2026/5/2 (土) 16:00 KO
地域リーグラウンド EAST 第14節
入場者数: 41,561人
天候: 晴れ|気温: 24.6℃|湿度: 27%
根本のヘッドと小森の一振り。浦和が今季初の連勝をマーク
浦和レッズ
監督
前半から狙ったとおりのビルドアップはできていましたけど、結果的にはセットプレーからゴールできて、チームとしては安定して前半を終えることができました。 後半、千葉さんにすごく押し込まれる場面もありましたけど、その時間帯から交代選手、チェンジャーの選手がもう1回プレスを掛けてくれて、追加のゴールも決めてくれて、チームとしては良い終わり方をしたかなという印象です。 --中2日の試合だったからか、キャプテンの渡邊 凌磨選手が初めてメンバーから外れたり、安部 裕葵選手が初めてのスタメンなど入れ替えてきた。メンバー選考はどのように行ったか。メンバーを決めた要因はたくさんあります。もちろん日程のこともありますし、ポジションや交代のタイミングなどを含めてです。中2日のゲームで前の1日にしかトレーニングができていませんでしたが、普段の日常のトレーニングを見てきた中、僕がこの4カ月見てきた中の今日のスタメンでした。 --次も中3日の連戦となるが、メンバーを決めていくにあたって大切にしていること、選手に「こういうふうにやってくれないとメンバーには入れられない」などと伝えていることなどは?プレー面では、ストロング。これは普通のことですけど、プラス足を止めないことは最初のミーティングで伝えています。具体的に言えば、ボールを奪われたときだったり、しっかりチームのために走れるという基本のところです。先ほども言いましたけど、やっぱり日常のところ。試合は非日常だと思っていて、日常がすべて非日常に表れていると思っているので、そこでしっかりアピールした選手をメンバーに入れたいと思っています。 --安部選手は長い間苦労してきていたが、今日の先発を決断した要因は?裕葵はアイディアのある選手だと思っているので、そういうプレーヤーを11人の中に1人は常に置いておきたいというのはあります。なので、裕葵には「ゴール前だったりビルドアップのところでアイディアを出してくれ」と伝えながら、今日も惜しいチャンスもたくさん作ってくれましたし、守備のタスクも遂行してくれたと思っています。
ジェフユナイテッド千葉
監督
前半の入りのところからですけど、一方的に流れを持っていかれたなというところだったと思います。ゲーム前からここのスタジアムの雰囲気は独特なものがあるという話であったり、最低限しっかりと闘うという部分を表現しないとゲームにならないという部分を共有して準備してきたつもりですけれども、自分自身がそれをしっかりと選手に対して落とし込めていないというような前半になったと思います。それがすべてだったと思っています。 --ボールを持ったときのサイドハーフの使い方についてお聞きしたいんですけれども、千葉はJ2時代からボールを持ったときにサイドハーフが前線に張るような形でフォーメーションを組みますが、J2時代は前線に張り続けても通用したというところがあったと思います。ただ、J1で相手のレベルが上がり、さらに2周目で対策されるというところで、今まで強みだった部分が徐々に出せていないんじゃないかというところが今日の試合でも見受けられました。あらためて、そこはやり続ける部分なのか、それとも監督として修正するべき部分なのでしょうか?今日のゲームだったらほぼほぼそうだったかなとは思いますけど、後半は多少、というようなところですかね。その中で、言い方は難しいですけど、自分たちのスタイルがあって、その中でずっと張り続けていろというわけではなくて、そこには選手の特徴もありますし、それだから通用しないというふうに考えるのは危険だなと思っています。それになってしまうと、「今まで自分たちは何を積み上げてきたの?」というようなことになってしまうので。そこがまずはベースとしてある中で、多少のオプションや変化は作っていかなければいけないものだとは思いますけど、もちろんそれを可能にするとなると、もちろん得意じゃない選手もいますから、そういうようなトレーニングであったり、となると、今度は自分たちがもともとやれていた部分がやれなくなるというような流れになります。組織はそういうものだと僕自身は思っているので、どこに信念を持って、どのようにトレーニングして、どのように次の試合に向かっていくかということの連続だけだと思うので。もちろんそこはJ2時代からいろいろ自分の頭の中にはありますし、バランスをとりながらかもしれないですけど、今までと同じことをやり続けます。 --今日は姫野 誠選手が前半のビルドアップのときに少し下がって受ける場面もあったと感じましたが、下がって受けることは監督としては許容しているのですか?全然。サッカーをやっているので、やっちゃいけないことはウチのチームにはないですね、基本的には。 --前半が一方的にやられ過ぎたというところで、後半に向けて3枚交代して少しずつ自分たちの良さも出せるようになったと思いますが、修正したポイントや3枚代えの意図を教えてください。シンプルに強度ですね。そこを出せるメンバーを入れたというような部分だと思います。前半の戦いの肝となる部分では、セカンドボールの回収だったり、そもそもの、というところはあるのですけれども、やっぱり闘えて、何回もハードワークができる選手がいないと、そもそも自分たちのスタイルとしては成り立たないというようなところは、このレベルになって、今日のゲームでより明確になってきているとは思います。
連勝できたことはすごく良かったです。 --自身のゴールは2試合とも、ペナルティーエリアの外から左足という形だった。前節のフロンターレ戦と似たようなシチュエーションだったので、思い切りよく振った結果がゴールにつながって良かったです。 --2試合とも1点リードしていて相手のペースになりかけているようなタイミングで入ったが、どういうことを心がけていたか。監督からもサブじゃなくて、何だっけな……。 --ゲームチェンジャー?「チェンジャー」という言葉をいただいていたので、自分が変えてやるという強い思いでピッチに入りました。 --2トップというよりはシャドーっぽい感じで、ボールを1回受けるのを心がけていように見えたが。そうですね、そこも監督から求められていることなので。それもうまくやりながら、ゴール前に入っていこうとは思っていました。 --これで連勝となったが、ロッカールームでチームが良い方向に進んでいるような雰囲気はあるか。達也さん(田中 達也監督)のやりたいサッカーだったり、チームの良いところがこの2試合出たんじゃないかなと思います。 --古巣の千葉戦だったが。本当に楽しみにしていた一戦ですし、自分を育ててくれたクラブなので、感謝の気持ちを持ってプレーしましたし、いろんな思いがあった試合でした。試合前は(ゴールを)決めても喜ばないつもりだったんですけど、決めた瞬間、ほんと頭が真っ白になっちゃって体が勝手に動いちゃって、やっちゃったなという申し訳ない気持ちでいます。 --ウォーミングアップの開始前、メインスタンドに挨拶する際に千葉側にも少しお辞儀をしていたように見えたが、意識してやったのか。そうですね、一礼しました。
ジェフユナイテッド千葉
--しばらく黒髪でしたが、金髪に戻りましたね。特に意識はないですけど、親とかにも「分かりづらい」と言われたので(笑)。 --復帰から2試合連続出場。今日は後半頭からでプレータイムも長かったですが、試合を振り返ってどうでしたか?(ケガをして以降)45分やったことがなくて、正直どうなるか分からなかったですけど、意外と体も動きましたし、ここまで戻ってきたんだなという感覚です。 --試合全体としては難しい状況が続きました。前半はベンチで見ていても本当に難しいというか、自分たちのペースで全然進められていなかったので、自分の中で早い時間帯で出場はあるかなと思って準備していました。まずは自分の持ち味を前面に出すことを意識して入って、体力面もキツい時間帯はありましたが、それを乗り越えられましたし、自分の良さをいくつか出せたので、個人としては良かったと思います。 --ひざの大ケガで約10カ月も公式戦から離れていて、復帰して2試合ともキレのあるプレーが出せていますね。それはもうメディカルスタッフや支えてくれている皆さんのおかげです。 --浦和学院高出身として埼玉スタジアム2002でプレーした感想はどうですか?ピッチに立って見る景色は初めてだったので、意外と観客席から見るのとはイメージが違ったというか、もっと広く見えるのかと思いましたが、意外とコンパクトで、観客がたくさんいたからということもあるかもしれません。でも、良かったですね。寮も近いので、応援も聞こえてくるくらいでしたし、試合も観に行っていたので、そこに選手として立てているのは不思議な感覚でした。
浦和レッズ
MF 7
安部 裕葵
--浦和での初先発となった。点を取りたかったですね。でもなんか、(前半の)45分やって思ったのは、この数年間練習をずっとやってきたので、試合とはやっぱり違う。それはすごく感じましたね。試合と練習だとプレー選択が違うし、余裕を持ってプレーはできたので。むしろもっとリスクの負い方が、練習中はリスクを負ったプレーはあまりしないですし、ケガをしないようにとかもありました。成功確率50%でも突っかけていくみたいな、そういうタイミングはやっぱり理解していかないといけない。もともと知っているのでやっていればすぐ分かるんですけど。練習中や紅白戦だと、自分のチームが5分くらいボール持ったろうかなくらいでやっちゃうので、成功確率が低くても突っ掛けにいったり、パスを出しにいくとか、そういう事故を起こさないといけないので。そのくらいかな。体的には大丈夫でした。 --前線が流動的に動いていく中で、どう崩そうとしていたか。まず、ゾーン1と2は別に崩さなくていいと思うのですよ。相手が「うわっ取れねえな」で取りにこない。前半は特にそうでした。僕も前半で「相手もう来ないな」と思ったので、もう1個前のポジションでプレーしようとシャドーに入りました。前半はタクさん(金子 拓郎)と(石原)広教の間に入って、相手のボランチとウインガーを引っ張って前進しようと思っていました。でも相手も後半は3枚代えてきて、バーッとプレスを掛けてきた。あそこでチームとしても僕としても気づけなかった。もう1回ポケットを取り直して、広教とタクさんの間に入って、相手がプレスに行けないという環境を作るべきだったと思います。ほかにも(解決策は)あると思いますけど、僕はそう思いました。後半は押し込まれていて、僕は10分くらいしか出ていなかったけど、10分で気づけなかったですね。「どうやって受けたらいいんだろう」とか、「なんかみんなミス増えてんな」とか、「相手がエネルギッシュに来ているな」で頭を止めてしまった。やっぱり、そこで気づいたやつが「もう1回ポケット取り直そうよ」ってやっていたらもう少し余裕を持っていけたのかなと思います。 --前半は両サイドハーフがかなり大外に張っていたが、そこのところか。そこのところですよね。あれで相手は来れないんで。ライン際に3枚立つと、相手はウイングとSBしかいないんで、ボランチが流れるしかない。そうなったら相手のFWがボランチをケアしないといけないから、ミヤ(宮本 優太)とか根本(健太)にプレスを掛けられない。それが理想やった。後半の最初10分、15分でもう1回やるべきだったと思います。 でも前半のままのイメージだったから、「裕葵もう1個前に行っていいんじゃないか」で俺自身も「もう1個前でいいや」と思っていた。後半もいったん相手の様子を見て、やっぱりもう1回ポケットを取って、相手の心を折ってから俺がもう1個高いポジションを取る。それだったかな。 --そういう感覚は先発で出場していないとなかなか味わえないような感覚なのでは?俺は交代してロッカーでアイシングしているときに携帯でDAZNを見ていて、上から(俯瞰で)見れるんですぐ分かったんですよ。それをピッチレベルでも感じないといけないというか、感じれるはずなんですけど、この7年間くらい考える習慣がなかったので。途中出場だと考えることが全然違うので、ゲームコントロールするとなったら、そういう能力が必要。 チームとしても、僕だけで「こうやったほうが良い」と言って、みんなが「違う」と言ったら違う戦術になるので、11人のうちの過半数が理解できるようになれば、もっと良い試合運びができる。90分通して圧倒できると思うので。でも、今日はそれがすごく分かりやすく見えたんじゃないですか。 --ピッチ上で感じるところも、いわゆる試合勘になるのか。そうですね、やっぱり試合に出ないと無理ですね。練習中に感じることはないので。 --ひさびさの先発出場だったので、リバウンドを心配してしまうが。僕は当日には来ないタイプなんで、明日に分かります。 --スタメンだと告げられたときの気持ちは?いや、別に特に何も思わなかったです。頭の準備をもうちょいできたらなと。でも、ウガさん(宇賀神 友弥)とかいろんな人が「いつもどおりでいいんだぞ、はしゃぐな。ケガしないことが一番だから」と言ってくれて。もちろん勝たないとなと思っていたので、勝てて良かったですね。根本と(小森)飛絢がああやって決めてくれたので。