ゴールデンウィークの最中、5月6日の開催となる明治安田J1百年構想WESTグループ地域リーグラウンド第15節。長崎と岡山の対戦を目当てに、数多くのファン・サポーターが長崎の地を訪れるはずだ。5連戦の4戦目であり選手たちの疲労は少なからず蓄積しているに違いないが、だからこそファン・サポーターの声援で選手の背中を押したい。
長崎はこれまでは中3日での試合だったが、前節・名古屋戦から今節に向けては中2日とより厳しいスケジュールとなる。高木 琢也監督は、中3日と中2日では大きな差があると語る。
「中3日の場合は比較的リカバリーが可能だと思うのですけど、中2日になるとちょっと厳しくなるので、(出場)時間の調整というのは少し必要になってくるんだろうなとは思う」 そして次のコメントにあるように、選手起用の面でもなんらかの変化はありそうだ。
「いま一番良い選手を使うということが優先だと思います。その中で時間が決まっていく」(高木 琢也監督) 前節は
長谷川 元希のパスを受けた
チアゴ サンタナのゴールで先制しながら逆転を許した。終盤の猛攻も実らず1-2というスコアで敗れており、余計になんらかの変化が必要だ。ただし、前線は
ノーマン キャンベルや
マテウス ジェズス、
岩崎 悠人、
笠柳 翼などスタメン出場を続ける選手以外にもある程度の選択肢があるが、CB陣には負傷者が続出しており、選択肢は限られる。前節は
照山 颯人が復帰した一方で
新井 一耀が負傷交代を強いられており、どのような構成になるのか注目したい。
対する岡山は、第12節で福岡に2-0の勝利を収め、前々節は名古屋にPK戦で勝利。前節・広島戦は1-0で勝利し、3連勝と勢いに乗る。
広島戦では名古屋戦からスタメン7人を変更し、運動量と強度を維持することで前半から多くのチャンスを作り出した。後半には途中出場の
一美 和成のポストプレーを起点に
レオ ガウショが加入後初ゴールを奪取。
ルカオ、
ウェリック ポポを含め多くのタレントが前線のポジションを争う構図となっている。また多くのポジションで出場時間を限定しながら勝点3を得たことで、心身両面で今節に向けてコンディションを整えられているはずだ。
長崎が中2日なのに対し、中3日で今節を迎える点もポジティブな要素だろう。ただし、長崎の地で2試合続けて戦うホームチームと比べ、岡山から長崎への移動を含むことも考慮しなければならない。
過密日程によって出場を続ける選手の疲労は避けられない中で、勝利するためには心身両面のタフさが必要になる。多少なりともメンバーの入れ替えが予想されホームで戦える長崎か、前節ある程度主力を休ませられた岡山か。[3-4-2-1]のシステム同士でミラーゲームとなることが予想される中、試合の入りからよりパワーを出し、前への圧力を出せたチームが勝利の可能性を高められそうだ。
[ 文:椎葉 洋平 ]