待望の連敗脱出。横浜FC、劇的な白星は波状攻撃を耐えた末に
ヴィッセル神戸
監督
ホームで勝たないといけない試合だったと思うのですけど、最後に自分たちでバランスを崩して、もったいないなという試合です。試合に関してもある程度、主導権をとれていたし、セカンドボールの意識も高く行けていたと思うのですけど、あとはゴールにゴールにというプレーは増やしていかないといけないと思っています。 --59分に3枚代えを行った判断と、武藤 嘉紀選手が約4カ月ぶりに戻ってきましたが、今日のプレーの評価について。3枚代えたというのは、前半にアクシデントがあって交代カードを使ったということで、回数(の制限)もあったので。最後の1枚はアクシデントもあるかもしれないので取っておくということを考えると、あの時間帯で3枚ということになりました。 武藤も久しぶりのゲームではあったんですけど、これからもっともっと試合勘とか、感覚を取り戻してもらって、チームに貢献してくれると思います。 --前節・町田戦の課題だった距離感を含めて、クロスも多く、良い形を多く作っていた。あと一歩足りなかったことは?相手も必死にクロスに対応していた部分もあると思うのですけど、さらに上回るという部分で、受け手と出し手のタイミングだったり、そういうところの迫力というのもまだまだやらないといけないと思っています。
横浜FC
監督
今日も横浜からわれわれを後押ししてくれるサポーターの方々がたくさん来てくれて、一緒に戦ってくれたことに感謝したいと思います。 今日のゲームですが、今日だけじゃなくて、今週のトレーニングの中ですごく選手がピリッとした雰囲気を作ってくれたし、いろんなシチュエーションで最後までやるとか、あきらめない姿勢、メンタルの部分がすごく出ていたので、トレーニングは裏切らないなと。今日、そこのところで最後まで粘り強く、絶対に(失点)ゼロで抑えようとか、最後まで必ずゴールを目指そうという姿勢が出ていたので、その意味で本当によくやってくれたなと思っています。 --ルキアン選手、アダイウトン選手、ジョアン パウロ選手の3人が前線に並んだのは初めて。その起用を含めた今日のゲームプランについて。この間(前節)のレッズ戦もなかなか前に行けなかったし、なんとなく私自身が思ったのは選手がちょっとこう、腰が引けたまではないですけど、何か後ろ過重だなと。彼ら3人はけっこうイケイケで推進力があるので、ブラジル人3人を並べてやるのもちょっとチャレンジしたいというところで起用しました。 --浦和戦は、前半はとにかく失点ゼロという狙いを強調した結果、なかなか前から攻撃に出られなかったと思いますが、今日は選手たちにどう伝えていたのでしょうか。私の中ではゼロと思っていたんですけど、今回はあえて言わず、ゲームの入りのところだけ、しっかり10分間入って、多少ラフで前に入って相手コートでサッカーをして、けっこうつながらなくてストレスがあるかもしれないけど、割り切ってやろうと。不格好でも、前半はそれでいこうとしたら選手たちが忠実にそれをやってくれたので、そういう意味ではゼロというよりも、ゲームの入りをしっかりとアプローチした結果の前半だったと思います。
横浜FC
FW 15
--ゴールシーンを振り返って。櫻川(ソロモン)選手が良い形で抜け出したので、DFの位置からもあそこにボールが来るなと信じて走りました。最後、GKが良い感じで倒れていて、普通に打ったら当たるなと思ったので、バウンドさせて(GKを)越えてくれと。そのまま越えてくれたので良かったです。 --66分に投入されたが、試合をどう見ていた?前半はやっぱり向こうの攻撃から守備の切り替えも早かった。ただ、めちゃくちゃ湿度が高くて、後半はだんだんこっちもそうですけどキツくなって、空いてくるなと思っていたら本当に空いてきたので。そのとおり勝ちに結びつけられて良かったです。 --指示や自身で意識していたことは?指示的にはだんだん間が空いてきていたので、ルーズボールを拾うというのと、後ろから来たボールの中継地点、前にボールを出すことができればと。あとは、最後は仕留めにいくというのは毎回思ってゲームに入っている。今日は結果がついてきて良かったです。 --得点シーンでは、神戸が点を取ろうとする中でリスク管理が甘くなっていると感じていた?そうですね。その前のシーンでも、相手の守備の人数が少ないなと感じていました。(自分は)あまり戻り過ぎずに、こっちは長いボールが多くなっていたので、長いボールが行ったときに反応できる位置にいようと思っていました。なので、最後に追いつけて良かったですね。 --久しぶりの勝利は劇的な形だった。長かったですからね、勝つまで。ただ、今日勝っただけで何も勝ち得ていないし、何も変わっていません。来週に向けて集中するだけですね。
ヴィッセル神戸
MF 6
扇原 貴宏
--試合後は久しぶりにブーイングを浴びた。当然かなと思っています。ホームで、相手は残留争いをしている苦しい状況のチームで、僕たちは優勝争いに向けて引き分けじゃなくて勝たないといけない試合でした。そこで負け試合になってしまったのは、ブーイングは当然ですし、情けないというか、自分たちでバランスを崩してしまった感じはあります。勝てていないとはいえ、勝点1とゼロでもまた違うので、そこは自分たちで崩れて勝ち急いでしまったのかなと思う。 --失点場面ではなんとか点を取らないといけないと前がかりになったところを突かれた。そうですね。あそこまで押し込む形が増えて、チーム全員が勝ちにいこうという気持ちが、もちろんそういう気持ちは大事ですけど、僕も含めて中盤より後ろの選手はリスク管理が大事なので、そのバランスを崩してしまったのはもったいない負けだったと思う。 --序盤から押し込んで連続攻撃をする神戸のサッカーは出せていた。クロスの回数も多かったですけど、あそこまで引いてくる相手にもう一工夫、チームとしても必要だと思います。でも、自分たちがやっていることを信じて、クロスから点も入りそうでしたし、はじかれてもセカンドを拾って2次攻撃するのも自分たちの形。それは出せてはいましたけど、精度だったり、そこが今日は足りなかった感じですね。 --武藤 嘉紀選手が復帰したことはポジティブなこと。(佐々木)大樹がケガしてしまったのはすごく残念ですけど、よっち(武藤)、サコくん(大迫 勇也)、ジェアン(パトリッキ)を含めてケガ人が戻ってきたので、これからの連戦、そういう選手を含めて、大事な試合ばかりなので、チームの総力戦で勝ちたいです。
FW 9
宮代 大聖
--悔しい敗戦となったが、試合を振り返って。やっぱり先制点を取れない時間が続くと、ああやって自分たちの形を崩して失点してしまうというのは、去年、今年と負けた試合は多いと思う。何かを変えないといけないと思っています。 --佐々木 大樹選手のアクシデントがあり、久しぶりに1トップを務めたが?特に違和感なくやれました。ただ、やっぱり先制点を取れるかが本当に大事だったのかなと思います。 --手ごたえとしては、決定機を作れている感覚だったのか、相手の人数が多いなという感じだったのか。ゴール前に入っていく部分は前回の試合(前節・町田戦)よりは多くできたのかなと思いますけど、点という結果を考えれば1点も取れていないので、何かを変えないといけないと思います。 --「何かを変えないといけない」というのは1人ではなくグループでの取り組みだと思うが、どんなことが可能性として考えられる?しっかり振り返るだけだと思いますし、何が足りないのかをチームでもう1回整理しないといけないかなと。この2連敗をどうつなげていくかが大事だと思います。 --上位争いの混戦は続いている。去年も結局、最後の最後で1位になりましたし、自分たちは自分たちに集中して、という戦い方を変わらずやり続けた結果、優勝できたと思う。まだ10数試合ありますし、一喜一憂せずに次につなげていきたいと思います。