ホームの水戸は前節、敵地で新潟と対戦。71分に本間 至恩の強烈なミドルシュートが決勝点となり、0-1の敗戦を喫したものの、90分通して互角の戦いを展開。新潟のロングボール攻撃に苦しみながらもハイラインを維持し、攻撃的なサッカーを崩さずに戦い抜いた。ゴールをこじ開けることはできなかったが、「最後まで勝負にこだわって、前を向いてゴールに迫ってくれた」と秋葉 忠宏監督は選手たちの奮闘を称えた。決して悲観すべき内容ではなかったことは間違いない。
ただ、無得点で終えたのも事実。「最後のフィニッシュの精度や丁寧さが欲しかった」と秋葉監督が言うように、アタッキングエリアでのプレー精度に課題を残した。今節の対戦相手である甲府は堅固な守備を武器とするチーム。得点を奪うことは簡単ではない。だからこそ、アタッキングエリアでのプレーの質に今まで以上にこだわらなければならない。
アウェイの甲府は2連勝中。今節3連勝を挙げて、一気に波に乗りたいところだろう。前々節・大宮戦、前節・千葉戦ともに[5-4-1]のブロックを組んで、相手の攻撃をしのぎながらリズムを作り出し、数少ないチャンスをモノにして勝利を手にした。
今節も組織的な守備でゴールを死守しながら、相手のスキを突いてゴールを奪う戦いをしてくることだろう。水戸のアグレッシブさと甲府の手堅さ。どちらのスタイルが相手を上回るか。
[ 文:佐藤 拓也 ]