ホームとなる長崎は開幕6試合を終えて5勝1分、リーグ唯一の無敗をキープし、首位を快走している。今季初の連戦となった明治安田J2第4節からの3連戦では勝点7を獲得。アウェイ2連戦を含みながら2勝1分という好成績を収めている。特筆すべきはチームとしての総合力の高さだろう。手倉森 誠監督は3連戦を前に先発メンバーの編成をプランニング。多くの選手を入れ替えながら起用し、結果を収めている。「今年のチームは誰が出ても結果を残せるというのがこの3連戦で示せた」と亀川 諒史が胸を張るように、選手たちも自信をつかんでいる。途中出場の選手の活躍が目立つのも今季の長崎の強みとなっている。
一方の京都も好調だ。開幕戦こそ敗れたが、リーグ戦再開後は3勝2分。前節までの3連戦を長崎同様に2勝1分で乗り切り、順位を上げている。特に今季から新たにホームスタジアムとなったサンガスタジアム by KYOCERAでは初の公式戦以来、3連勝中と好調を維持している。ただ、裏を返せば、今季、アウェイではまだ勝利がない。2分1敗となっているアウェイ戦で勝利し、今季初の連勝を達成したいところだ。
このカードで注目すべきは、両チームともにJ2においては規格外の外国籍FWを有している点だろう。長崎には抜群のキープ力を生かしたアシストから数々のゴールを呼び込んでいるビクトル イバルボ。京都にはリーグトップの5得点を挙げ、攻撃をけん引するピーター ウタカがいる。両選手のプレーは勝利へのカギを握るだろう。
まだ序盤戦とはいえ、2位との差を広げた長崎が下との差をさらに広げるのか。京都が待ったをかけるのか。
[ 文:杉山 文宣 ]