次の試合につなげることしか頭にないので、浮かれることなく、次の試合に向かっていきたいと思っています。 --高畑 奎汰選手を先発で起用しました。対レイソルを考えて、あそこのポジションから裏に抜け出す選手を考えたとき、トレーニングや練習試合から彼はストロングである縦への推進力、そこからの左足のクオリティーを見せていました。「奎汰でいける」という判断で先発起用しました。 --これまで課題だった前半で2得点を奪いました。一番の要因は何だと考えていますか。柏のプレスはJリーグでも強度が高く、前線からハイプレスを掛けてきます。それをはがされても、ミドルサードでブロックを作ってくる。そういう相手に対して、怖がることなくボールを動かそうという工夫を選手もしてくれました。今日は守備だけではなく、攻撃でも恐れずにやってくれたというのが一番だったと思います。
--自身の得点シーンを振り返ってください。(中村)駿くんから良いところに良いスピードで、良いクロスが来ました。そこへ走った結果、得点につながったと思います。ただ、その後のチャンスを自分が外してしまったので、そこで決め切れないとゲーム展開も厳しくなっていくと思います。もっともっと自分に対して追求していきたいです。 --中村選手がボールを持った瞬間に、ボールに飛び込もうと判断していましたか。まずニアに1枚走って、というのはチーム(の約束事)としてもあるので、そこを意識しました。本当に良いボールが来たので、あとは頭で触るだけでした。自分の中では移籍してから初めて取れたゴールなので、少しホッとした部分もあります。ただ、次の試合もすぐありますし、自分たちが厳しい状況にあるというのは何も変わっていません。今日勝ったことをしっかり次につなげていくためにも、また全員で本当に良い準備をしていけたらと思います。 --チームとして、立ち上がりから積極的に攻撃の姿勢を出していました。ここ数試合は入りのところが重たくなって失点というところが続いていました。受けるんじゃなくて、やっぱり自分たちから積極的にいくことが勝点につながると、みんなあらためて意識してゲームに入りました。そこで得点を取れたのは非常に大きかったです。
柏レイソル
MF 37
手塚 康平
立ち上がりと、前半早いうちに2失点してしまい、そこから少し難しい展開になってしまいました。 --相手はロングボールも交ぜて攻撃を組み立ててきました。想定内でしたか。相手のやり方は比較的想定内でした。ただ、やっぱり失点をしてしまったという部分で自分たちとしては想定外(の展開)でした。 --失点後の試合展開をどう振り返りますか。相手も2点を取っている余裕があるということで、無理して前から行くのではなく、しっかりブロックを作って引き込んできました。そこで自分たちが崩す力、アイディアが少し足りませんでした。 --ボランチとして、左サイドの高い位置でどのように攻撃に関わろうとしていましたか。攻撃ではもちろん3人目、横でボランチが関わらないと、攻撃に厚みは出ないと思います。ただ、関わるタイミングとか関わり方が(課題だと思います)。何本か相手に奪われた瞬間、カウンターを受けて相手のFWにボールが収まってしまいました。そこは(ボランチの)相方で組んだ(白井)永地くんとバランスをとりながら、あとはCBの声を聞きながら、ボランチ1枚のどちらかは味方CBの前に構えてあげて、もう1人は攻撃に関わるというバランスをうまくやっていかないと、攻守両方でうまく回らないかなと思います。 --そのような立ち位置は試合中に自分たちで修正したのでしょうか。そうですね。後ろがそこで声をかけてくれたので、「ちょっと後ろを意識しよう」というふうになって。ただ、やっぱり後ろを意識するぶん、攻撃でどちらかがもっと関わっていかないといけないなという。後ろでリスク管理はもちろんするんですけど、ボールにも関われるようなポジション取りを、もっと細かくやっていかないといけません。
MF 33
白井 永地
早い時間帯で2失点してしまって、難しい試合展開になってしまった。今日はそこに尽きると思います。90分を通してチームとして盛り返せなかったので、責任を感じています。入りがすべてだったと思います。 --入りの時間帯をどのように振り返りますか。どちらに転んでもおかしくないような展開だった中で、自分たちのスキを見せた瞬間にやられてしまいました。それがいまの弱さだと思います。それはチームとしてもそうですし、チームが変わるためには一人ひとりが変わる必要があります。誰かの責任というのではなく、しっかり自分に矢印を向けて次を迎えたいと思っています。 --相手は攻撃時にロングボールを織り交ぜてきました。ボールを回収し、自分たちの時間を増やしてポイントを作るところまではうまくいったのですが、その先のビジョンがなかなか出てきませんでした。そこの修正は必要だと思います。とにかく次に向けて、いま自分ができることをしたいと思います。