沸かせたのは神戸。エリキが途中出場からほどなくして
横浜FC
監督
平日の夜にたくさんのサポーターの方が集まってくださったので、なんとか勝って喜んで終えたかった。今日はクラブに貢献してくれたレアンドロ ドミンゲス選手がご逝去され、そこも背負いながら、チームで表現していこうと試合に入りました。敗戦という結果に終わったことは非常に悔しく思います。 選手は本当に持っているものを最後まで出し切ってくれましたし、下を向くような内容ではありませんでした。そこは本当に監督として感謝しています。ただ、結果を得られなかったということはやはり自分たちが足りなかったと思うので、そこにしっかりと目を向けて、“良い試合をした”というところから、そういうゲームをモノにしていけるように、さらにレベルアップしなければいけないと感じています。日々大事に、これからも続けていきたいですし、すぐに(次節・)清水戦が控えているので、切り替えてしっかりと日曜日は勝てるように頑張りたいと思います。 --加入間もないルキアン選手と、ケガ明けの鈴木 武蔵選手は4日前の前節・名古屋戦では後半途中からの投入でした。まだチームへのフィットやコンディションも十分でないと思われましたが、今日先発起用した狙いは?加入間もないことやケガ明けであることも関係ないと思えるほど、十分に期待できる状態でした。ルキアンのボールの収まりとか強さ、得点能力、武蔵についてはスピードやフィジカルに期待して起用しました。 --72分に森 海渡選手と駒沢 直哉選手をシャドーで投入しましたが、彼らに期待した役割は?0-0の状況で入ったので、どういうところがチャンスになるかという意味では、森 海渡に関しては裏に(抜けることで)チャンスがあるということと、駒沢に関しては左からのクロスにしっかり入っていくこと、またゲーム自体を継続させるための守備への貢献と、攻守両面でそういう話をして投入しました。
ヴィッセル神戸
監督
難しいアウェイゲームにはなりましたが、勝点3を取れて、まずは良かったなと思います。一人ひとりが集中して戦ってくれたおかげで失点もゼロで終われたと思うし、チーム一丸となってつかみ取った勝利でした。 --エリキ選手が前々節・湘南戦以来となるゴールを決めました。前節・鹿島戦は先発出場でしたが得点に結びつかなかった中で、今日の途中出場の判断と結果につながったことについて。もちろん受け身に立つ気はまったくなかったですが、前半に関しては少しバランスも見ながら、アグレッシブに行こうと思っていました。後半の勝負どころでエリキのスピードを生かしたほうが面白いんじゃないかなと考えて、今日は途中から起用しました。その期待に応えてくれたと思います。 --「難しい試合」という表現がありましたが、その試合をモノにできた意味をどう捉えていますか。チームとして勝点3が欲しかったですし、ここで勝てたことによって自信や自分たちのサッカーを取り戻すきっかけになるんじゃないかな、と。全員が妥協せずに、自分に負けずに最後まで走り切ってくれたおかげだと思います。
--ゴールの場面を振り返って。(左の)ワイドで投入されましたが、タイミングを見て中に入っていくプランを持っていました。ちょうど僕が内側にポジションを取っていたときに、ボールがこぼれてきました。最後のところは、ポジショニング、予測、動き直し、体の向き、反応など、常に意識しているので、相手よりも早く触ることができたと思います。 --前々節・湘南戦の2ゴールに続き、チームの救世主となっていますが。これまでキャリアで50近くのゴール、80近くのアシストをしていますが、それも味方あって、チームあってのものです。いまいるチームはヴィッセル神戸で、それ以上に大切な存在はありません。私は味方の活躍を見るのが好きですし、大迫(勇也)、よっち(武藤 嘉紀)、(宮代)大聖……彼らが活躍する、ゴールを決める、うれしい思いをするのを望んでいます。ですので、あまり“救世主”とか、自分にスポットライトが当たるのは好きではありません(笑)。
横浜FC
FW 91
ルキアン
神戸はリーグを連覇している相手で、強敵ということは試合前から分かっていましたし、非常に難しい試合になることは理解していました。その中で1つのチャンスを決めるかどうかでフットボールの世界は結果も変わってくる。そこで言えば、今日は自分が得た最初のチャンスを決めていれば、もっと展開は変わったと思いますし、違った結果で終わることができたと思います。ただ、自分はまだ加入して数日しか経っていないですし、少しずつチームメートのことを知りながら、併せて自分のことを知ってもらいながらプレーしている段階です。もっとお互いを知ればもっと良いプレーができてチャンスも増えるはずなので、コミュニケーションをとりながら次に向けてしっかりと良い準備をしたいです。 --37分の決定機のシーンを振り返って。裏抜けしたところまでは良かったんですが、グラウンド状態の影響もあってボールがバウンドしている状態だったので、しっかりとボールが収まるのを待っていました。でも、そのタイミングをつかむ前にシュートチャンスを逃してしまった。先ほども話したように、ゴールを決められていれば今日の結果も変わったと思っているので、そこに関しては本当に申し訳ないです。でも、今日は横浜FCのユニフォームを着て初先発の試合ですし、ここで頭を下げるのではなくしっかりと顔を上げて、次の試合ではしっかり結果を出したいです。
DF 16
伊藤 槙人
無失点で抑えてなんとかしたかったですが、失点してしまって苦しくなりました。もっと長い間ゼロで抑えればウチに勝つチャンスがあった試合だったと思うので、本当に悔しい失点でした。 --大迫 勇也選手と対峙する中で、特に気をつけていたことは?空中戦が強いので絶対に競り勝つことと、そのあとも入れ替わってしまうとピンチになるので、そこは特に意識しました。 --個人として、リーグ戦初先発の手ごたえは?負けてしまったという結果がすべてです。ただ、週末に次の試合もすぐあるので、切り替えて臨みたいです。