2025/5/25 (日) 13:03 KO
第18節
ファジアーノ岡山
岡山
2
-2
FC町田ゼルビア
町田
入場者数: 14,022人
天候: 曇|気温: 23.9℃|湿度: 44%
町田が打った反撃の一手。勝負は0-2から2-2へ
FC町田ゼルビア
ファジアーノ岡山
監督
結果的には2-0から追いつかれての勝点1なので、悔しさが非常に残る結果となりました。 ゲーム全般で言えば、ある程度想定内の中での戦いで、自分たちが2-0まで持っていったのでなんとか勝ち切りたかった。ただ、まだまだわれわれには足りないものがある。J1で戦い続けていくためには足りないものがある。それを教えてもらうような勝点1だったのかなと思っています。 しっかりと今日のゲームを振り返りながら、選手たちには「勝利をしっかりつかみ取っていくために必要なものをみんなでブラッシュアップしていこう」という話をして次の湘南戦に向かっていきたいなと思っています。 たくさんの方に来ていただいて、3ポイントを期待していただいたんですけど、ちょっと悔しい結果になって申し訳ないなと思います。また次、頑張りたいと思います。 --いまお話にあった「足りないもの」はどういったものなのでしょうか?3点目を取ればゲームは終わったので、そこが一番。でも、それがかなわないのであれば、風の影響もあって少し押し込まれた中でも、しっかりボールを(持った選手を)抑えにいくところは抑えないと。相手にはクオリティーのある人がいるので、そこが少しできなかったかなと。2-1になっても、気持ちではサッカーできないけど、もう1回グッと、ホームなので前に押し返していって、点が取れなかったとてしっかりゲームを自分たちのほうに持ってくる。そういうところも足りなかったと思います。 --失点の部分は、相手の質に上回られたのでしょうか。それとも岡山の準備の部分で甘いところがあったのでしょうか。どちらもあると思います。相手は途中交代で入ってきた代表クラスの選手たちが質を出して、われわれも途中交代しましたけども、追加点を含めて取るチャンスを逃した。守備のところで言うと、長いボールを入れられて簡単には押し戻せないことは、われわれも(ミッチェル)デュークさんと一緒にプレーしているので分かっているんだけど、簡単にボックス内に入れさせないようなことはもう少しできたんじゃないかなという気もする。ペナルティーエリアに張りつかないで出ていって押し上げてプレーする時間を作れれば良かったんじゃないかなと思います。 --日本代表に選ばれた佐藤 龍之介選手がチームにもたらしているものは?僕があれだけの時間で使っているということは、チームの中でそれだけのプレーができるということ。決して伸びシロを期待して使っているわけではなく、いまの現状の中でベストだと思って使っています。彼も非常にポジティブで、どんどん自分が前に進んでいきたいという強い意志を持っている。でも、彼ももう分かっているけど、これは多分、森保(一)監督からあの世代の選手たちに対するメッセージだと思う。出場機会を得て試合に出て活躍すれば道が開けるよ、という。若い選手に奮起を促していくという森保監督のメッセージだと思うので、それをしっかり受け取って、もっともっと頑張ってほしいなと思います。
FC町田ゼルビア
監督
--試合前に「ゴールを決めたい」とお話しされていたとおり、“有言実行”のゴールを決めました。岡山さんのホームスタジアムで今季初ゴールを決めたため、岡山さんのサポーターの方もいますし、町田のサポーターの方もいる中での試合ですから、ゴールを決められたことはもちろんうれしいですが、岡山さんのサポーターの方の心境を考えると複雑な気持ちです。ただ、チームとして2点を取った上で、勝点1を取れたことをポジティブに捉えています。 --相馬 勇紀選手のクロスに合わせて決めたゴールシーンを振り返ってください。相馬がドリブルでボールを運びながらカットインしてクロスが入ってくると思ったので、相手DFの前に入ろうとポジションを取りました。肩のあたりに当たって決めることができました。 --試合後にはスタジアムを1周し、古巣の岡山サポーターの声援に応えていました。サッカーを楽しめる環境を与えてくださった岡山さんには感謝しています。レギュラーシーズン3位で臨んだプレーオフで敗退したシーズンもありましたが、J1のクラブとなった岡山さんとこうして試合ができたことがうれしいです。この地に戻ってこられて良かったです。私が在籍していた当時と変わらずにファミリー感のあるスタジアムの雰囲気でした。また、今日の試合もたくさんの観衆の方々が詰めかけていたので、J1に値するクラブだとあらためて感じました。
--相馬選手を含む3枚代えが同点に追いつく原動力となりました。後半になると相手の陣形が間延びしている印象を受けました。また、ボランチの横のスペースが空いているなとも感じていたので、そのスペースは狙っていました。相手と1対1をしているときに、相手をはがしたあと、ゴール前にクロスを入れられるスペースがあったので、積極的にクロスを入れていきました。 --1点差に詰め寄るゴールはヘディングシュートでした。ゴールまでの距離があったため、強いシュートでないと相手の(スベンド)ブローダーセン選手に止められてしまうと思っていたので、しっかりと溜めて押し出すことを意識しました。速い弾道のシュートを狙っていましたし、狙いどおりに決めることができました。(西村)拓真からのクロスは「来てくれ」と思っていましたが、ピンポイント過ぎてありがたかったです。いつもは僕がアシストする形の“ホットライン”ですが、今回は逆の形でのホットラインでした。
今年J1に昇格してきた岡山さんと昨年J1初挑戦だった町田との対戦ということで、お互いにJ1に君臨し続けたいという気持ちが選手たちのプレーに乗り移ったような、お互いに切磋琢磨する試合となりました。その中でわれわれは一瞬のスキというか、プレー判断の悪さから失点をしてしまいました。そういった失点があったことを反省すべき材料として持ち帰りたいです。また、後半途中から一気の3枚代えでパワーを上げて相手ゴールに迫った結果、同点に追いつき、3点目も取れそうな雰囲気までいきましたが、一歩及ばずの引き分けとなりました。アウェイゲームですし、勝点1を持ち帰れることをいまはポジティブに捉えながら、ケガ人や疲労を抱えている選手もいるため、休息をとって、前半戦の最後の試合である次のホームゲームに臨みたいと思います。また交代出場の選手を中心とした反撃するパワーを見られたことを評価し、次の試合に向けての準備を進めていきます。 --ハーフタイムで藤尾 翔太選手に代えて沼田 駿也選手を起用した意図は?3バックの脇を使いたい狙いを持っていた中で、前半はそこを使うのに時間がかかり過ぎてしまい、相手に帰陣されるケースが目についていました。また、オ セフンやミッチェル デュークが中にいるにもかかわらず、なかなかゴール前に良い形でクロスが入らなかった状況を改善しようと、沼田のスピードを生かすことも含めて、後半の開始から沼田を送り出しました(※ミッチェル デュークは後半途中からの出場)。これまでも沼田のところからCKを獲得したり、縦突破が相手の脅威となっていたので起用しました。藤尾と沼田、どちらをスタメンで使うか迷ってもいましたが、前にパワーを持ちたいという狙いと、相手にとってどちらを起用するほうがイヤであるかを考えて、藤尾をスタートから起用する形にしました。 --1ゴールを含むチームの2点に絡んだ相馬 勇紀選手に対する事前の期待はどうだったのでしょうか。さすがだなというパフォーマンスでした。経験値やゴールに向かうどん欲な姿勢、またキックの精度やパワーは日本でもトップクラスだと感じました。攻撃のバリエーションをもたらしましたし、相手がイヤがるプレーを連発してくれました。ケガ明けであるため、どれぐらい起用できるか心配されましたが、途中出場で今日のようなパフォーマンスを発揮してくれました。多少プレータイムを抑えながらプレーしましたが、次のホームゲームでは100%のコンディションで臨んでほしいです。
ファジアーノ岡山
MF 39
佐藤 龍之介
立ち上がりから良い入りをして、自分たちのサッカーをして2-0の良い形で進められたんですけど、最後のほうは相手のクオリティーがあったし、途中から出てきた選手は違いを作ってきたと思っています。そこで2失点してしまって、もちろん勝ちたかったですけど、実力だったというか、結果は力どおりだったと思います。 --先制点をアシストしたシーンを振り返って。木村(太哉)選手がしっかりと粘って高い位置でボールをキープしてくれたので、自分はポケットのところへ進入して、中もしっかりと見れたので良いボールを送れました。 --日本代表に選ばれて、初めての試合でもありました。別に代表に選ばれたからといってうまくなるわけでもないですし、自分の能力が上がるわけではないので、しっかり今日の試合にフォーカスして取り組みました。 --ファン・サポーターの見る目線も変わってくると思います。日本代表に選ばれたことをどう感じていますか?おっしゃられたとおり、周りからの見方が変わると思うので、自分をしっかりと信じて、周りの声を気にし過ぎずにやっていきたいと思います。
MF 50
加藤 聖
--引き分けという結果をどう受け止めていますか?勝点2を失って、本当にもったいなかったなと思います。 --相手は選手交代もあってパワーアップしてきました。町田は(水曜日にルヴァンカップ1stラウンド3回戦・横浜FC戦で)120分やっていたので後半に落ちると思っていたんですけど、逆に僕らが。2点を取っていたのもあったのかもしれないですけど、受け身になってしまった。そういう意識はなかったんですけど、自然と受け身になってしまった。どう戦うのか、中でハッキリさせないといけないなと思いました。2-0が危険ということはよく分かっていたんですけど。3点目を取るチャンスもあったので、そこを仕留められていればと思いますし、2-0のときにどうするかは中で決めないといけない。そこはしっかりと反省していきたい。次に絶対につなげられると思うし、もったいなかったですけど、もう終わったことですし、これをプラスに変えるしかないと思います。