前節、群馬との“北関東ダービー”に挑んだ水戸は、序盤から両サイドを効果的に使って攻め込み、CKから先制点を奪った。後半になっても勢いを落とすことなく攻め続け、71分と85分に追加点を挙げて勝負を決めた。
88分に失点を許したものの、終始ゲームを支配する充実した内容での勝利であった。ただ、秋葉 忠宏監督は「4月の頃と比べて、コンディションは6割ぐらい」と語り、「これからもっと良くなる」と自信をのぞかせる。若い選手も多く、伸びシロは十分。今節、前節以上のアグレッシブなサッカーで千葉に襲いかかる。
アウェイの千葉は前節、大宮と対戦。両チームとも慎重なゲーム運びを見せた中、セットプレーからゴールを許し、0-1の敗戦を喫してしまった。ただ、今季のチームが目指す守備を基調としたサッカーを発揮することはできていた。今節も安定した守備で水戸の攻撃を封じ込めたい。あとは攻撃陣の奮起を期待したいところ。エースのクレーベをはじめ、「能力の高い選手がそろっている」(前嶋 洋太)だけに、彼らがいかに能力を発揮できるかがカギを握りそうだ。
水戸としては、千葉の堅守を打ち破れるかが勝利のポイントとなるだろう。「無観客だろうと、ホームでは必ず勝点を取る。そんな良いスパイラルを作りたい」と秋葉監督は力を込める。2連勝を飾り、リスタートダッシュをかけることができるか。
[ 文:佐藤 拓也 ]