福岡は前節で勝点1を手にしたものの、前半の立ち上がりの出来がいまひとつだった。「もっと前に行く攻撃をしたかった」と言う長谷部 茂利監督の言葉は、前線からのプレスで良い形でボールを奪って素早い攻撃につなげるという自分たちのスタイルを出せなかった反省でもあるが、今節では序盤から攻守でアグレッシブに出ていけるかが第一のポイントになりそう。そうして、ボールを握る時間の長さではなく、狙いどおりの試合運びをするという意味での主導権を握ることができれば、ホーム開幕戦を勝利につなげられるのではないか。
一方の長崎は2連勝中という精神的アドバンテージや、ここ2試合で見せた好材料を継続して発揮できるかが、今節の勝利はもちろん、再開序盤の勢いを作り出すという意味においても重要。特に、福岡の長谷部監督が「積極的にボールを奪いにくる守備が去年の長崎とは異なる」と言うアグレッシブな守備を今節も実践できるかと、前節で追加点を生み出したビクトル イバルボとルアンという強力外国籍コンビを先発で起用するのか、それとも前節と同様に交代の切り札としてベンチスタートとするのか、そのあたりの手倉森 誠監督の采配にも注目したい。
[ 文:島田 徹 ]


