2025/11/30 (日) 14:03 KO
第37節
川崎フロンターレ
川崎F
1
-2
サンフレッチェ広島
広島
入場者数: 23,173人
天候: 晴|気温: 16.2℃|湿度: 54%
ミッドウィークの疲れも何のその。堅さを崩さなかった広島が勝点3獲得
川崎フロンターレ
監督
前半は、特に先制点を取るまでは相手に攻撃もされましたが、自分たちのバランスも意識して、長所も生かしてというところで言うと、良い流れ、良い試合の入り方だったと思います。これまでも開始から半面ゲームになっているという意味での良いゲームもありましたけど、今日は守備のところでやらせない、集中力高く守れていたと思いますし、得点も取れました。ただ、選手と共有していた試合の流れ、時間帯が非常に大事になるからという中で前半の最後ですね。VARチェックがあったからこそのアディショナルタイムの長さだと思いますけど、そこで集中が少し切れていたし、前半の終盤に失点してしまったところを含めて、時間帯のところ、またクロスから失点してしまった課題のところ、両方課題だと思いますが、それが重なってしまった。また、後半も同じように立ち上がりの課題と向き合うことになった、立ち上がりの失点。これまでも繰り返ししていますし、今日も繰り返してしまいました。残念というか、なかなか改善できない状況でここまで来てしまったなと。得点は取れるという長所は生かしつつ、1点では勝てない状況になったなと。今季を振り返ると、こうやって負けたり、引き分けたりする試合があったので、象徴するようなゲームになってしまったなと、残念な気持ちです。 その残念な気持ちが、先ほどセレモニーがありましたけど、引退する2人、チームを離れる2人、特に引退を覚悟した2人には試合に勝って良い状態で送り出してあげたかったので、悔しいですね。私はプレーはできませんけど、そうやって送り出すことができませんでした。ただ、それでも彼らは愛されているので、良いセレモニーだったと思います。 --引退する車屋 紳太郎選手とチームを離れるジェジエウ選手を先発で起用しましたが、プレーぶりはどういうふうに映りましたか?期待どおりの長所を発揮していました。車屋に関しては「なぜ引退するのか?」と思うくらい、非常に良いプレーを続けていたと思います。最後は左SBにポジションを移して、攻撃のところでチャンスを作っていました。皆さんが「まだできるのに。惜しい」と思うのと同じように私も思っています。非常に良かったと思います。ジェジエウに関しては、ヘディングの強さが長所だと思いますけど、そこを存分に発揮していたと思います。前半の途中には味方と競りにいっていると感じるくらいの状況だったと思います。そのくらい、本人も気持ちが入っているし、良いプレーも連続していました。今季、ケガがあり、ずっと出続けることができない状況で、その影響が少し出てしまったところもあったかと思いますけど、それでも良いプレーが多かったと思います。評価に値するし、失点を抑えられなかっただけでなく、点数を取れなかった。もっとフロンターレらしく攻撃のところで違いを見せられれば、2人の評価が良い評価のまま終われる今日だったし、まだもう1試合ありますけど、紳太郎に関しては現役生活だったと思います。 --GKを2人ベンチに入れた理由と交代策の思いを聞かせてください。今週の頭にも記者の皆さんに質問を頂いた中で、試合のメンバーは勝つためのメンバー、その可能性を高める選手を私は選びます。今日もそうです。それはプレーもそうですし、メンタル的に選手同士に良い影響、また、スタジアムへの影響。(チョン)ソンリョンが出たら沸きましたね。“もしかしたら”という空気になったと思います。そういうことも含めて、練習中やクラブハウスを離れてからのコンディション不良やケガを含めて、総合的にいろいろなことからスタメンもベンチも考えています。いろいろな方のアドバイスを含めて、自分の中では一番良い選択をしたといつも思っています。ただ、結果を出せなかっただけで、出た選手も、ベンチを温めるだけになった選手も、途中出場の選手も、途中交代の選手もよくやってくれました。
サンフレッチェ広島
--決勝点のシーンを振り返ってください。ゴールは見えていなかったですけど、相手も来ていたのでちょっと1つ手前のタイミングというか、タイミングをズラした形で打ちました。パスが来ることは分かっていましたけど、あとはオフサイドの駆け引きのところですね。自分では我慢していましたけど、正直、微妙かなと。ここ数試合はゴールがオフサイドになっているのでちょっと喜ばないように我慢しました。だから、オフサイドにならなかったです(笑)。良かったです。 --VARでゴールが取り消されるなど、いろいろとありましたが、全体的には広島のゲームだったと感じます。おっしゃるとおりですね。前線からのプレスを含めて、何回か外されたシーンはありましたけど、ほとんど自分たちが主導権を握ったゲームだったと思います。1個、アクシデントがあれば、先制点のところ。失点はちょっとアンラッキーかなと思いましたけど、それでもよく崩れずに立て直したと思います。 --退任が発表されたミヒャエル スキッベ監督との思い出を教えてください。1年間、たくさん試合に使っていただいたシーズンなので、ここまで成長できたと思っています。やっぱり感謝しかないので、今日みたいに結果を出して、次も使って良かったと思えるプレーをできればと思っています。
サンフレッチェ広島
監督
ここで見せたウチのチームのパフォーマンスに対しては非常に満足しています。最初から最後まで良い試合ができました。この4年間で目指してきたものが、すべて良い形で出たゲームだと思っています。前からプレスに行ってボールを奪う、そして早くボールを動かす、相手のボックス内にできるだけ早く入る。そのすべてができたと思っています。 今日、ここに来てくれたサポーターにも感謝しています。今までもアウェイにもたくさんのファンが来てくれて、いつもホームのようにサポートしてくれていました。それから、この4年間、アウェイの地で受けてきたスタジアムの雰囲気にも非常に感謝しています。アウェイでありながらもしっかりとリスペクトを持った応援があり、ウチの良いプレーには喜んでもらえたと感じています。そういうフェアな雰囲気にはすごく感謝しています。 --Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで川崎Fに勝つことは就任4年間で初めてとなり、広島としても2018年J1第5節以来の勝利となりました。ネガティブなものを払しょくできたことはうれしく思っています。ただ、ここまで来てしまった理由には川崎Fの実力があったと思っています。彼らが持っているものがわれわれをなかなか勝たせてくれなかったです。そういうことです。 --試合前から試合後まで大きな“スキッベコール”が鳴り響いていました。本当に今日、彼らが作ってくれた雰囲気には非常に感謝していますし、うれしく思っています。ただ、それは今日だけの話ではなく、ここ4年間ずっとそうだったと思っています。彼らに対して自分たちができることと言えば、自分たちらしい良いサッカーをする、勇敢なサッカーをするということが重要だったと思います。その彼らの応援に応えようといつもやってきたつもりでもいます。
川崎フロンターレ
GK 1
チョン ソンリョン
常に試合に出る準備はしていますけど、最後に少しでもこの等々力でファンの方たちと一緒に時間をともにできたことは良かったと思います。試合には負けてしまいましたけど、試合前から、退団選手や引退する選手のために頑張ろうという気持ちでみんなが頑張っていたと思います。 --このUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuでの思い出はどんなものですか?川崎Fに来る前はKリーグの選手として、ここで川崎Fと試合をしましたけど、そこから2016年に加入して、そのときから最高のグラウンド、最高のサポーターと一緒にここで戦えたことはうれしかったですね。まだ優勝したことのないチームでしたけど、加入した次の年にホームで優勝を決める試合をできたことは、すごく印象に残っています。 --ベンチで声がかかったときはどんな思いでしたか?GKが途中で代わるということは、ケガ以外でほとんどないので、安藤(駿介)選手も今季までで、彼も出る準備はしていたと思いますし、僕も準備はしていましたけど、安藤と一緒に出る気持ちでピッチに入りました。 --セレモニーでの日本語のスピーチが素晴らしかったです。日本語で届けることで、少しでも僕の真心というものをみんなに聞いてほしかったので。全然足りなかったと思いますけど、その思いを汲んでくれたらと思います。
DF 4
ジェジエウ
感情深い1日、試合になったと思っています。本当であれば試合に勝ち切って終わりたかったです。ただ、全員が1分1秒まであきらめずに戦った試合でもあったと思っています。 --セレモニーもありましたが、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuでの最後のゲームを終え、どんな思いですか?感情が込み上げてきたシーンでした。サポーターの皆さんたちが、今日を含めていろいろなことを自分に与えてくれたので、ここで過ごした時間を自分の心に刻んで一生のものにしていきたいと思いますし、フロンターレのユニフォームを着てプレーできたことには、心からの感謝と喜びを感じています。 --今度は相手選手として等々力に戻ってくる可能性はありますか?日本という国がすごく好きですし、日本で続けていきたいと考えています。形は違えど、また等々力に戻ってきたいと思いますし、等々力でプレーしたいと思っています。そこはプロとして自分のやるべきことをしっかりとやって、また皆さんに自分の元気な姿を見せられればと思います。
DF 7
車屋 紳太郎
いまでも信じられないというか、また1週間後にここに来そうな気持ちではいますけど、「今日で最後なんだな」という不思議な気持ちです。 --試合を振り返るとどんな感想ですか?質で負けていたと思います。なかなか自分たちはボールを保持できなかったですし、カウンターで何度かチャンスがありましたけど、相手DFの強さに阻まれるシーンが何度もあったので。特に前半の最後に、苦しい試合でしたけど、あそこで失点してしまったことで流れが変わってしまったと思います。 --CBで先発し、途中から左SBに移るというキャリアを象徴するようなゲームだったと思います。最近は減りましたけど、前はよくあったので、懐かしさを感じながらプレーしていました。両方でプレーできて良かったと思いますね。 --試合終了の瞬間はどんな思いになりましたか?本当に信じられないというか、まだまだ試合が続きそうな感じもありましたけど、まだ実感できていないのが率直な気持ちですね。 --ここUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuはどんな場所でしょうか?ここに来ると本当に気が引き締まるというか、本当に戦いの場だったので、楽しんでプレーすることはなく、いろいろなプレッシャーや不安がありましたけど、ここに来ればサポーターがいつも後押しをしてくれて、その姿を見ると気持ちが昂り、なぜか不安やプレッシャーを払しょくしてくれていたので、本当に僕からしたら戦場、戦いの場ですね。