磐田は前節、守備を固めた京都を崩し切れず、ボールを保持しながらも一瞬のスキから2失点。まさにJ2で起こり得る典型的な完敗にこのリーグの難しさを思い知らされた。「チームとして引いた相手からどうやってゴールを奪っていくかは考えていかなければいけない」(小川 航基)と、長いシーズンを戦う上でも乗り越えなければならない攻撃面での課題に直面しているが、チームとしていかに得点につなげていくかは勝利へのポイント。不完全燃焼に終わった小川 航基、ルキアンらFW陣の活躍が欠かせないだろう。
対する岡山の前節は、山口に2点をリードされる劣勢から引き分けまで持ち込む意地を見せた。開幕から2試合連続得点と波に乗るイ ヨンジェは攻撃の主軸として君臨し、高さと強さを兼ね備えたストライカーがチームのストロングポイントでもある。また今節は古巣対決となる上田 康太も存在感抜群で、精度の高い左足から放たれるプレースキックは、勝敗を分けるポイントになり得る。
リーグ戦では過去四度の対戦がある両チーム。磐田が1勝3分と負け知らずだが、ヤマハスタジアム(磐田)では2分で、どちらが勝てていない流れに終止符を打つのか注目だ。
また今節もリモートマッチとなるが、ヤマハでは6月13日に磐田と沼津のトレーニングマッチで実証実験を行ったリモート応援システムが導入される。スタジアムに訪れることができないサポーターの後押しをスピーカー越しに感じられるリモートマッチは必見だ。
[ 文:森 亮太 ]
